昨日(6月4日)ナスダックは3か月ぶりに高値を更新し、7,606ポイントに達した。
イタリア問題に対する懸念後退などで米国株全体が好調だったが、アップルとアマゾンを中心にハイテク銘柄が市場をけん引する構図が続いている。
アマゾンの時価総額は8千億ドルを超えた。現在時価総額が8千億ドルを超える企業はアップル(9,430憶ドル)とアマゾンの2社だけだ。アマゾンの勢いは凄まじい。アマゾン株は今年のS&P500の株価上昇の27%を担っているそうだ。
欧州他世界景気の減速や政治地政学的なリスクが懸念される中で株式投資資金は米国に向かい、その中でもハイテク銘柄が買われ、さらにその中でもアップルやアマゾンに向かっている資金が多いと思われる。
ごく一部の銘柄が相場をけん引している片肺飛行的な状況は気になるところだ。
だが実体経済面でも今世の中をけん引しているのは、広い意味でのデジタルトランスフォーメーションであると考えるとハイテク株が買われるのは当然なのかもしれないとも思う。
個人的には昔から保有しているアルファベット(グーグル)にも時価総額8千億ドル回復を目指してほしいところである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます