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OMOI-KOMI - 我流の作法 -

For Ordinary Business People

〔映画〕ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク

2025-01-15 21:27:04 | 映画

 
 1997年に公開されたアメリカ映画です。
 
 スティーヴン・スピルバーグが強烈なインパクトを残した秀作「ジュラシック・パーク」の続編です。
 もう何度も観ていますが、久しぶりにまた手を伸ばしてしまいました。
 
 ストーリー自体、特筆すべきところはありませんが、30年近く前にSFXで作られた映像としては、今観直しても見事な出来栄えだと思います。凝り過ぎもしない、程よいリアリティを産み出しているのがいいですね。
 
 大ヒット作の“二番煎じ”であっても、十分及第点を獲得しています。

 

 

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〔映画〕アナログ

2025-01-14 23:28:12 | 映画

 
 2023年に公開された日本映画です。
 
 ストーリーラインも登場人物の組み合わせも、ともかくぎらついた設定も織り込まれいない典型的な “純愛物語” です。心穏やかに数々のエピソードが進んでいき、適度なサプライズから程よいHappy Endのラストに至ります。
 
 ただ、それでもこの作品は、圧倒的な意外性を発揮しているのです。
 原作の小説の作者が「ビートたけし」さんなんですね。これには本当にびっくりしました。
 
 キャスティング面で特筆すべきは、やはりヒロインの波瑠さんでしょう。彼女が醸し出す独特の軽やかで透明な空気感は他の役者さんからはなかなか感じることはできませんね。

 

 

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〔映画〕すずめの戸締まり

2025-01-12 11:18:38 | 映画

 
 2022年に公開された日本のアニメ映画です。
 
 原作・脚本・監督は新海誠さん。光の表現が卓越した綺麗な映像は出色の出来栄えです。
 深津絵里さん、染谷将太さん、伊藤沙莉さん、神木隆之介さん、松本白鸚さん・・と、声の出演者の方々の豪華さにも驚かされます。
 
 タイトルからはどんな物語なのか全く想像できませんが、アニメーションならではの “ハートウォーミング・ファンタジー” とでもいうのでしょうか。
 
 いまだに何かと「3.11」を背景にもってくるのはどうかと思いますが、“扉” の発するメッセージを伝えるにはこの上ないモチーフではありますね。

 

 

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〔映画〕黒いチューリップ

2025-01-11 10:57:12 | 映画

 
 1964年に公開されたフランスのフランス、イタリア、スペインの合作映画です。
 
 純粋なアクション作品というよりは、フレンチテイストのコメディですね。
 
 アラン・ドロンの一人二役が見ものだったのでしょうが、こうやって比べてみると、正直なところやはりドロンは “クールな二枚目” の方が似合っているようですね。
 
 彼にとっては比較的初期の作品ということもあって、あれこれ多彩な役柄にチャレンジしていたころなのかもしれませんが、コミカルなスタイルは、いかにも “お調子者”っぽくて頼りなげに映ります。

 

 

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〔映画〕ブロンクス物語/愛につつまれた街

2025-01-09 12:07:37 | 映画

 
 1993年に公開されたアメリカ映画です。
 
 アメリカでまだ人種差別が常態だったころのマフィアの世界が舞台ですが、内容は “青春映画” ですね。
 
 シンプルでしっかりとしたストーリーラインに丁寧な演出が施された佳作だと思います。織り込まれた各々のエピソードがとても効果的でした。
 
 キャスティング面でも、主役格のロバート・デ・ニーロとソニー - チャズ・パルミンテリを二本柱は言うに及ばず、好漢リロ・ブランカート・ジュニアが新鮮な演技で印象的でした。
 そのチャズ・パルミンテリが原作、ロバート・デ・ニーロが監督というのもすごいですね。

 

 

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〔映画〕蛇の道

2025-01-08 09:48:21 | 映画

 
 2024年に公開されたフランス・日本・ベルギー・ルクセンブルグ合作映画です。
 
 フランスが舞台になっていますが、もともとは同じ監督が日本で制作した作品のセルフ・リメイクとのことです。
 
 ストーリー自体、粘着質的なテイストで全く私の好みではなく、加えて、主人公を含め登場人物に共感するところもなく、全編、陰湿なトーンで覆われています。
 
 ラストにはちょっとしたサプライズが織り込まれていますが、それもインパクトはなく、観終わって、結局何だったのこの映画は?といった印象でした。
 ちなみに、その最たるものが、西島秀俊さんの役回りですね。意味不明です。

 

 

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〔映画〕13デイズ

2025-01-06 12:18:12 | 映画

 
 2000年に公開されたアメリカ映画です。
 
 米ソが核戦争に突入する一歩手前まで緊張が高まった1962年のキューバ危機を題材にした作品です。
 映画というダイナミックな表現形式が相応しいモチーフですね。
 
 とはいえ、ケネディ兄弟やアメリカ軍首脳部の描き方にはかなりバイアスがかかっているようで、それを含め、もちろんエンターテインメント映画ですから史実とは異なる演出はあるのでしょう。
 
 それでも、「こういう緊迫した場には決して居たいとは思わない」と感じさせるリアリティは十分で、なかなかに見応えのある出来栄えでした。

 

 

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〔映画〕狼たちの報酬

2025-01-05 16:19:40 | 映画

 
 2007年に公開されたメキシコ・アメリカ合作映画です。
 
 サスペンスタッチのオムニバス形式で物語は進んでいきます。それぞれの絡みを経てラストに至るのですが、構成は稚拙でストーリー展開もかなり無理筋です。
 
 そのあたり、フォレスト・ウィテカー、ブレンダン・フレイザー、ケヴィン・ベーコン、さらにはアンディ・ガルシアまで居並ぶという豪華なキャスティングにも関わらず専門家の評価が低いところかもしれませんが、私としては思っていたよりは素直に楽しめました。
 
 やはり、私の鑑賞眼は当てにならないようですね。

 

 

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〔映画〕劇場版 SPY×FAMILY CODE: White

2025-01-03 17:44:53 | 映画

 
 2023年に公開された日本映画です。
 
 「少年ジャンプ+」に連載中の人気コミックが原作で、テレビアニメでも大人気の作品が劇場映画化されました。
 
 洒落た“ハートフル・コメディ”タッチで、ともかく登場人物のキャラクタ設定が秀逸です。個々のキャラクタに加え、それらの組み合わせで見事にシナジーを発揮していますね。
 
 この劇場版は、ありがちなテレビアニメのダイジェスト版ではなく、フォージャー家の面々を中心にテレビアニメに登場する主要キャラクタの出番もうまく取り込んだオリジナル・ストーリーとしてしっかりと作り上げられています。
 作品が発する心温まる優しいテイストを活かし切った秀作だと思います。

 

 

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〔映画〕虹の女神 Rainbow Song

2025-01-02 16:12:18 | 映画

 
 2006年に公開された日本映画です。
 
 “せつない系ラブストーリー” 、大きなストーリーラインはありがちな流れですが、その分、奇を衒っていないだけ素直に心に響きます。
 細かなセリフ回しやしぐさでしっかりと主人公たちの心情が表現されています。
 
 キャスティング的にも、小日向文世さん、佐々木蔵之介さんといった芸達者に加え、そのままのキャラで効果的なアクセントとなった相田翔子さん、さらに酒井若菜さん、鈴木亜美さんといった面々が脇を固める中、上野樹里さん、蒼井優さんの二人は素晴らしかったですね。
 演技の上手さという技巧的なものではない、そのままの感性の伝播を感じます。

 

 

 

 

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〔ドラマ〕 ドクターX ~外科医・大門未知子~ スペシャル

2024-12-31 11:19:43 | 映画
 
 2016年に放映された日本の長編ドラマです。
 
 米倉涼子さんの代表作“ドクターX ~外科医・大門未知子~”シリーズの“スペシャル版”です。
 
 設定やストーリーは全く特筆すべきところは全くないのですが、レギュラーの岸部一徳さん、西田敏行さんに加え、ビートたけしさんも加わった贅沢なキャスティングがウリの作品でした。
 たけしさんが演じる人物の見せ場は、見え見えではありますが、それでもビシッと決まりましたね。岸部さんとツーショットのやり取りもゾクゾクしました。
 
 基本はコミックですが、こういった面々が揃うのなら、まともなサスペンス作品として作っても面白いでしょう。

 

 

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〔映画〕のど自慢

2024-12-30 19:42:14 | 映画

 
 1999年に公開された日本映画です。
 
 井筒和幸さんの監督・脚本のいかにも“一昔前の日本的ハートフルコメディ”なので、今の私にはそれほどの違和感なく入ってきますね。
 
 NHK人気番組「のど自慢」をそのままモチーフにしたある意味ではとても大胆な作品です。
 
 キャスティングも作品のテイストをしっかり活かせる面々という点では、バラエティに富んでいて結構豪華です。
 なかでも私的に響いたのは、“普通の母親役”を演じたりりィでした。

 

 

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〔映画〕レッド・ワン

2024-12-28 12:07:30 | 映画

 
 2024年に公開されたアメリカ映画です。
 
 ドウェイン・ジョンソンとクリス・エヴァンスが共演しているのでアクション・アドベンチャーテイストではありますが、基本は、こどもも楽しめる“ファンタジー”作品です。
 
 サンタクロースをモチーフというのはありふれているようですが、ストーリーにも演出にもオリジナリティを感じますし、併せて、サンタクロース回りの映像は夢があってとても綺麗です。
 
 表現しているメッセージもシンプルで、観終わって心地よい気分になれますね。

 

 

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〔映画〕シャザム!

2024-12-27 08:49:36 | 映画

 
 2019年に公開されたアメリカ映画です。
 
 ちょっと前に、シリーズ第2作目を先に観てしまいました。DCコミックスのキャラクターを主人公にした作品です。
 
 本作はDCコミックスを原作にした実写版のなかでは “子供向け” にチューンしたもののようですね。あれこれと凝ったつくりではない分、大満足とはいえませんが、気楽な気分でそこそこ楽しめます。
 
 あと、第2作目のラストの有名キャラクタ登場のサプライズも、本作を観て納得しました。こういう細かな遊び心はいいですね。

 

 

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〔映画〕ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1/PART2

2024-12-25 13:23:16 | 映画

 
 2010年と11年に公開されたイギリス・アメリカ合作映画です。
 
 10年近くにわたる“ハリー・ポッター”シリーズの最終作で第7作、8作目にあたります。
 
 もちろん、大作・力作ではありますが、物語としては、さすがにかなり“息切れしてしまった感”が強いですね。シリーズが進むにつれて新鮮味が薄れ、テーマもぼやけてしまいました。
 
 そもそもの敵役の “敵役である由縁” が不明瞭で納得感が今一つなので、最後の解決に至ってもなにかスッキリしないんです。
 
 さらに言えば、ラストシーンもありがちな陳腐なパターンで、このファンタジー超大作の締めくくりとしては全くもって物足りなかったですね。最後にきて残念です。

 

 

 

 

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