ぱにぽん

徒然なる言いたい放題

何がおきているのかということについて

2008年03月10日 23時42分05秒 | Weblog
思わせぶりなタイトルですが、書き始めになんてタイトルつければいいのかわからなかっただけ。何を書こうとしているのかも今この瞬間不明。とりあえず言いたいこと(?)を言ってみます。

きっかけはこの記事

http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp2-20080310-333830.html

「農林水産省が10日発表した植物検疫統計(速報)によると、2月(2月3日~3月1日)の中国産野菜の輸入量は前年同月比32・9%減だった。(中略)
中国産野菜の2月の輸入量は2万8247トンで、前年同月より1万4000トン近く落ち込んだ。中国が輸出時の検査を強化したのに加え、日本の食品関係業者も敬遠したことで、2月に入り減少幅は週を追うごとに拡大し、第3週は約61%減を記録した」

安全に疑義が生じたので、中国からの野菜の輸入が減少している。これは事実らしいし、この面だけとらえれば、市場原理によってよくない商品が淘汰されるか修正されるかしていく、資本主義の健全な姿のようにも見えます。

しかし、現実問題として減った分の野菜はどこでおぎなうのか。競争がなければ市場原理は働きません。

国内ですか?そんな生産量はないはずです。
日本の食糧自給率は40%を割り込み、世界でも最低レベルなのは周知の事実。

日本の食品関係業者が敬遠したから輸入が減ったというのはわかりますが、じゃぁその敬遠が終わって、増やしたいという時に、中国が輸出しなかったらどうなるんでしょう。

輸出が止まれば「きゃん」と一鳴き、いくらお金があっても食えなくなる国なんですね。

あぁ、中国はここにも、使い方は難しいが効き目は有効な、ここしばらくは使えそうな外交カードを一枚持っているんですね。


もはやこういった食料の問題としてだけとらえると、踏み外してしまいそう。
追い詰められた状況にまるで集団ヒステリーをおこしたような、、、浅薄としか言いようのなかった軍部のビジョンに引きずられるようにして大戦に突入したような過ちを繰り返すとか、、そういう扇動的なマスコミのような事を言うつもりもないのだけれど。


さて。


とりあえずコーヒーでも飲んで、落ち着いて考えよう。