しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「スキマワラシ」 恩田陸 

2022年04月22日 | 読書
「スキマワラシ」  恩田陸  集英社    纐纈散多(こうけつさんた)には不思議な力があった。 それはある物に触れた時に、その物の過去が見えること。 それは突然起こるので、予想が付かなかった。 纐纈家は建築関係の血筋で、祖父は工務店、早くに事故で亡くなった両親は建築家だった。 その工務店で8歳年上の兄太郎が古道具屋をして、散多は手伝いながら、店にカウンターを作って簡単なバーをしていた。 客は太郎 . . . 本文を読む
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