花 「これ一枚」

時折一枚をあっぷしています。

ストック

2019-02-28 | Weblog

もう10年以上も経っているが
花屋さんでストックの苗を買ってきて育てたことがある
茎の回りにぎっしりと咲いた花を
何枚も撮っては見たが、どれも絵になる姿ではなく
美しさが感じられなかった
ストックの名と共に写真には向かない花と思ってきた

今回 出合ったストックはスッキリとしていた
なぜだろうと思ったら、小花のひとつ一つが一重咲きだった
そうか、今まで出会ったのは八重咲きだったから・・・

小花のひとつ一つの姿がはっきりと見える
あの八重咲きの見ずらさはない

 


ベニジューム

2019-02-26 | Weblog

この花名では花の本では項目がない
別名の「カンザキジャノメギク」で掲載のあったのが一冊のみ

花名を調べると頭が混乱してくる
夏に咲くサンビタリアもベニジュームと呼ぶとか
似た花にヒャクニチソウやガザニアもある
花が多すぎて花名を決める人はご苦労が多いことだろう

投稿のベニジュームの開花直前の蕾が珍しい形
綿毛に包まれているのは神秘的にも思える

投稿の花は、冬~春に咲く、南アフリカ原産

 


クレマチス クラルケアナ

2019-02-25 | Weblog

温室ではなく寒空の花壇に地植えされていた
葉は茎の裾の方に枯れているのではと思えるような姿で
寂しく茂っていた

寒い場所で 二つ、三つと小さな白い花が咲いていると
余計に寒さを感じてしまう

別名に「ウインターベル」と記載があった

昨年「クレマチス プリンセス ダイアナ」を投稿して
珍しい形に驚いたが、今回はもう馴れてきたのか
驚きはなかった

 


スゲの穂

2019-02-23 | Weblog

植物園の「花名の札」にカレックスと表示されたいた
カレックスとは?何だろうと言うことで
帰宅後に調べてみると「スゲ」の一品種名であることが分かった
雑草ではと思ったものだったが
なんと2000種を超える種があるらしい

写真は「穂」のようで何日かすると
穂を構成する沢山の小さな芽に花が咲くらしい

「♪夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る・・・
・・・あかねだすきに菅の笠」
この唄がすぐに頭に浮かんだ

細い葉を乾かして編み上げた笠をかぶり
茶摘みをしたのだろう

また旅姿の あの三度笠も
菅で作っていたのだろうか

 


ユキワリイチゲ

2019-02-21 | Weblog

近畿以西の山野に自生する
私の山行ではまだ一度も出合ったことが無い
低い山ばかり行っていたからなのか
もう少し高い山に行けば出合えるのかも
今日の花は温室育ち、実際は3月過ぎの山野で見られるようだ

雪の中から一本の茎に一つの花が咲く一華(イチゲ)が名前の由来
日本の山野には十数種が自生

アネモネの仲間で園芸品種も多数
茎の途中に葉を付けているので分かり易い
投稿の花の葉は枯れているようにも見えるが
色あいがそうさせている
花の色は薄紅から薄紫まであり多彩

どの花も、手持ちで撮るとどうしてもぼけてしまう

 


オオミスミソウ

2019-02-20 | Weblog

雪割草の名で、特に新潟県は栽培が盛ん と記されている
野生種から改良を加え、形や色は数種に及ぶ
原種は石川県から青森県の日本海側に咲く

昨年は「ミスミソウ」を投稿している
特徴はミスミソウとほとんど同じ
花びらと思えるのは「愕片」で変化と退化に富む とある

 


ユリオプス バージネウス

2019-02-19 | Weblog

ユリオプス デージー は以前投稿の記憶がある?のに
その記事が出てこない・・・なぜだろうと思ったら別のページ(HP)だった
ホームセンターで150円ぐらいで買ってきた小さな花

このユリオプスはその時の花よりずっと小さい
小花の集まりで雑草ではと勘違いしてしまいそう
もう少し季節が進むと道端に咲くオニタビラコに似ている

この花に限ったことではないが
菜の花の色にも同じことが言える・・
黄色は、特にやまぶき色は赤みを帯びていて
見る者を明るい気持ちにさせてくれる

 


シザンサス

2019-02-16 | Weblog

何度も見た記憶はあるのに、花名は知らなかった
ビオラのような小さな花で集団で咲いているイメージ
花びらの蝶のような模様が特徴的
いつまでも眺めていたい気持ちにはなるが
次々と隣の花へ目が移って落ち着かない
 
花の本によると、アンデス原産で 猛暑は苦手 とある
シゾ(裂ける) アンサス(花) で左右対称花
葉もセリのような多数の切込みがあり
「コチョウソウ」の別名も

花屋さんでは鉢植えで売られている
吊り花にも向いている、色も模様も豊富

 


ツワブキ 花の後の姿

2019-02-14 | Weblog

11月~12月にかけて
晩秋に彩りを見せてくれていたツワブキ
年が変わって、2月
咲き終わった花の後にタンポポの綿毛にも似た
タンポポより少し大きめの白っぽい”ボール状の綿毛”を
たくさんつけているのに出合った

風に吹かれると綿毛は自由に飛び出して
1年間の思いは捨てて
新天地でまた新しい芽を出す
まっさらな気持ちで花開くのだろう

 


シネラリア(サイネリア)

2019-02-12 | Weblog

聞き慣れない名前ではあるが
菊に似ていて、菊の仲間らしいことが分かる

花のスケッチ集を眺めていたら
「セネシオ」とも書かれていた、同じ花だろうか
種類は違う?のだろうか

投稿の花は、ピンクの色合いに深みがあって
とても気に入ってしまった
この花を調べていたら「富貴菊」とも言うらしい

姿も、色も 多種、多様で
面を埋めるように密集気味に咲いていた

これだけ多くの別名があると
花屋さんはどの花名で名札を付けようかと
困って居られたりすることもありそう

 


アネモネ(八重咲き)

2019-02-10 | Weblog

暖冬を期待していたが寒い日の連続
早く春の風が吹かないものかと待ち焦がれていた
「早春の草花展」が催されているので
早速、京都の植物園まで寒い中を出掛けてきた

ビニールハウスではたくさんの春の花たちが
一斉に開花していて、そこはもう春の世界だった

八重咲きのアネモネは初めて出合った
まだ咲き始めで、やっと蕾が開き始めたところ
完全に咲いたらどんなになるのか・・・
次回来れば出合えるかもわからない

アネモネとはギリシャ語で「風」
強い風には弱いようだ
ビニールハウス内ではそよ風にそよぐ姿は
見ることはできなかった