真夏の青空に
木陰を避けて咲く
灼熱の光を集めて
夏の匂いをかもし出す
僕から君へのメッセージ
なんだか
少し熱くなってきた
おとといも きのうも
あなたに会いたくて
胸を高鳴らせていた
固く心を閉じていたあなた
きょうはいっぱいの笑顔で
私を迎えてくれた
早く梅雨が明ければいいと思っていた
こんなにも大きくきれいに
もう 心の梅雨は明けた
まぶしい日差しの中に君はいた
紫色のコントラスト
背筋を伸ばした清楚な姿で
一つ一つの小花は
ユリにそっくり
ユリ科なんだと一人つぶやく
紫君子蘭より
アフリカンリリーの呼び名がいい