花 「これ一枚」

時折一枚をあっぷしています。

プルサチラ・ベルナリス

2018-01-28 | Weblog

 

あのセイヨウオキナグサの仲間
別名に、この春?の時季にふさわしい「ハルオキナグサ」の名がある
目立たなく咲く淡い色調が”ハル”を付けた所以と思われる
翁草の名らしく、花びらにも茎にも白っぽい毛が生えて白髪を連想する

日本の翁草は古く万葉集にも記載あり、当時は「根っ子草」と呼んだらしい
投稿に際し 古い花の本を見ると知らなかったことがいっぱい!

翁草には適した気温も人間には寒く感じる
早く冷凍庫の気温を抜け出して春の花に出合いたい
まだ真冬でも、こころは春  

 


カナダオダマキ

2018-01-27 | Weblog

情熱的な色と細長い形
日本の山に咲くオダマキとは感じが随分違う
植物園の温室ならではの花

気温や湿度 環境の違いで様々な色や形の花が生まれている
誰がデザインをして、誰が作りだしているのか
植物の極めて小さな細胞の中で、どのように細胞を作りだし組み立てているのか
人は”不思議”という言葉で片付けてしまって、本質を知らない
それを”神様のなさること”として、深くは考えていないのでは?
はたして、このような神秘の世界の状況を研究をしている人はいるだろうか?
変わった花に出合うたびにいつもそんな考えに至る

この処、寒すぎて家にこもっている
今朝は屋根がうっすらと白くなっていた
積雪0.5mm といったところだろうか?

 


チシマルリオダマキ

2018-01-26 | Weblog

色合いも姿もミヤマオダマキに良く似ている
千島を原産とする花と思われるが間違いなく姉妹種であろう

この花を画像検索すると9割近くが 咲くやこの花館で撮られたもの
個人宅の庭で栽培されて撮られたものもあったから
園芸種としても普及している様子も感じられた

今日のオダマキも、咲くやこの花館で


今まで使用してきた Windows7に加えてWindows10 も入手した
”10”は操作スピードは速く使いやすいのではと思っていたが、そうではなかった?
まず文字が小さい、アイコンも小さい、視力のいい若い人向き

”7”では画面の拡大率を125%にしていた、
”10”では 150%にすると”7”と おおよそ同じ大きさに見える
それでも正確には”7”の方が大きく見えている
そこで、当ブログの文字サイズを少し大きくしてみた

 


ツバキ、太郎冠者

2018-01-25 | Weblog

今朝は零下ではと思うくらい冷え込んだ、天気予報の気温を見ると1℃
先日は冷蔵庫の中に居るようと書いたが
今日は冷凍庫の中のよう、しかし家の周りに氷の張った様子はなかった

この時季の寒さでも咲いているのが ツバキ
以前に万博公園で撮った「太郎冠者」なぜこんな名前なのかは?

 


ラッパスイセン

2018-01-19 | Weblog

冷蔵庫の中に居るような寒い日から
少し和らいだ昨日と今日、そしてまた寒さが来るらしい
この繰り返しの後に春に近づいて行く

イギリスでは、スイセンと言えばこのラッパスイセンらしい
裾に広がる花びらと、中央に飛び出ている花の冠とで色の異なるものや
それらが2色、3色の花を多数見かける
スイセンと言ってもいろんな種類があるものだな・・・
花を追いかけていても知らないことばかり

 


ミヤマオダマキ

2018-01-14 | Weblog

日本の各地の山に自生しているヤマオダマキと近縁種
”ミヤマ”を冠すると高山植物らしく聞こえる
いままでに撮ってきたオダマキはややうつむいて咲いていたが
どうしたことか、これは上向き気味に咲いていた
温室ではなく六甲山の中腹で(数年前の5月、神戸高山植物園で)
この写真では感じられないが 花の姿も色も美しいと思う

あのセイヨウオダマキの西欧では夫を裏切る不義の象徴とされたり
フランスでの花言葉は”偽善”となっていて、評判のよくない花のようだ

日本ではこのミヤマオダマキの改良種が広く栽培、販売されているらしい

 


フウリンオダマキ

2018-01-13 | Weblog

久し振りに本屋さんへ行った
記憶にある人のエッセイとか回顧録を読むのが好きで
時々探しては 詠んでいる
「下衆の極み」面白そうな題名にひかれて買ってしまった
その人の 人となり が伝わってきて勉強になる

また 温室の花を探し出してきた
撮った時はこれで開花の状態かと思ったが蕾のようである
あと2~3日で開花であろうが残念なことをした
開花すれば薄ピンク色の可愛らしそうな花に思える

春の花に出合えるのも あともう少しで

 


桃色雪中花

2018-01-12 | Weblog

「雪の中に咲いた桃色のつばき」単純で明快だけど
面白みのない花名

花追いをしていて困るのは花の名前
初めて出会った珍しい花
その名前が分からないことは度々
プリントして植物園の事務所の方にお見せしても
分からなかったことは何度も
花に付けられた名札が一番の頼り

つばきは種類が多く付けられた名前も多種多様
細雪、白雪、春雪、春風、春の曙、初音、舞の袖、古戦場、乙姫、葛城絞り、
千鳥、観音茶、愛娘、観月、満顔、羽衣、六角、利休、等々

栽培者は新種ができる度に悩まれているのでは?

「今朝はこの冬一番の冷え込み」
この冬 何度か聞いた ラジオからのことば
気温は1℃、空は青空で冷たい風が吹いている
それでも雪の降ることのない大阪

 


雪中花

2018-01-11 | Weblog

椿園に咲いていたこの白い椿の標示名が雪中花となっていた
粋な花名に魅かれて数枚を撮ってみたが
特に特徴的な点は見当たらない 
風の冷たい日ではあった、雪のない日の雪中花

ふと 思ったことは 雪の中に咲けば どの花も雪中花では と
誰かが歌ていた「雪椿」という歌もあった なぁ

雪割草のような可憐さでもないが
白のイメージから付けられた名であろう

 


フクジュソウ

2018-01-10 | Weblog

春を告げる花の代表のような花
雪の中から顔を出して咲き始めるイメージもある
福寿草というめでたさを想像できる花名により
お正月の飾り花としても好まれる

抜け殻にも見える薄皮があるのは初めて見た
昆虫の脱皮のような様子にも見え不思議
杯状に花びらを広げて
太陽の光をいっぱい受けている姿

 


ミヤマヨメナ

2018-01-08 | Weblog

ニュースを見ていたら
オーストラリアでは47.3度の気温を記録したとか
恐ろしい気温ではと思った
花たちは萎れきっているに違いない
日本の寒さとは 真逆
これから春へと向かう今年の日本の夏が心配になる

野草と言われるミヤマヨメナ
春の七草のスズシロの仲間と思われる?

 


スノードロップ

2018-01-07 | Weblog

今年の冬はことさらに寒い
息もこるほどの寒さに手袋は必需品
冷たい空気にも元気に咲いている花があった
雪の滴のような形で
茎の先端にぶら下がっていた
沢山の茎に白い滴がそれぞれ二つずつぶら下がっていた
まだ冬は長いのだろうか
和名の別名は 待雪草と言うらしいから

今朝は「ノゲシ」を投稿して
春はもうすぐと思っていたのに

 


ノゲシ

2018-01-07 | Weblog

日の当たる野原や道端に生えていて
以前投稿の「オニタビラコ」にも似ている
見つけられても
それほどはじっくりと観賞してもらえない野生の花

ケシ(芥子)の名が付いているが菊の仲間
春のノゲシともいい、他に秋のノゲシもあり
春とは少し趣が違っている

 


フリージア

2018-01-05 | Weblog

年末に仏花を買いに行ったら一束が1000円
うーんとうなって買わずに帰ってきた
たまに買っている花屋さんに行ってみたら
フリージアが2本と
菊のようなグリーンの花が沢山ついた花が2本
これらが束になって398円、これを買ってお正月の仏花とした
その時に写真に撮って於けばよかったのに
いまとなってはもう萎れてしまっている

そうだ!と思って探し出した一年前の写真がこれ
全体をシルエットで撮りたかったけど
背景が賑やかでうまく撮れなかったことを思い出した

別名に浅黄水仙とかアヤメスイセンなどと言う呼び方もあるらしい

 


ロウバイ

2018-01-04 | Weblog

漢字では「蝋梅」
”蝋”の字はもう少し画数の多い漢字より略されている
梅 という字が付いているが 梅とは無縁の 梅に似た花
それでも梅林の中に植えられている

この蝋梅だけは12月から開花して存在を誇示しているのだけれど
それを知る人はほとんどなく大阪城の梅林は閑散としている
開花した花の中で蕾も多数あり まだ半月は観賞できそう

蝋細工にも似ているから、または、蝋月 つまり陰暦12月に咲く
梅に似た花からきた名前とか

ランの花の香りに似た香りがあるらしいが感じなかった