しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「日本以外全部沈没」 2006米

2008年06月05日 | 映画
「日本以外全部沈没」 2006日
原作 筒井康隆   監督 河崎実

小松左京さんの「日本沈没」のパロディ。
アメリカ大陸を皮切りに、日本以外の大陸が次々と沈没して、小さな日本列島に、世界中の難民が押し寄せる。
そこで起こる、数々のトラブル。


こんな映画があったなんて知らなかった。
原作が筒井康隆さんというが面白い。いや、筒井さんだから書いてもOKなのだろう。
が、映画を見る限りこれは、映画の「日本沈没」のパロディなんだろうなと思える。
特撮もテレビの子ども番組で見られるくらいの規模。
パロディらしく、登場人物にも誰にでも分かる政治化やハリウッドスターを登場させて、かなり軽い馬鹿々々しい作りで、大規模な元の作品を笑っているような。
でも、政治的な話しは本物の映画より表されていたかも知れない。
しかし、日本の人口が3倍になり、食料の輸入も出来なくなったら、あんな秩序は保てないだろう。
かなり悲惨なことが起こるような気がする。
映画は、日本人が威張っているだけで、そんな混乱はなかったけれど、日本人だって今までの生活は出来ないだろう。
何しろ、力ずくで歴史を築いて来た民族が同居するのだから。(冗談)

しかし大陸が沈んだら、きっと船で避難しそのまま船上で生活する人々も多数出るだろう。
そのうち、また地殻変動が起こって陸上が生まれたりして。
そうか、「ウォーターワールド」に繋がる物語なのだ。



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