
かなり以前に読んでいた内田康夫さんの “浅見光彦シリーズ” ですが、このところ、私の出張先が舞台となった作品を、あるものは初めて、あるものは再度読んでみています。
ただ、私の出張先も以前勤務していた会社のころを含めるとそこそこの都道府県にわたるので、どうせなら “シリーズ全作品制覇” にトライしてみようと思い始めました。
この作品は「第38作目」です。今回の舞台は “琵琶湖(滋賀)”。
滋賀県は、数えきれない回数、上り下りの新幹線では通っていますが、ゆっくり降りて探訪したことはありません。仕事では、草津に以前勤めていた会社のお客さまの拠点があって2・3ヵ月に1回程度の頻度で訪問していたころもありました。ただ、琵琶湖も遠目に湖面が目に入った程度ですね。
ミステリー小説ですからネタバレになるとまずいので内容には触れませんが、この作品は、このころの大量創作ものにしては結構楽しめました。ストーリーや謎解きについては極々平凡ではありますが、光彦を取り巻く登場人物のキャラクタ設定が多彩で、なかなかに上手く配されていたように思います。良かったですね。
さて、取り掛かってみている “浅見光彦シリーズ制覇チャレンジ”、それほど強い意志をもって完遂しようとも思っていませんので、まあ、“どこまで続くことやら”です。
次は、39作目の「御堂筋殺人事件」ですが、その次の40作目「歌枕殺人事件」と併せて以前読んでいます。なので、少し飛んで41作目の「伊香保殺人事件」にトライしましょう。
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