先週金曜日(4月19日)G20の後、麻生財務相が日本の金融政策はG20で抵抗を受けなかったと報じた後、急速な円安が進んだ。22日朝はドル円為替は99.55辺りで推移している。
またFTは明治安田生命の松尾社長の「国債金利の低下とボラティリティの上昇で日本国債の新規購入が難しくなった」というコメントが円安を加速したと述べる。
多くの投資家やアナリストは生保やその他の投資家の海外投資が拡大するので、円は更に安くなると信じている。
1ドル100円位が座り心地の良さそうなレベルに見えるが、市場にはmomentumというものがあるので、私はもう少し円安が進むと見ている。
円安、対ドル、対ユーロのみならず対韓国ウォン安は、自動車産業等にとって追い風となり、企業業績の好転期待は株高につながる。今日の東京市場は取り敢えず日経平均は200ポイント以上上昇して始まるだろう。
このブログで数ヶ月前1ドル=100円、日経平均1万5千円の時代が来るかもしれない、と書いた。1ドル=100円の時代は指呼の間に迫った。1万5千円の方は達成するにしても少し時間がかかりそうだ。
前述の明治安田生命の松尾社長は株価上昇トレンドでも日本株は買わない、と述べていたそうだが、もし機関投資家の腰の入った買いが入ると面白いのだが。
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