本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

『トゥルー・コーリング』

2006年07月30日 | 映画・DVD・テレビ
夫から面白いよ!という感想を聞いて、
DVDの5巻の途中から観始める。
確かによく出来ていて、以後は食い入るように観てしまいました。

『トゥルー・コーリング』 海外ドラマ DVD全13巻 出演 エリザ・ドゥシュク
 死体安置所で働くトゥルーは、不思議な能力の持ち主。「助けて」と呼びかける死体の声を聞くと、一日だけ時間をさかのぼるのだ(あくまで、向こうから助けを求められた時だけ)。その力を使って、“昨日”に不慮の死を遂げるはずだった人間の命を救おうと、町中駆け回るトゥルー。


仕事中は髪をまとめたほうがいいよ、トゥルー。
なんて、お局様的発言をしてみたり。
(いや、ホントにバサッとおろした髪なので、
作業の邪魔になるんじゃないかと心配してしまう。
やたら露出度が高いのも、死体安置所の室温を考えると問題?
姉さん、風邪引くよー

<以降、少しネタバレ注意なのです!>

一日の記憶を持ったまま、朝目覚めた状態に戻るトゥルーが、
“被害者”の周辺から、死の原因がどこにあるのか探り、
限られた時間内で悲劇が起こらないように尽力する、という
ミステリー仕立ての一話完結なのだけど、
物語が進むにつれて、設定にからむ謎が膨らんでいきます。

同じように一日戻る能力を持っているけれど、
相反する立場をとる人物も登場するのです。

トゥルーとその協力者は、
本来死ぬべきじゃない人間が死んだから助けを求めてきた、
だからそれを救うことが使命なのだと考えますが。

あちら側は、その日に死ぬべき人間は
すでに決まっているという姿勢で、
トゥルーを妨害して、被害者に予定通りの死を与え、
世界の調和を保たせようとしています。

(事実、トゥルーの言動で、
その日が前とは違う展開になっちゃうんですよ。
例えば結婚しないはずの人がしちゃったり、
死ぬはずじゃない人が死んじゃったり。
定められた運命があるなら、
ねじ曲げているのは彼女の方かもしれない?)

トゥルーとライバルのせめぎ合いが続き、
すごく盛り上がってきたなーと喜んでいたら、
なんと中途半端な最終話…。
(本国で打ち切りになってしまったため、
伏線がはられたまま、途中で終わっているのです

だから最近の海外ドラマにハマるのは
ごめんなんだよ~!

と心の中で叫びました。

諸々の事情で、シーズンごとに主要キャストが変わることもあるし。
この話や『ダーク・エンジェル』みたいに、
謎を残して未完のまま終わっちゃったりもする。
そういうのをうっかり好きになると、延々見続けた挙句、
狐につままれたような気分で放り出されることになるのです。
(もう呆然…

考えてもみてください、
解決編のない推理小説なんて、腹が立つばっかりでしょう?!
大風呂敷広げたんなら、せめてスペシャル版放送とかで
答えを全部詰め込んでおしまいにすりゃーいいのに。
途中で終わる話って、わたし一番苦手なんです。

すごく面白かったから…なんか悔しいなぁ。
またいつか、楽しく見直す日が来るとは思うけど。
当分、「刑事コロンボ」や「フルハウス」でも観てよう。
一話一話、問題解決が保証されてるし。
マンネリ大好きさっ!(←ヤケになってます



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