花 「これ一枚」

時折一枚をあっぷしています。

葉ボタン

2018-12-30 | Weblog

この寒い時期の植物園では
毎年ビオラやパンジーなどの三色スミレで飾られていたが
今年は各色の葉ボタンが花壇の目立つ場所を占拠していた

葉ボタンの原種はヨーロッパで、それが
江戸時代には和蘭陀菜(オランダナ)の名前で渡来してきたらしい
それから「牡丹菜」と言われて、「葉牡丹」となった
花名は変遷をたどっている

ヨーロッパで自生しているのは「ヤセイカンラン」で
私が子供の頃はキャベツの事を「カンラン」と言っていた
この記事を書きながら思い出した
「ヤセイカンラン」から改良された
キャベツ、ブロッコリー、ケール、カリフラワーなどがあり
食卓でもお馴染みの野菜

こんなにカラフルに改良?したのは日本と書かれている

 

 


不断桜

2018-12-26 | Weblog

植物園の中を歩いていると白い桜の花に出合った
この時季に咲くさくらは「十月桜」ではと思ったが
「不断桜」と言う標識が付いていた
十月桜よりは大きくて春に咲く桜と区別がつかないほど

いろいろな本を開いてみると
年中咲いているさくらもあるらしいし
秋~冬にかけて咲くさくらもあり
十月桜、寒緋桜、寒桜、冬桜などがある
桜は春とは言えないらしい

 

 


イナカギク

2018-12-06 | Weblog

京都府立植物園の植物生態園で出合った菊の仲間
別名を ヤマシロギク と標識に書かれていて
本州、特に東海地方以西の山野に自生しているらしい
出合ったことは度々あったに違いないが
名も無き雑草ぐらいに思っていたような気がする

ヤマシロギクと言うよりはイナカギクと言う方が愛着が湧く
出合ったことがあっても
名前を知らない花は他にもいっぱい

中学・高校を過ごした島根
週末には気温が下がって雪の予報
行きたい用事が出来たけど夏タイヤでは行けそうにない

 


サザンカ

2018-12-03 | Weblog

今の時期に咲く花で馴染み深い
ツバキに良く似ていて紛らわしかったが
この頃は見分けがつくようになった

曇りガラスを手で拭いてあなた明日が見えますか、とか
赤く咲いても冬の花、など
すばらしい作詞で人気を得て唄われた歌もあった

自生種は白色の一重咲き
江戸時代から赤や紅色が多く栽培されて八重咲きが多い
市場に出回っているのはほとんどが園芸種
投稿の花も園芸種のよう