リハビリ日記(AVM闘病記)

赴任先の中国広州でAVM(脳動静脈奇形)が原因の脳出血で倒れ半身麻痺となった記録。“大晦日、リハビリ日記“で検索。

OT(作業療法)について

2013-02-10 | リハビリ
昨日の作業療法で、頻度を二週に一度に減少することを打診されました。

アキレス腱延長手術から一年経過して、脚は徐々に回復しているのが実感できますが、上肢はほとんど進展がありません。
医師やセラピストの方の力で少し回復しましたが、これ以上の回復は難しいという判断なのでしょう。

現在日本では脳血管障害で倒れた人は術後すぐにリハビリを行うようですが、私は中国で倒れ日本に搬送されるまで2週間完全に寝たままだったので、脳と麻痺側の手足をつなぐ神経が深刻なダメージを受けたのでしょう。8月に倒れ、その年の10月頃までは左腕が自分の腕ではないと感じる片側身体失認状態でした。

絶望視されていた私を生かすために多くの方が選んで下さった最善の道なので、命の身代わりに左手の機能を失ったと考えることにします。

病棟からは次々と入院患者が退院しており外来の訓練枠は貴重なので、頻度が減ることは仕方ありませんが、入浴時のマッサージ、低周波治療器、ワイピングなど自分でできるリハビリを諦めずに続けていきます。

※本日の歩数:4,265歩

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