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薬草図鑑 アオキ

2025年03月28日 13時53分00秒 | 薬草
裏山の黒松林にやたらアオキが群生しています。アオキ(青木)は、オスメス別株の植物であり、雌雄異株(しゆういしゅ)と呼ばれる特徴を持っています。これは、アオキの雄株と雌株が別々の個体に分かれて存在することを意味します。圧倒的に雄株が多いような気がします。アオキは園芸種でもあるので、薬草と思っていないと思いますが、実は古来より薬効が認められて利用されてきたのです。ここではアオキの素晴らしさに触れてみます。





特徴
アオキは、雄株と雌株がそれぞれ異なる役割を果たします。雄株は花粉を供給し、雌株は実を実らせる役割を担っています。春に雄株は小さな黄色い花を咲かせ、雌株は花が咲くと小さな緑色の実を結びます。この実は、秋に成熟すると鮮やかな赤色に変わり、非常に美しいです。







薬用としての利用
アオキの薬用部分は、主に葉や根です。雄株と雌株で薬効に違いがあるわけではありませんが、実を結ぶ雌株は観賞用としても重宝され、薬用として使用するのは主に葉です。薬用効果としては、抗炎症作用や解熱作用、利尿作用などがあり、これらの効能は伝統的に広く信じられてきました。

使用方法
アオキの葉を乾燥させて煎じる方法が一般的です。煎じたお茶として飲むことが多いですが、外用では煎じた液を湿布として使うこともあります。雄株と雌株のどちらを使用しても、薬効に差はありませんが、注意すべきはアオキの実が有毒であることです。実は毒性があり、食べることは避けるべきです。

結論
アオキは雄株と雌株が異なる役割を果たし、オスメス別株であるという特徴があります。薬用として使用されることが多いのは主に葉ですが、実を誤って摂取しないように注意する必要があります。アオキは美しい植物であり、薬用にも利用できるため、正しい知識と注意を持って活用しましょう。

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