伊豆八丈島等に自生し、八丈ユリの別名もある
花径はヤマユリと同じくらいに大きく20~30cm
花丈は見あげるほどの花もあり、2mを超える
ユリの仲間の中ではヤマユリと共に最大級の大きさ
白いサクユリはササユリと見間違えるほど
花名の表示をあわてて読むとササユリと見間違えるのも事実
あわてものの私などが陥りやすい
サクユリのような大きな花もちょっとした風が吹くと
ゆらゆらと”揺れる”この揺れるが訛って”ゆり”になったとも
根や茎が八重により重なる様子を「百合」とも表した
万葉時代の詩歌にも百合は登場している
「筑波嶺のさ百合の花の夜床にも愛しけ妹そ昼も愛しけ」
「防人の 大舎人部千文」
初夏から初秋にかけて様々なユリが登場する
過日に列挙したことがあるので今回は省略