しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「アザーライフ」 2006日

2008年05月15日 | 映画
監督 赤地義洋

最愛の娘を亡くし放心状態がつづく大杉航一郎の前に、娘と瓜二つの女性・マキが現れる。
しかし、彼女は希望もなく、荒んだ日々を送っている娼婦だった。
互いに出会うはずもない人生の中で、偶然知り合った二人。環境の違いに戸惑いながらも次第に惹かれあっていく。
しかしその頃から周囲におかしな出来事が起こり始める。この出会いは運命か、綿密に仕組まれた罠なのか。
同じ頃、恋人に裏切られたショックから立ち直れずに自殺を試みる女性・美優。
意を決した日、そんな彼女を待っていたかのように声をかけてきた男がいた。
「その命、少しの間貸して欲しい」その男は美優にある提案を持ちかける。彼の目的は一体何なのか。
全く接点のない人生を送る12名が、導かれるように辿り着く1つの結末、そして待ち受ける未来は・・・・
          <ストーリーより>


いつも舞台で見ている役者さんが出演で興味を持った映画。
スタジオライフから4人、キャラメルボックスから2人、プラス池田成志さん。
予告など見ると、とても興味が沸いて面白そうだったのだが。
全く接点のない12名、ではないし。
謎を盛り上げた割りには、ちょっとあっけない結末と動機だったとも言える。
あまり心に残るようなストーリーではなかったかも知れない。
「シックスセンス」のようなところもあったけれど。

役者さんは全体に、舞台で見ている時よりあっさり淡白な感じがした。
役柄としてはライフの役者さんは結構、色々な役を見ているからか、特に以外な感じはなかった。
悪そうだけれど、あまり悪く見えない笠原さん。
ちょい役だけれど、結構印象的な曽世さん。岡田達也さんは他にやってみたい役はと聞かれ、この役を言っていた。
一番舞台と違ったのは、その岡田達也さん。
静かな暗い役で、こういう役はキャラメルではあまりないので新鮮。なんだかとてもカッコ良かった。
そして声が違う。キャラメルの舞台は結構声を張り上げることが多いので、抑えた声もよかった。
岡田さんも喉を潰さなくていいと言っていた。
大内さんもあまり性格を出さない、暗めの役。あまり出番はなかったけれど。


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