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鳥海山滝沢登拝道

2022年11月11日 06時26分00秒 | 霊場
鳥海山滝沢口登拝道を登ってみました。まさしく紅葉真っ只中です。


鳥海山滝沢口登拝道は、江戸時代から昭和 20 年代まで、修験者が、森子大物忌神社から鳥海山 山頂の大物忌神社本殿を目指して登拝した道であり、矢島口登拝道と同様に、『出羽国風土記』に も記された、江戸時代から知られる「鳥海山古道」です。


森子スタートで木境大物忌神社経由で祓川から頂上の大物忌神社を目指していたルートのスタート部分が国史跡鳥海山の追加指定になったのです。滝沢口から市道に通じる登拝道は吹上まで1、2kmの基本急な登りです。



ゆっくり歩いて40分程で吹上まで行けます。
途中クリタケの大量発生の遭遇しました。ムキタケもたくさん生えています。


もし頂上まで行くとすると初日は花立牧場あたりで一泊して、2日目で祓川で一泊、3日目頂上アタック往復で祓川泊かな。森子まで戻るにはもう2日かかるので、アルプス縦走並みの計画になってしまいます。
鳥海山はすでに雪なので、ゴールデンウィーク明けから9月いっぱいの4か月ほどしかできないです。
修験道エセ上級コースとしてツアーが組めないかと思案しています。

 
    江戸時代中期以降、鳥海山信仰 の隆盛とともに、「道者(どうし ゃ)」と呼ばれた人々が講を組織 し、東北一円から鳥海山を目指し て登拝を行うようになると、修験 者は、先達として、山頂まで道者 を案内するようになりました。そ うしたことから「道者道」とも呼 ばれています。滝沢口登拝道に は、道者から道銭を徴した場所や 水を汲んだ場所、月を眺めた場所 が、それぞれ「小屋掛けの松」、 「水飲場」、「大月」と称され、確 認されています。
この度追加指定される滝沢口 登拝道の範囲は、当時のまま現在 まで保存されてきた、森子大物忌
一面もみじに覆われる、秋の滝沢口登拝
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神社社殿から東由利原高原「吹上(ふきあげ)」まで至る、道幅約 1.5m、長さ 1.218 kmの範囲で す。途中には、31 度の急勾配な坂があるものの、鳥海山を仰ぐ展望所や休憩椅子などが設けられ、 春には新緑の美しい散策道、秋には紅葉の美しい散策道として知られ、活用されています。この 滝沢口登拝道は、森子大物忌神社文化保存会が、下草や雑木を伐採して往時の姿に復元し、さら に、展望所を設けるなど、数年に亘って整備し蘇らせたもので

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2 コメント

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登拝道 (ayasiiojisann)
2022-11-12 06:50:32
嘗て登拝者でにぎわった鳥海山蕨岡口、駒止、水呑を通る旧道は今やだれも歩く人がいません。知人が一人で通れるようにしたのですが大物忌神社が保存に動くわけでも無し、こういう歴史的遺産は消えてしまいそうです。秋田県はそういった団体が取り組み、いいですね。
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Unknown (sasakatukatuya)
2022-11-14 01:34:10
コメントありがとうございます。
国指定まで頑張るのですが、それで終わりみたいなところがあります。滝沢口は集落の方が頑張っているのですが、定期的イベントがないので、修験体験などで気軽に歩けるようにするべきと考えています。
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