本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

ミステリの無難な感想

2006年07月08日 | 
読んだことは記録したいけど、
あまり詳しくストーリーに触れると、
これから読もうとしている方の楽しみが減ってしまう。
ミステリのレビューは難しいです。(ネタバレはできないし!)
いつも悩んじゃう。

今回はトリックについてのコメントはしません。
最近読んだ推理小説の感想を、さらっと。


『連殺魔方陣』柄刀一 祥伝社 平成18年

龍之介シリーズの長編。連続殺人事件と暗号解読もの。
根っから文系なもので、魔方陣の神秘、よく分かりません。
(途中のうんちくは、やはり飛ばした…
ミステリに出てくるお金持ちの家はドロドロしてて、
関わりたくないわぁ、と思うけど、
ボルゾイは、欲しい。(←あの長い顔が好き

『バルーン・タウンの手毬歌』松尾由美 文藝春秋 2002

妊婦探偵シリーズの短編集。
過去の名作推理小説へのオマージュが溢れています。
世界設定が独特で、読むとにやっとしちゃう。
自分が妊婦になったら、ぜひ再読したい。

『乱鴉の島』有栖川有栖 新潮社 2006

火村シリーズの長編。孤島もの。
(わたしは江神さん贔屓なんだけど…
あのシリーズの長編はもう出ないのかな
新本格の作家の中では、特に好き。
ロジックが積み重ねられる課程も面白いけど、
著者はロマンチスト?と思わせる作風も魅力的。
長編では、事件の渦中に印象的な美女が存在しますよね。
『ダリの繭』の鷺尾優子とか、『朱色の研究』の大野夕雨子とか。
本作でも記憶の中で、まばゆく輝く女性がいるのです。


          


さて。土曜日だってのに、夫が出張です。さみしい~!
昨夜もビール飲んで早々に寝ちゃったし。
(わたしは『乱鴉の島』読んでたけど)
ほんと、話す時間が少ないです。

そんな夫は、目を離すとすぐわたしの枕で眠ります。
この枕、10年ほど使っているので、
低反発ウレタンがほどよく柔らかいのです。

しかしもう一つの理由も。
たくさん寝汗をかく夫の枕は朝にはじっとりして、
干しても干しても「わんこの匂い」がします。
それで、布団に倒れこむなり、妻の枕を横取りするのです。
わたしだって長年愛用している枕を渡したくない。
就寝前には、しばらく引っ張り合いになります。

これまで夫のために色々な枕を用意しましたが、
どれも固すぎたり、高すぎたりして気に入らないみたいです。
寝具専門店で、店員さんに相談してきちんと選べば、
と言っているのですが。
どうしても妻の枕が欲しいようです。(お断りだい!)

夫の枕に匂い取りのファブリーズを、まめにすることにして。
低反発ウレタンをもっとやわらかくする方法はないでしょうかね?
それとも、わたしが新しい枕を買おうかなぁ…。
(でも、数年経ってやわらかくなった時点で、
横取りされそうな気がします~




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