あんまりだよ…あわれな野菜達

この前いつだったか…日本のニュースで、今年は豊作過ぎて
価格が下がりすぎてしまうから…という理由で
立派に育ったダイコンを出荷せず、トラクターでつぶして
廃棄処分にしてしまっている、というのを見た。

そして、今日、インターネットのニュースでもやっていて
関連記事には他にもピーマンや白菜がとれすぎで
処分の憂き目に…ということらしい。

そんなニュースを見ていると、日本ってなんて
実り豊かな国なんだろうって思う。
だけど、同時になんて無駄の多い国なんだろう、とも思う。

最近騒がれているマグロの件だって、
日本が取り過ぎで、マグロが激減しているからって事らしいけど、
きっと余っている所には有り余っていて処分されているんだろう。

それにしても勿体ない。
あんなに新鮮でおいしそうな日本の野菜が、
出荷もされず土に還されて行くなんて…。

限られた種類の、しなびて半ば腐ったような輸入ものか
ひねこびたローカル野菜しか手に入らないサイパンにいると
とてもとても心が痛む。

「日本からたったの3時間半」
そんなに近いのなら。
捨てるくらいなら。

サイパンに送ってくれないかなぁ。
タダでとは言わないから。
きっと感動する程美味しいと思うんだけどなぁ。
農協さん、これ読んでないかなぁ…。

そんな事を考えてしまった、木曜日の昼下がりでありました。

ローカルの結婚式

さかさんのブログにもありましたが、
土曜日に会社で一緒に働いているローカル君の結婚式に呼ばれ、
教会の式に行って来ました。

まぁ、到着までに道に迷い、すったもんだあったんですが…（笑）。

そもそも、このローカル君、カロリニアンなんですが、
とにかく無口な奴なんです。
だからかれこれ、3年くらい一緒に働いてるけど
ほとんど話らしき話をしたことがない…ってな感じだったんですね。

見てくれはなつかしのブッチャーみたいで
コワモテ君なんですが（最初の頃はホントに怖かった）、
ニコーっと笑うと結構かわいかったりするんです。
ようやく最近になってにっこり笑うようになってくれましたが。

そんな彼がある日突然、結婚式の招待状を会社の人に配ったから
（彼以外はみーんな日本人）あら、びっくり。
しかし、こんな彼が招待してくれたのだから、
ぜひぜひ顔だけは出しに行きましょうということになったのです。
さらに奥さんになる人はいつも行くガソリンスタンドのキャッシャー…。

残念ながら時間の都合で夕方から彼の実家で始まるレセプションには
参加出来なかったのですが、
教会式の半分くらいに参列しました。

こう見えても（どう見えんだ？？）わたくし、
キリスト教の女子校出身。（オホホホホ）
しかし、私の出身校はプロテスタント、この日の式は
サイパンの教会式がほとんどそうであるようにカトリック。
同じキリスト教とはいえ全然違う感じです。

おまけに牧師さんはフィリピン人でフィリピンなまりの英語、
さらに音響の悪いマイクで声が割れてしまい
何を言っているのかあまり良くはわかりませんでしたが…

普段はユニフォームのポロシャツやTシャツに短パン、
ビーサンの同僚君も、ばっちりタキシードで決め込んで、
いやー、これを見るだけでも来た甲斐があった！
どっかのラップミュージシャンのセキュリティガードみたい…
なんて失礼なこと言っている人もいましたけど。（笑）

ともあれ、式の後で挨拶をしたら、普段無口な彼が
とても、とても嬉しそうにしていて、
「よかったら後のレセプションにも来て」って言ってくれたのが
印象的でした。

今日になって夜のレセプションのみ出席した
会社の人に聞いた所、それはそれは、素敵なレセプションだったそうで、
ブタの丸焼き大盤振る舞いあり、カロリニアンダンスあり…と
下手なディナーショーよりよっぽどよかったなんて声も。
ホントによかったね、末永くお幸せに…！



……しかし、本日は月曜日。
そして、当のご本人は…現れない。
うー。またかよ、ローカル病。
先週の水曜日位から式の準備とかいってずっと
会社休んでたじゃないかー。
日本だったらふつー、「土曜日はありがとうございました。
また今日からがんばりますっ！」みたいなフレッシュ新婚さんに
なるはずなんだぞー。
なのに…なのに…いきなり無断欠勤かよーーー。
お祝いしてあげたじゃん…たのむよぉーーーーー。





あ、そうそう。
以前、「ローカルの花嫁もあの体型でウェディングドレスを
着るんだろうか」ということを書いたのですが、
やっぱりこの日の花嫁さんもちゃーんと真っ白なウェディングドレスを
まとっていらっしゃいました。
身体は…旦那さんよりさらに大きかった気もしなくもない…が。
あるんだー、あんなサイズ。（失礼！！）

だから支払いはキライだ…

なんだかねー、何度も何度も同じようなネタで、
思いっきり引っ張ってるようで、大変恐縮なんですが…。
でもね、しつこくいろいろある訳ですヨ。
だから私のせいじゃーないのよぉー。

……ということで、本日はなんと！朝7時20分に家を出て
電気代を払いに天敵2（1とか2とか3とか、その時々で変わってるような
気もしますが、所詮天敵は天敵、みんな似たようなものなんで
よしとしましょうねー）に朝一攻撃をかけたのです。
なんたって、忙しいこの、わたくし。
1分1秒たりとも時間を無駄にすることはできません！

……で、到着すると丁度、サインがCLOSEDからOPENに変わった所。
グッドタイミングじゃーん！と思った私が甘かった…。

中に入るとすでに3人くらい待ってるんですが…
相談窓口のおっちゃん、おばちゃんは揃っているものの、
支払い窓口のキャッシャーが一人もいない！！
どーーいうこっちゃーーー！！

そうなんです、それぞれ持ち場が決まっているようで、
キャッシャーの連中がまだ一人も出勤していない模様。
…って、会社はすでに営業開始してんじゃん！

相談窓口の連中は誰かが変わりにキャッシャーをやろうとか、
とりあえず待たされている客に謝ろうとか、
そんなステキなアイデアを思いつく訳もなく、
ただ、「あれー、キャッシャーまだだね」とつぶやくばかり。
（ドアホー！！！）

と、そこへようやく一人のキャッシャーが現れた。
そう、普通にドアから入って来た。
おい。遅刻だよ。

もちろん、もちろん！客に謝る訳でもなく、
涼しい顔をしてカウンターの中へ。

しかし…今朝の私は本当に時間が惜しかったのです。
だって、やっといま、出勤してきて、これからコンピューターとか
一式立ち上げて、
きっとあのおばちゃんがトイレ行ったり、コーヒー入れたりとかして…
と、考えていたら頭がくらくらしてきてしまったので、
さっさとあきらめて退出してしまいました。

…何の為にこんなに早く来たんだ！
ここに来るまでにすごい坂道を登らなくちゃならないんだから
ガソリンも損したじゃんか…。

たえちゃん、あえなく撃沈…。

明日、以前にお伝えしたヒマヒマな銀行で支払うことにします……。


そんな中、ひとつ気になったこと。
その天敵2のオフィス、前回行った時にはなかった
手作り風パーテーションが設置されており、
相談窓口のレイアウトが変わってました。
で、そのパーテーション、作ったばかりの様で
室内は強烈なペンキの香り…。
こりゃーラリっちゃうんじゃない？って思う位すごかったのですが、
ふと見上げたパーテーションのてっぺんに
半分に切った大きな玉ねぎが、ここにも…あそこにも…あっちにも。

誰かが置き忘れたのではなさそうです。（当たり前じゃっ！）

あれ、何の為に置いてあるんでしょう？
誰かご存知の方いらっしゃいますか？
玉ねぎの臭いでペンキの臭いを中和するんでしょうか？
消臭作用？？
ペンキの臭いをかいでいても玉ねぎを置いておくとラリっちゃわないとか？

うーーーん、謎です。

天敵の社員に聞いてみたい所でしたが、
そんな質問するのにも、何十分も待たされそうだからやめましたけど。

うーむ。



あ、そうそう。
よくわからないくせに、スポンサー誘導枠ってやつで
試しに登録してみたら登録出来ちゃいました。
ということは下↓に出ている広告をどなたかがクリックしてくださると
私にお金が入ると言うことでしょうかー？
イマイチよく、仕組みを理解していないのですが…。

という訳で、よかったらクリックしてみてくださーい。
わーい、おこづかい！

1日遅れて津波の話

いや～、サイパン関係者のブログなどでは
昨日はこの話題で持ち切りだったんではないでしょうか？

今朝の新聞にもとにかくかなりたくさんの人が
山へ避難をしたようで、
そんなあれこれが載っていました。

高台に住む会社の人いわく、
家の周りのメイン道路が渋滞したとか。

海岸線にはパトカーが警戒して走り回り
そりゃもう大騒ぎだったようです。

………さて、その間、坂松家はどうだったのでしょうか？？

夜のNHKニュースを見ていたら地震のニュース。
そして日本の各地に津波の恐れがあるという…。
普段より時間を延長してずっと津波関連のニュースをやっていました。

ほえ～、津波かぁ。
えーっと…サイパンて大丈夫なのかなぁ？
津波は世界中に伝わるって言うしなぁ…。

そろそろ眠くなる中、そんな事も考えた事は考えました。

しかし…さかさんは「全く心配ない」という事なので
私は安心してさっそくウトウト…。
さかさんもいつまでも続く津波のニュースに「つまんない」と
テレビを消して寝る体制に入りました。

さて、私はすっかり寝入っていた頃。
突然さくらが吠えはじめました。
「なんだ、なんだ！」と部屋の外に出ると
玄関のドアをノックする人が。

「こんな時間に一体誰？」と緊張が走ります。
ドアをあけると隣の家に住んでいるチャモロのおばちゃん。

「確かな情報かどうかはわからないけれど、
知り合いから電話があって、津波が来るから丘の方へ逃げろって
言われたの。ポリスがそう言っているらしい。」

えーー、ねぼけ気味だった私、
一瞬では理解出来ません。

しばらくして「そっかー、日本で地震あったんだよね。」

ともあれ、おばちゃんはそのニュースをわざわざ知らせに来てくれたようです。

さて、どうする？？
と、さかさんを見ると…「大丈夫だよー。寝よ。」

結局その後30分くらいしてから
隣のおばちゃんが電話をくれて「警報は解除になったらしいよ。」
ということで、
今度こそ本格的に眠りに落ちたのでした。

という訳で、至って平和な我が家だったのです。（爆）
だって、その時は家の前の道もパトカーなんて走ってなかったし、
静かなもんだったんですよ。

こんな大騒ぎになっていたとは、昨日になってから知りました。
いやーびっくりだねー。

さかさんは「ニュース見てたけど、絶対大丈夫だって思ったし。」
言っていましたが、
うーーーん、もし、もしも、本当に津波が来ていたら…？

我が家って海の真ん前じゃん。
津波が来たら真っ先に襲われちゃうんじゃん！！

大丈夫なのか、ノンキな坂松家…。

徒歩通勤、悲喜こもごも

まぁ、タイトル程大げさなことではないんですが…。

11月も半ば、支払いもなく天気も良好。
週末の買いだめにもすこし慣れ…という訳で
このところ順調に徒歩通勤しています。

朝、家から出ると太陽が目の前に。
「あー、今日もいい天気♪」なーんて考えながら
車の通行状況を見つつ、ちょこっと横移動。
するとすぐ、左手には海。
出勤途中とはいえ、な～んだかとってものどかな気分です。

で、そんなのどかな気分もホンのわずか。
道を渡ればハイ！到着～！会社です。
らくちんですよ～。

それに、徒歩通勤をするようになってから
ガソリンも結構節約出来ているようだし。
うっふっふ～だったりするのです。

お昼にはまた、道を渡って家へ。
1時ちょっと前になったらまた道を渡って会社へ。

最近歩いて家に帰るとさくら会長は
さかさんが家に居て、玄関に繋いで外に出ている時でも、
近くに行くまで帰って来た私に気づかなかったりします。
おーい、それで大丈夫なのかぁー！と
かな～り心配になるんですが…あくまでものんびりな犬です。

が、最近のサイパンは交通量がかなり多い！
私が毎日渡らなくてはならない道はサイパンの
メイン通りのひとつ、ビーチロード。
昔と違い、最近は道ばたで待っていても車は止まってくれません。
なので、安全に渡れるタイミングを測って
5分くらい待たなくてはならないこともあります。
そんな時はちょっと、イラっと来ちゃいますねぇ～、いかんいかん。

さらに後一つ、車通勤じゃなくなってちょっとだけ悲しいこと。
それは、自分の好きな音楽を大きな音で聞く時間が
なくなってしまったということ。
新しい車が来てからというもの、
あの車に乗れるときはいつもCDやラジオを大きな音でかけて
好きな音楽を満喫して、快適ドライブ～だったのに、
その楽しみがなくなってしまいました…。
週末に意味も無くドライブするのもなんだか
ガソリンの無駄遣いをしているようで気になっちゃうし…。
ま、ほんの「小さなこと」ですけどねっ！

こうなたら、短い徒歩通勤の間に
自分で大声で歌いながら行くしかないかしら～？
でも、そりゃーちょっと危ない人…だよな…。

ワイド～♪

ご無沙汰してます。
サイパンはどうやらDry Seasonに入ったようで
雨がほとんど降らなくなりました。
風もなんとなく冬の風っぽくなり、朝晩は過ごしやすくなりました。
…が、昼間はいい天気で相変わらず暑いです。

さて、週末はいろいろ懐かしい方々にお会いしたりして
なかなかエキサイティングでありました。
そしてさらに…それは日曜日のこと。

体験ダイビングにちゃっかりくっつき虫してついに…
ついに、おNEWカメラさんのデビューです。

いや～、今回無謀にも全く扱いもわからないくせに
ストロボとワイドレンズまで投入。
組み立ててはみたものの…ホンマにこれで海に入るんかい！
と、何故か関西弁で不安になってしまうのでありました。

で、丁度運良く、日曜日に体験ダイビング。
グ～ッドタイミング！
これならシュガードックでおっかなびっくり…から
始められます。

で、結局シュガードックのあとラウラウ2本、
がんばってみたんですが…。

まずはフラッシュ。
とにかく被写体にうまく光があたりません。
モタモタと角度調節してみるもののさっぱり…。あうー。
これはもう、今後陸上で練習してみるしかありません。

まぁ、こんかいはあくまでも『体験ダイビングのつきそい』ですから
あまり魚ばっかり撮っているわけにも行きません。

つーわけで、ワイドレンズですよ！
1本目のラウラウは透明度がイマイチだったんですが
お上手な方だったので2本目は違うコースへ。
すると透明度も良くなり、お魚に夢中になっている
体験ダイバーさんを激写したり、
群がって来るオヤビッチャを撮ってみたり。
ワイドレンズはつけるだけですから…いやーしかし、いいですねぇ。
撮っていると気持ちがいい感じです。



と…そこへ、突然現れたアジ玉。
わおーーー。ちょっと遠いけど…。
これぞワイドレンズですねぇ。
群れのかなりの部分が入っていい感じ♪



と、まぁ、こんな具合でおNEWデジカメデビューは終了したのですが、
まだまだ、まだまだ、扱い慣れていないし使いこなしてなんかいません。
これから鍛錬を重ねて行かねばなりませんなぁー。

でもね、ビーチエントリーのオブジャンと
荒れてるときは絶対に持って行かないぞ！無理！！

さらし者のゆくえ

えー、一昨日このブログに書きましたが、
電話屋が支払わないと電話を止めるぞというNoticeを
今まで郵便でしていたものを、新聞紙上で発表する事にする、
と決めたという件ですが、
今日、続報が載っていました。

それによると、「そんな風に自分の顧客をさらし者にするべきではない」
という意見がどこからか出て来たとか。
まぁね、でも、期日までに払わない人が悪いんじゃないの？
と、ついつい思ってしまう私は薄情者でしょうか。
だけど、私だって過去に一度、電気代払い忘れて
止められた事あったけど、その時はショックだし腹も立ったし
なにもそこまで冷たくしなくても…と思ったけれど、
結局は自分のミスとして甘んじて受け止めましたが…。
（まぁ、さかさんとさくらは被害者でしたが）

さて、この案件、一体どうなるのでしょうねー。

ところで本日の新聞には、アメリカの中間選挙で
民主党が勝利した事に関連して、
サイパンにはどのような影響がでるのか？という
話が載っていました。
ある人は、アメリカはイラク問題やら、様々な
重要な問題を沢山かかえているのだから、
北マリアナにかかわっていることなんて
ほとんど出来ないだろう、という意見。

他方、民主党が実権を握ったら、北マリアナの入国審査と
労働基準に介入して来る恐れがある、
最低賃金をアメリカ本土と同じ基準にまで
引き上げようとするだろう。
サンフランシスコの誰やらは、サイパンではアメリカの最低賃金より
はるかに低い賃金で労働者を働かせ、
そうしておいて出来上がった製品にMade in USAとつけているなんて
もってのほかだ、と言っているらしく、
予断を許さない、という意見。

JALのチャーター便が飛んだ事なんか、
うれしそうに書いちゃったりしてますが、
サイパンの現状は混沌としてきました。
一体これからどうなるんでしょう。

一生懸命働いて島をささえている外国人労働者に
不利になるような事態にならないといいのですが。
だって、外国人がいなかったら、この国はまわっていかないよ、
と思うのです…。

かーわいいーー♪

こんな写真をYahoo!で見つけちゃいました。
かーわいいー。
子パンダごろごろ。超かわいいですねぇーーー。
山積みな所が中国っぽいですねぇ。
日本だったらきっときちんと並べちゃいますねぇ。

いやー、パンダってかわいいですね。

そういえばサイパン動物園にいろいろと動物が増えたらしいですが、
さすがにパンダはいないです。
まぁ、今までは動物園とはいえ、家畜園だったようだし。
…って、未だに行った事ないんですが。

でもまぁ、おとーさんいわく…
「さくらのほうがかわいい」

親ばかじゃー。

未払いにご注意！

今日のサイパンは午前中、
久しぶりに大雨でした。
久しぶりに…といっても1週間ぶりくらいなものなので、
つい、「また雨～っっ！？」と思ってしまったのでした。

さて、昨日の新聞で発見した記事。
天敵3　PTI（電話会社）のことでした。
これまで、電話料金を滞納した場合、
「何日までに払わないと、ディスコネクト（切断）する」という
通知を、郵便で行っていたのですが、
今後はこの通知を郵便ではなく、ローカルの新聞紙上で行う事にした、
というものでした。

ん？なんで新聞？？
ちょっとはじめはピンと来ませんでした。
これは…いちいち郵便で送ると切手代がかかるから
その分を節約しようって魂胆かしら…。
でも新聞に載せるのだってお金かかるはず。
もしや新聞社と、なんかよからぬ取引でもしたのかしら…。

ついつい勘ぐってしまいます。

ところが。
よく読んでみると、どうやらこれは
サイパンのローカル達は郵便で送ってもなかなかすぐには
その通知を目にする事がないので、
通知が来ているのを知らず、ある日いきなり電話が通じない…
という事態が発生しているせい…という事だったのです。

サイパンの郵便は自分の家まで配達してくれません。
郵便局あるいは私設の私書箱を借り、
そこに配達される仕組み。
つまり、日本みたいに毎日郵便物が家に来るから
嫌でも「今日は何が来た」って分かる訳ではない…ということなのです。
実際我が家も私書箱をチェックしに行くのは
大抵1週間に1度くらい。
ついつい、忘れてしまったりするんです。
不便ですねー、これもまた。
大体こんな小さい島なんだから、配達くらいしたらいいんだ…と
思わずには居られません。
ったくサービス悪い！！

ともあれ、そういう理由により、これからは料金を滞納すると
新聞紙上で発表されてしまうそうです。

以下の人達は早く払わないと3日後に電話を止めますよ！
●●さん、
●●さん、
●●さん………

という具合に…。
けどねぇ、新聞なんて買ってないし。

電話料金を払い忘れていたら…知らない間に新聞紙上でさらし者にされ、
「あそこの家は電話代も払えない位困っているらしい」とか
噂されちゃうんです。
尾ひれがついて「SEA FORCEがヤバいらしい」とか
噂が立っちゃったらどうしよう…。

というわけで、今後は緊張の月初めを、毎月迎えなくてはなりません。
あ、もう、月初めじゃん。

明日、電話代払いに行かなきゃーーー！！！

近所迷惑

タイトル見て「ま～た、怒ってんのかー！」って
思われてるでしょうが…。
私もこれでも随分と大人になりましたから、
今度はそ～んなに怒ってないですヨ。ホント。えへへへへ。

まぁ、でもね、聞いてくださいヨ。

昨日は日曜日。お休みでした。
おとーさんは芝刈りに…じゃなくて、海へお仕事に。
「いってらっしゃ～い」と送り出した後、
洗濯している間にちょっと、のんびりしちゃおうかなぁ～なんて
部屋でゴロゴロしていると…
表で大音響。何の音楽か知りませんが、低音だけが
ドーンドーンと聞こえて来ます。

また、大音響で音楽かけてる車かよーと思ったのですが…
一向にいなくなりません。
気がつかなければ大した事なかったんでしょうが、
気がついてしまうと気になって仕方ありません。

ゴロゴロをあきらめて、音のする方向へ会長と一緒に
散歩に出かけました。
すると…。

家からほんの50メートルほど離れたバーベキュースペースでは
なにやら本日のBBQの会場づくりが始まっている模様で、
音はそこが発生源らしい。
そしらぬ顔をして近づいて行くと…
まぁ、スペースの両端に大きなスピーカーが置いてあって
そこから大音響で音楽を流しているじゃーありませんか。
準備をしている人間はたった１人だってーのに。

思わずじーっと睨みつけながら通り過ぎ、
帰りも睨みつけながら通ってやりました。あはー、私って陰険！！

しかし…家に帰っても音は一向に止む気配がありません。

朝からずーっとですよ、ずーっと。
何の音楽かわからないけどドーンドーンって音が。

こっちの人って音に関して本当に無神経なんですよね…。
周りの家がうるさいだろうなんてきっと
考えた事もないんだろうな。

夕方、再び散歩でそこを通ると…
なんと、その大音響は、「大音響カラオケ大会」になってました…。
12時間耐久カラオケ大会！？
フィリピン人です。

しかーも、そのすぐ隣のBBQスペースでは
別のこれまたフィリピン人グループが
これまたカラオケ大会…。

みなさんご存知無いかもしれませんが
フィリピン人って日本人に負けず劣らず
カラオケ好きなんですよ。
しかも、日本人のようにカラオケボックスやクラブで歌うと
お金がかかりますから、
誰かカラオケセットを持っている人の家でとか、
持っている人にもってこさせて青空カラオケとか…
つまり防音設備の全くない所でやるんですねー。

しかもさらに、はた迷惑なのが…全体的にみんなヘタ。
はっきり言ってNHKのど自慢大会だったら
カーン！どころか予選落ち…くらいのレベル。
はっきり言って音痴って人が多いんですよ…聞いていると。
でもねー恥ずかしげも無く歌っちゃってるんですねー、
公共の場で。

なんかねー、フィリピン人って日本人と結構似ている所が
あるというか…
以前、椎名誠氏の本に、
日本人が車のリアウインドウの所にぬいぐるみをぎっしり
置いたりしてるのは、あれは何だ！？
日本人の幼稚性の見本みたいなものだ
というような事が書いてあったんですが、
フィリピン人も結構そういう人、いるんですよー。
ぬいぐるみ。
んで、他人の迷惑顧みず、のカラオケ好きだし…。

まー、しかし、とにかく、
そこらあたりはうるさいのなんの…。
えーかげんにカンベンしてくださいましーという感じでありました。

幸い、さすがに朝から歌いっぱなしで疲れ果てたのか、
暗くなる頃には撤退していったようですが…。
そりゃー、あれだけやってたら疲れるでしょー。
よくぞそんなにレパートリーをお持ちで…と
妙に感心したりもしてしまうのでありました。