学会等の事務局を担当していて、頭の痛い問題は書籍などの郵送コストです。
単発で送る時は手軽な日本郵政のレターパックライトを使いますが、1通360円とコストが高い。
今回約200通の論文集の発送に使ったのが、佐川急便の飛脚メール便でした。佐川急便の話では集荷後配送先に届くのは4,5日から1週間程度という話でしたが、実際には2日程度で届きました。
送料は1通100円です。他にもっと安い配達方法があるのかどうか詳しく調べた訳ではありませんが、ある程度の重さのある書籍などを配送する方法としては安くて早い!と感じた次第です。
ところで以下は余談ですが、エコの観点から宅配について私は2つの問題を感じています。
一つはアマゾンやヨドバシカメラなどの通販業者が「過剰包装」している点です。1冊の本やインクカートリッジが何倍もある段ボール箱の中に入って送られてきます。受け取った方は包装資材の廃棄に手を焼きます。どうしてもっと簡便に包装することを考えないのでしょうか?
もう一つは「配送業者が多い」ということです。配送業者が多いので競争により送料が下がり、そのメリットを享受しているのに文句をいうのは虫の良い話だ、ということは承知しているのですが、エコや労働力の観点からすると無駄が多い気がします。
一軒の家に短時間の間に複数の業者が荷物を届ける(そして留守が多い)というのは、いかにも非効率な気がします。通販がこれだけ普及して時代、宅配(コンビニ等での受け取りを含めて)のあり方を環境保全の観点から見直しても良いような気がします。といって今のところ具体的な提案はありませんが・・・・
ロボットが梱包しているので、ある程度統一されたサイズの箱でなければ梱包できないのだと推測します。また、サイズに応じたラインを整備するためのコストを最適化するためと推測します。