氷雨降る郊外の駅前、市議選のポスター掲示を待つ掲示板が濡れている。年の瀬、市議選に関心を払う人はほとんどいない。
ふっと寺山修司の歌が頭をよぎった
マッチ擦るつかの間の海に霧深し身捨つるほどの祖国はありや
鳩山から菅へと首相は替り、尖閣列島で中国漁船と海上保安庁の巡視艇の衝突、メドベージェフ大統領の北方領土視察、北朝鮮の延坪(ヨンピョン)島砲撃・・・と国家主権が揺らいだ半年だった。
誰かに何処かで踏みとどまって貰いたいと思う。身を捨つる程の祖国ありという政治家に出てきて欲しいと思う1年だった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます