昨日米連銀のパウエル議長はIMF主催のパネル討論会で次回FOMCで0.5%の金利引き上げを示唆する発言を行った。
パウエル議長は、「私の考えではもう少し迅速に動くのが適切だと思う」「Front-end loading~先取手数料という考え方もあるだろう」と発言した。
パウエル議長はこの後5月初旬のFOMCまで公的に意見を述べる予定がなく、0.5%の利上げはほぼ既成事実化したと思う。
政策金利の引き上げが見込まれる中、決算を発表しているS&P500の企業の8割はアナリスト予想を上回る好業績を上げていて、米国企業のインフレに対する抵抗力の強さを示している。
このため投資家が企業業績を評価した日は株価が上昇し、インフレや地政学上の懸念を高めた日は株価が下落するという構図が続いている。
昨日は金利上昇懸念が重荷になった日ということだ。
一喜一憂することなく、「疾風に勁草を知る」方針で臨みたいものだと思う。
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