サイパン生まれの湘南犬

南の楽園・サイパンで生まれ、9歳で飛行機に乗り日本へやってきたシェパードミックス犬の日々。

思いは千々に乱れつつ

2019-10-24 15:55:20 | 湘南犬
昨日は久しぶりにいいお天気でしたね。
やっぱりお天気が良いと、何かと物事が進みやすい気がします。

で、昨日はまたおとーさんが閃いて、
玄関先にさくら吊りロープを作ってくれました。
これを使えば、一人でもさくらを車椅子に乗せたり降ろしたりできます。
最初はいつもの悪い癖で、半信半疑だった私。
お陰様で一人でいる時もさくらを車椅子に乗せることができるようになり、
バタバタうるさい時は車椅子に乗せて、しばし外へ放置を
何回か繰り返すと、さくらも疲れて大人しくなるので非常に助かります。

正直この頃少々しんどいんです。
さくらは起きている時はほとんど、ピーピーいいながら
立ち上がろうともがき、放っておくとピーピーがヒーヒーになって
そのうち悲痛な声で吠える、の繰り返しで、
ハーネスを持ってしばらく立たせても、
下ろすとすぐにまたピーピーが始まり
それに疲れて眠るまで繰り返し…
せっかく眠っても、割とすぐに目を覚まし、また繰り返し…

あの、おっとりして呑気な甘えん坊だけど聞き分けの良いさくらは
いったいどこへ行ってしまったのだろう…、
などと考えてしまう事もあります。
獣医の先生によれば、多少認知も入っているかもしれないけど
自分で立ち上がることが出来ない事にフラストレーションを感じている事も大いにあるとのこと。

立ち上がれなくて吠え始めても、誰も人が来なければ
諦めて寝る子もいるし、死ぬまで吠え続ける子もいる、ということですが
多分さくらは死ぬまで吠え続ける方だと思う…絶対。

それにみなさんお分かりの通り、さくら、重いです。
8月から毎日22.6kgを日になんども持ち上げているわけですが
いつの頃からか、腕は軽い慢性筋肉痛みたいな感じで
なんとなくいつも痛いし、
最近は思いっきり腰が痛くなってきました。
おとーさんがマッサージしてくれてその時はとても軽くなるのですが、
結局また元に戻ってしまう。

父親の時もそうでしたが、介護っていつ終わるかわからない。
だけど、もし終わる時、その意味することは…。

大好きなさくらにもっともっと優しくしてあげたいのに、
撫でてあげてもバタバタするさくらを見ていると
この想いも伝わらないのかな?と悲しくなったり。

でも、さくらも辛いんだろうということも
十分頭ではわかっているのですが。

そんなことが頭の中をぐるぐると回っていますが、
さっきまた、騒ぎ始めたのでまた車椅子に乗せて
外に出していて、今は静かにしています。
なるべく立たせた方が良いということなので、
これは大変助かる。

足は弱くなったけど、内臓はまだまだ強いみたいだし、
なかなか疲れて寝ないところを見ると、体力もまだまだあるみたい。

大変だけど、おとーさんと協力しあって、
なんとか世話していくしかないですね。

でもなー、明日雨らしいんだよなー。
雨の日は外に出せないし、大変なのよ…。


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