本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

フラメンコと美術館

2006年11月16日 | そのほかの趣味

このところ急に寒くなってきたため、
体の調子が狂ってしまったようです。
今週は一人の時に横になることが多く、
ごはんも手抜きばかり。夜などたまにくしゃみやせき…。
ひょっとしたら風邪のひき始めなのかもしれない。

しかしフラメンコのレッスン3回目。
講座の回数も限られてるし、
だるさ以外に目立った症状もないのだから、行くしかないでしょう。
(夫が泊まりで留守なのをいいことに、
たっぷり休んだから治ってるよ、と自分に言い聞かす…)
汗をかいたほうが、かえってすっきりするかもしれないしね。
(我ながら、すごい勝手な論理だな~

という訳で今回も出席。まあ、体力は大丈夫。
しかし、いざストレッチを始めてみて、
自分がほとんど違う形で覚えていたことに気づいた。
(わたしはうちで一体何をしていたの…
それで、またすぐに忘れる。

サパテアード(足を踏み鳴らす動き)は早くなるとついていけない。
混乱してリズムを見失うのである。やばい。( ̄ロ ̄lll) 
足自体の力もないみたいだし、これは練習しなきゃ。
(といっても、マンション住まいでは音が響くので不便。
今は昼間、ベランダで少しだけやっているが、近所迷惑が心配。
…ああ、だからおずおずやる癖がついちゃったのかな。
心の奥底の情熱を叩きつけるように、力強く床を打ちたいのに、
妙にためらいが残るのである

“セビジャーナス”は冒頭の足の動きの順番が
ようやく分かりかけたかな…というところで、
次々と新しいステップが。ひええ~!
自分のスピードで覚えるしかないと思うものの、
やはり周りが気になることも事実。
(なぜ皆さん、一度でもそれなりに動けるの~~~?)
楽しいけど、大変なのでした。

それから…踊りとは違うことでため息。
ただでさえ平均以下だと思う対人スキルが、
家にこもりがちの生活でさらに下がっていることを実感。
世間話がうまくできない(涙)。
もともと、体力をつけようという気持ちで始めたのだけれど、
人間関係のリハビリにもなるかもしれない。
ゆっくりでも、自己表現ができるようになれたらなあ。

   ※…※…※…※…※…※…※

さて、講座のあとはもう疲れてぐたぐただったのですが、
頑張って美術館に行きました。
開催期間がもうすぐ終わるので、
夫のドタキャンで余ったチケットを使わなければ
と思ったのです。(出直すのもツライ。どうせなら外出はまとめて)

二度目の「AIGコレクション」展。
前回も書きましたが、モネ、ルノワール、ゴーギャン、ゴッホ、
シャガール、ローランサン、藤田嗣治などなど、
著名な画家の知られざる作品が並んでいます。
だけど…門外漢なりにちょっと不満でした。

セクションごとに軽く説明が掲示されてはいるものの、
あとはフランス近代絵画史の流れ通りに展示されているだけ。
もっと工夫してくれても…。
(“作品で勝負。あとは観る人の感性にゆだねる”
というやり方なのかもしれないけど…。
秘蔵の作品というだけあって、素人には前知識がないです)
深く理解するため、広く楽しむための解説などがほしい。
会場のセッティング等も、もう少し…。
(そう。ギャラリートークやイヤホンの貸し出しなどを
利用しない来館者もいるのだから。
展示単独でも満足できるような形にしてほしい)

…うーむ。しかしまあ、
美術館それぞれに方針があるのだろうし(予算もね☆)、
わたしも個人的に鑑賞を楽しむばかりで、専門知識は皆無。
(↑学芸員資格実習で心底あきらめた)
偉そうなことは言えないのです。
ゆえにこれは平凡な一般人の主観的かつ独善的な感想、
ということで…さらっと聞き流してください。
長崎の美術館は館内リサイタルや夜間開館など
頑張っているので、応援する気持ちはあるのですよ。
次回に期待。

作品自体は、ちょっといいな、というものが何点かありました。
カイユボットの「セーヌ川の支流、アルジャントゥイユ」は、
静謐な感じが好きでした。
あとモネの「満潮のプルヴィルの日没」や
シャガールの「赤い樹」などを、じっと眺めていました。
(しかしミュージアムショップのグッズには、パンフレット以外、
展示中の作品に関わるものが見つからず…。
絵葉書も超メジャーどころの名画しかなかった。
この企画展のために作るのが難しいのは分かるけどさあ、
…って、結局煩く文句ばかり言っておる。失礼。
きっと体調のせいでしょう)


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