昨日(6月30日)終わった2020年の第二四半期(4月~6月)の米国株のパフォーマンスは最高潮だった。CNBCによるとダウは17.8%上昇した。これは1987年以降で最高の出来。
S&P500は20%近い上昇でこちらは1998年以降で最高のパフォーマンスだった。
アマゾンやアルファベットが牽引したナスダックは30.6%上昇、1999年以降最高のパフォーマンスとなった。
自分のポートフォリオを見ても4月~6月の時価の上昇率は14%弱だった。米国株並のパフォーマンスが上がらなかった理由は、ポートフォリオの中の日本株や新興国株式あるいはバランスファンドの中の債券部分のパフォーマンスが足を引っ張ったことによる。
米国株は極めて好調だったが、コロナウイルスについてはテキサスやフロリダなど南西部で感染者が再び増加傾向にあり油断できない状況だ。
東京でも今日(7月1日)の感染者数は67名と緊急事態宣言解除後で最高のレベルになった。仲間内では「知事選までは東京アラートの再警告を出すことはないのじゃないか?」という意見が多いが、少し怪しい雲行きとなってきた。
コロナウイルス感染拡大で経済活動・消費活動全体が縮小する中の株高。だが大量に供給された流動性が向かう先が株しかないとすれば株高も当然の帰結。これを砂上の城郭と見るか?あるいは砂の中に金を見出すか?
コロナウイルスが最終的にもたらすものがリスクテイカーへのご褒美か?あるいは手痛いしっぺ返しか?
それはまだ分からないがスリルを提供していることだけは間違いない。
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