先週の米国株ではダウとナスダックが9週間連続で上昇、S&P500は4週間連続で上昇した。
これは米中の貿易交渉が進展するという楽観的な見通しが広がったこと、S&P500社の第4四半期利益が約9割の企業で前年同期比13%増となったことなどが要因だ。
ダウ・ジョーンズ・マーケット・データによると1月2月とダウとS&P500の株高が続いた年は6割以上の場合その年は株高になっているという。
もっともブラック・マンデーが起きた1987年のような例外もあるのだが。
投資家というのは根が楽観的なようで早くも「景気は過熱もせず冷え込みもしないゴルディロックス状態にある」と述べる人も出てきている。
最近のラリーを牽引しているのは、FAANG銘柄ではなく、資本財銘柄や一般消費財銘柄など循環株である。このことから景気は一般に考えられているより強いのではないか?と推論するストラテジストもいる。
もう一つ頭の隅に入れておいても良いことは、トランプ大統領が再選を目指すなら、株高を演出するということだ。
その文脈で考えると私は米中貿易交渉を前向きに持っていきたいとトランプは考えているはず。
無論これらのことはすべて推測の域をでないが・・・
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