本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

晴れ時々読書?

2008年08月21日 | 

『密林の骨』(アーロン・エルキンズ 早川書房)
FBI特別捜査官で親しい友人でもあるジョンと、
アマゾン河クルーズに参加したスケルトン探偵のギデオン。
ところが、同行する民族植物学者目がけて槍が打ち込まれるなど、
怪しく不穏な出来事が続き…。

さてと。訳者が以前の方に戻っていましたね。
昔通り、節度をわきまえつつも仲良しなジョンとギデオンでした。
この話を読む前に海外ドラマ『BONES』にハマっていたわたしは、
鑑定場面での鮮やかさを欠いた今作がちょっと淋しかった。
(せっかくの見せ場なんだけど…初期の作品のような驚きがなかったかもー)
もしかして…慣れちゃったのか。骨。
まあ、その代わりアマゾンの謎の部族やら、
でかい蜘蛛やら○○○○(口に出したくない)やら、
熱帯の雰囲気で勝負!といった趣きなのでありました。
読書中、現実世界でも熱気と湿気に悩んでいたので、すごく共感が…。
あ。ジャングルもの、といえば、
『C.M.B.森羅博物館の事件目録』5巻もいいっすよ。

『僕と先輩のマジカル・ライフ』(はやみねかおる 角川書店)
大学に入学した堅物人間、井上快人と、幼馴染の川村春奈(実は霊能力者)。
寮の古株、長宗我部先輩に誘われて
「あやかし研究会」へ入会した(させられた)二人は、
次々と不可思議な事件に遭遇する。

爽やか(?)なミステリがほしい気分の時に再読。
貧乏下宿とか、夏期限定バイトとか、大学祭とか。ああ、青春!です。
(イマドキの大学生っぽくはないんだけどね)
あとがきで、アンソロジー内の「天狗と宿題、幼なじみ」が快人と春奈の
初登場作品と紹介されていましたが。
確かこの二人…『「ミステリーの館」へ、ようこそ』にも登場してたよね?
(おそらく大学院生だと思うから、その後の二人ということになる)
成長しても、相変わらず快人の推理は最後の詰めが甘いんだねえ。

『アメショっす! 俺の生きざま見せてやる』(桃にゃん 主婦の友社)
猫たちの豊かな表情をとらえた写真満載!
著者の愛情溢れるツッコミも楽しい人気ブログをまとめた本。
二匹の愛用グッズも紹介されています。

たびたびブログのほうを見ているのに。えへ。買ってしまいました…。
だってだって、可愛いんですもの!
また、写真が沢山載っていて、読み応えがあるんです。
当分お引越し続きで、大好きな猫が飼えないから、
「あ~、そうだよね。猫はそういうトコあるよね」などと頷きながら、
じんわり癒されています。

    ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

最近の出来事。

☆深夜、うっかりサッシを開けたら、小さなヤモリが家の中に侵入。
ひとりで二十分くらい追いかけて捕獲し、庭に逃がす。
可愛いのとキモいのと相反する感情に引き裂かれる。
いやあ、小さくてしなやかなのは良いけれども、
あの歩き方は生理的にダメだった。
こちらへ近づいてくると、声もなく“うひゃ!”とのけぞってしまうので、
なかなか捕まらないのは道理…。
「ロマサガ ミンストレルソング」の両生類モンスターの動き。
あれ、本物にそっくりなんだねえ。(しみじみ感心)

☆ずっとお通じが悪くお腹がすっきりしないので、
乳酸菌飲料を飲み…ついに市販の便秘薬に手を出す。
しかし、効果ははかばかしくない。
今朝はついに最終手段として、コーヒーを摂取。
(原因不明だが、これを飲むとすぐお腹を壊す。
冷たい牛乳でも可だが一時的に腹痛を伴う)
…荒療治だったけど、なんか治っちゃったみたい。

☆ハリポタ最終巻…。一気読みを狙っているため、
まとまった時間と集中力がない現在、まだ読めない。
もはや登場人物の名前と立場を大半忘れているし。
はあぁ…。予習として映画版DVDを観るべきか。
(ハリーと、ロンと、ハーマイオニーだけは覚えているんだけど)



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2 コメント

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え~~~ (満天)
2008-08-28 15:00:01
スゴイ。。。。
一人でヤモリをどうやって外へ出したの??
あの方たち…素早いでしょ(ハハハハハ)

ハリポの最終巻。
一気読みの気持ち解る~~~(笑)
私は6巻から読み返して一気読みしました~
夏休み期間でね(笑)
最後はちょっと…物足りない感じがしてます
別冊が欲しいぜ(ハハハハ)
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☆満天さんへ☆ (桜雪)
2008-08-30 00:53:44
そうなんです。ヤモリには相当手こずりました!
あっちへ逃げて「ひええ!」
こっちへ逃げて「ぎゃっ!」
最終的にはモップで道をふさいで逃げ場をなくしたのですが、困りました。中途半端に気持ち悪くて可愛いんですもの。(離れて見ている分にはいいけれど、触るのはちょっと…)

満天さん、6巻から最終巻に挑まれたんですか!
あの分量を一気読み…さすがです。
(…わたしの場合、6巻の登場人物すら覚えていないらしく。いったいどの巻から読み返せばよいものでしょうか。最終巻まで、遠すぎる道のり
長いシリーズになると、思い切り広げた話をどうまとめるのか、興味深いところですが…もしや、容易に予想できるものだったのでしょうか。(どきどき)
ハリポタ、本当に別冊欲しいですね。キャラクターがあれだけ多いのだから、スピンオフ作品がいくらでも作れそうな気がしますよね。
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