実話にもとづく作品とのことですが、 このプロットはそんなに思いつくようなものではないですね。
当時の刑事事件の扱いはこんなレベルだったのでしょうか、 無罪を勝ち取る過程で明らかにされる「有罪判定の背景」はびっくりするほど “いい加減” です。
ストーリーのどのあたりがフィクションなのかは定かではありませ んが、 エピソードのアップダウンはこの程度がちょうどいいですね、 ラストもHappy endですから。
キャスティング面では少ない登場人物で、 芸達者同士の密度の濃いシーンが多かったのですが、特に、 ヒラリー・スワンクとミニー・ ドライヴァーとの絡みが印象的でした。