SCUM’S BLOG
満たされている時は
満たされている事に気付かない
むしろ枯渇すら感じる
 



植替えをしたヒカンザクラ
これを植える際、焼き赤玉土というのを単用しました。

この焼き赤玉土、崩れにくく、保水性と通気性共に問題無くて、っていうか、かなり優れていて、植物的にはかなり大満足だったのですが、私のライフサイクルからすると、乾きすぎる(^^;
崩れた赤玉土の、あの通気性の無さ、無駄な保水性へのストレスが無くなったものの、今度は、頻繁な水遣りを余儀なくされたわけです。
それまでのプランターと違い、小ぶりな素焼き鉢にしたため、余計に乾く。
毎日帰れるわけでは無い私では、それだとちょっと管理に無理が生じてしまう。

植替え後、水切れででしょう、枯れる葉が出てきてしまったし、生きている葉っぱも、毎日水をやっても、微妙に元気が無い。
どうしたものかと考え、コケを貼る事を思いつきました。

今まで、コケを貼ると、肥料がやりにくいなどの理由から、誰かに見せられる段階にでもなった時にでも貼れば良いかぐらいに考えていたのですが、実用的な意味合いで考える事になるとは...

園芸店へ行き、コケを見てみたら、スーパーの惣菜パックみたいなの1つで、600円以上した。

買えないわけでは無いけれど、高くない?と、躊躇し、結局購入せず、コケなんぞ、どこにでも生えているではないかと、「奥多摩キャンプに日帰り参加してきました。」記事の行動の際に、適当なコケを採取してきました。

変な虫やらついていないかしら?と心配だったのですが、目視では確認できなかったので、まぁ、良いかと使用。

採ってきたコケを、鉢の上に、普通に並べただけです(^^;




まんざら悪くないんじゃないの?と、個人的には満足 w

コケが抱え込んだ土が、水遣りで溶け出して、うまい事赤玉土に密着し、コケが着生してくれるんじゃねーの?と楽観しております w;

実際、コケを乗せてから、保水が良くなった事は間違えないようで、生き残った葉も、生き生きとしてくれているので、コケさえ順調に着いてくれれば、してやったりってカンジになるはずです。



調子に乗って、salsa嬢から頂いたガジュマルの枝を挿していたものも、植え替える事に。

この枝、もらってきて、他の苗を育てているプランターに適当に挿しておいただけなのですが、問題無く根付いたようで、新しい葉を出したりしていたので、これならばと、植え替える事にしたのです。
ガジュマルは、挿し木で容易に着く、強くて偉い子なのですが、寒さには弱いので、冬もベランダに放置するプランターに置いておくわけにはいかないので。

根は、時期が時期なので、簡単にだけ整理し、やはり焼き赤玉土単用で植え付け。
水を多く要求する植物なので、同様にコケを貼って見ました。

こんなカンジ。



うーん、なかなかどうして、可愛いではないか w

順調にガジュマルが根付いて、コケも着生してくれる事を祈るばかり。


ガジュマルは、挿し木だと、幹が太らないので、ガジュマルの楽しみとしては半減してしまうなんて話もあるけれど、私はこのガジュマルを盆栽として育てるつもりなので、極端に太い幹を求めているわけでは無いので、別に問題ないのです。
むしろ、バランス良く、気根を表現できたらなぁ…と思っております。

成長できるのは、あと1月ぐらいでしょうが、上手く育って、冬を乗り越えてくれれば良いのですが。

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6/25の段階で...




...こうだったヒカンザクラが、




こうなりました。
あんまりなピンボケ写真で申し訳ありませんが(^^;


生育はわりと順調と思われ、冬前に根をしっかりと張り直す体力があるのならば、早めに植替えをして、根を整理したいところ。
サクラはバラ科なので、秋の植替えが一般的なので、ならばと、植え替える事にしました。
今年は種蒔きの時期が遅れてひどい目にあったので、面倒くさがらずにちゃんとやるぞーと(^^;


プランターから抜き、土を掃ったら、根はこんなカンジでした。






赤線が、最初に伸びるメインの根。
これを中心に、他の根が出るわけです。
普通なら、このメインの根は真下に垂直に伸びるのですが、このサクラは、最初の植え付けが悪かったのか、何か土にジャマでもされたのか、曲がって伸びてしまったようです。
どちらにしても盆栽の場合、バランスの悪い根や、下に伸びる根を落し、横に伸びる根をバランス良くつけさせるのが一般的なので、これは切除してしまう事にします。
他の根も、適当に整理。




根を切る時の注意点としては、どこで切っても良いというわけではなく、というのも、根というのは、その全てが水や栄養素を吸い上る事ができるわけでは無く、新しい根でしかその活動が出来ないので、新しい根を残して根を整理する必要があるわけです。
その他の根...古い根は、その新根が吸い上げたものを経由するためのパイプに過ぎないと思っていいぐらいなのです。
新根が無い状態でも、古い根から新根を出す事もありますが、これは、古い枝から新芽が吹くかどうかぐらいに思っていいので、あまりあてにしないのが良いと思います。
その新根が無ければ、木はそれらを吸い上げる事が出来ず、悪くすれば枯れてしまうわけです。
赤枠の中に、やたらと白っぽい根があるのがわかるでしょうか?
これらをある程度残すように意識して、根を整理します。




というわけで、こんなカンジまで根を整理してみました。




根を整理したので、上も整理。
根と枝ってのは、直結していると思っても良いぐらいで、根が減ったのに、フサフサと葉ばかりあると、吸い上げと蒸散のバランスが崩れ、体調を崩すと思って良いです。
というわけで、根に近い2芽を残し、上を落してしまって、植えつけたらこんなカンジ。

しっかり根を張って、冬までに体力をつけてくれると良いのですが。

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摘心したヒカンザクラですが、まんまと新しい芽を着け出しました。




赤矢印の部分です。


さて、まず訂正しなくてはいけません。
以前の記事に、

>まず幼葉である双葉が出て、その後対生の葉が2対出たあと、互生の葉が出るようになりました。

…と書きましたが、実際に互生だったのは、最初の葉だけで、次の葉は、互生のように見えていたのですが、成長につれ、対生の形になりました。
つまり、こんなカンジになったわけです。




…で、芽が現在出ているのが、こんなカンジなわけです。




…微妙です。
どうしたいかというと、それらの芽が伸びたと仮定した絵を使わせていただいて説明させていただきますと...



本当は現在生えていないBの芽を伸ばし、それを「幹」にして、赤線で切り、CかDの調子の良い芽を最初の枝にしたいのですが、もしこのBが生えなかった場合、Aを幹にすると、ちょっとA~CD間が広くなりすぎるので、青線で切って、C、Dのどちらかを幹に、どちらかを最初の枝にしなくてはいけません。

まぁ、極端にこの、今出来ている芽が伸びでもしない限り、もう今年は、のびのびと育ってもらうつもりなので、今からそこまで考えこむ程の事でもないのですが、こうした将来の姿を作ることなどを考えるなんてのが、盆栽の楽しみ方かなぁ…と。

あっという間に過ぎる時間。
梅雨も目前に迫っております。
真夏は樹は休んでしまうので、それまでに、どれぐらい将来を私に想像させてくれるでしょうか、この桜。

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過去記事、「ヒカンザクラを摘芯してみました。」に、

>ケヤキが3本発芽しただけで、まったく他が発芽しません(^^;

と書きましたが、なんとか黒松が発芽し始めてくれました。

さすが黒松。
でも、遅いよなぁ(^^;
梅雨まであと1月ぐらいでしょうか。
今年はもう、本当に養生させながら冬に備えて、来年からボチボチ盆栽として考えるってカンジになるでしょうね。

わかりますよね。
黒松って。
あの、よく海岸沿いに生えている...防風林にされている、あの松です。
大木になる黒松も、最初はこんな草みたいなのですよ。
すごいよね、樹って。

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以前、盆栽用の種子を蒔いたのですが、ケヤキが3本発芽しただけで、まったく他が発芽しません(^^;
理由として考えられる一番は、蒔種時期が遅かった事と、蒔種前に、発芽率を高めるために、一晩ぐらい水に浸けておくという事を、面倒くさがって怠った事なのですが(笑
そんな事でこんなにも発芽しないものだろうか??
でも、あまり他の理由も思いつかないし...
まぁ、とりあえず種を蒔いたプランターは年内放置して様子を見るとして...

以前記事にも書いた、冷蔵庫の中で発芽してしまったヒカンザクラ。
ヒョロヒョロにどうしようもなくなってしまうかなぁ…と思っていたのですが、なかなかどうして、わりと元気に育ってくれております。



我が家のこの情け無い状況だけに、期待のホープと化しています(笑

そのヒカンザクラが、伸びたらこんなカンジになりました。



かなり適当な絵でお恥ずかしい限りですが(^^;ヾ

つまり、まず幼葉である双葉が出て、その後対生の葉が2対出たあと、互生の葉が出るようになりました。

対生というのは、1つの節から、2枚の葉が出る事。
互生とは、節ごとに、交互に葉が出る事です。
ここでいう節っていうのは、葉の付け根の事だと思ってもらえれば良いです。

その互生の葉になってから、節間が広くなり、元来背の高くなる樹なので、上に行く程葉が大きくなってきたので、少し悩んだのですが、梅雨までまだ1月ぐらいはある事なので、夏を越える体力ぐらいは作ってくれるだろうと信じて、幼葉を除く節が5節出来たところで、切ってしまいました。

互生の葉と、その上の対生の葉の間、幼葉を除く2節目と3節目の間でです。

さて、吉と転ぶか凶と転ぶか?

時間が経たないとわかりません(^^;
気の長い趣味ですよねぇ。
ホント。

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以前買った樹の種を、4/3(日)に蒔きました。

本当は3月の始め頃には蒔く気マンマンだったのですが、「忙しい」を理由に伸ばし伸ばしになってしまっていて(^^;
でも、ここ最近の暖かさにさすがにもうヤバいな…と。





プランターに、微塵を抜いた赤玉土を、鉢底が隠れきるぐらいまで敷き、マグアンプを散らして、さらに赤玉土を入れ、それから種を蒔きました。

種はばら撒きで蒔いて、土を被せただけです。
ケヤキですらも(^^;
本格的な人には怒られちゃいそうですが、時間が遅かったので面倒くさくて...(おい

まぁ、言い始めたら、こんなプランターに蒔いている事だとか、土が悪いだとか、悪いところだらけですが(^^;;
まぁ、私が楽しめれば良いかってカンジで...


そうそう、冷蔵庫で種を保管していたのですが、ヒカンザクラが1本、冷蔵庫の中で発芽しちゃっていました(^^;;
仕方ないので、モヤシのようになっていたそのヒカンザクラも、一緒に蒔いてみました。





まぁ、発芽して、少し樹らしくなるまでは、体力つけさせたいので、こんなカンジで育てちゃおうかなぁと思っております。
適当過ぎかなぁ?(^^;


そうだ、以前紹介した赤松は、家族の鉢植えの中に紛れ込ませていたので、家族が水をやってくれるだろうと甘えていたら、まんまと勝手に水をやってはまずいかもと思われてしまっていて、脱水死してしまっていました(-_-;;
確認取るべきでした...お恥ずかしい。

ぼちぼち夏型の多肉植物達も動き始めてきたので、水やって観察する時間分ぐらいは早く起きるようにしなくてはなぁ。

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…というわけで、今年から本格的にミニ盆栽製作再開を目指して、『素人盆栽教室』というところから、樹の種を購入してみました。

購入したのは、「三州黒松」「五葉松」「唐楓」「けやき」「ピラカンサス」「ヒカンザクラ」の種。

本当はネット通販なんぞで買わずに、採取しに行けば良いのですが、今ではもう、時期が悪いので...

すぐに蒔いてしまおうかとも思ったのだけれど、うちのベランダは昼間、温度が高すぎるだろうし、まだ発芽する時期でもないのに、毎日水やったりするのが面倒くさい(^^; ので、3月になってから蒔こうと思います。
寒さに当たらないと発芽し難い物もあるので、そうしたものは、冷蔵庫の野菜室で、春まで寝ていてもらう事に...

忘れぬようにせねば(笑


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ドイトに買い物に行ったら、赤松の苗が売られていたので、思わず購入。
260円也。

九州に住んでいた頃、ミニ盆栽を作ろうと木を育てていたのだけれど、引越の際に水切れで全滅。
また再挑戦したいとは思っていたのだけれど、良いきっかけになった。

というわけで、カテゴリーに「ミニ盆栽」を追加。

本当はさ、ミニ盆栽って言葉は好きじゃないんだよね。
私的には、「小品盆栽」と言いたいところなのだけれど、ブログ管理人の悲しい性で、ミニ盆栽と書いた方が検索にはかかりやすいだろうというイヤラシさ…


さてこの赤松。
何本もあるので、何パターンかの作り方が出来そうなのが嬉しいのだけれど、なぜか、葉っぱが切られている。
それどころか、どの鉢のものも、半分ぐらいが木の成長点を切られていた。

なぜだろう。
小さく見せるためかしら。

まぁ、たぶん大丈夫だとは思うのだけれど、とりあえず体力温存してもらうためにも、春の植え替えまではこのまま、ベランダの日当たりの良い、風のそんなに当たらない場所に放置です。


樹らしくなっていくまでにはすごく時間がかかるので、めったに更新されないカテゴリーになる事うけあい(^^;


しかし、こうなると、黒松も欲しい。
ケヤキとかモミジとかも欲しいよなぁ…と欲が出てくる。

また、種からはじめてみようかしら。

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