花 「これ一枚」

時折一枚をあっぷしています。

ヒメノカリス カリバエア

2017-07-31 | Weblog

花の写真を撮り歩いているといろんな花に出合う
今までにも こんな花!が と
驚いた花はいくつもあったが この花もその一つ

海の中を漂っているクラゲ
深い海の底に棲んでいそうなカニ
足の長い蜘蛛

そんな思いが瞬間に思い出され
それが花にも存在しているなんて と 驚いた

たわわに伸びた白く長い花びら
彼岸花やアガパンサスのポールのような茎
細く長い葉
見慣れてくれば親しめる姿では
京都府立植物園の「絶滅危惧種園」で

 


オニユリ

2017-07-29 | Weblog

上を向いて咲く花や
下を向いて咲く花もあるし
ひまわりのように横を向いて咲く花もある
それぞれが個性で、それぞれがきれい
みんなちがって みんないい と
金子みすずも詩っている

オニユリは自分の名前が
鬼だなんて、そんなことも知らずに
きれいに咲いている

オニユリはとても気持ちのやさしい花
蝶たちが花に群がって来るのに
蜜を摂りやすい形に咲いてくれている

 


ホソバヒャクニチソウ

2017-07-28 | Weblog

歩き疲れてベンチで休憩
折り畳みの雨傘を日傘代わりに広げて
お茶を一口~三口飲んで生き返る

目の前に炎天下にもかかわらず白い花が群生していた
花たちは”暑い!”とも言わず
ただ群れになって花の一生を過ごしている
百日草と言われるほどだから
春の始めの3月頃から寒くなり始めた11月頃まで
長い間、元気に咲いている

花達もお互いに何か会話をしているのだろうか
「こんなに暑くてはたまんないねー」
「あなたきれいにさいているよ!、
  わたしね、茎を虫に喰われて痛いの!」

なんて、そんなこともあるかもしれないな・・と思いながら

 


シュウメイギク

2017-07-27 | Weblog

秋に咲く花と思っていたが
この7月の暑い盛りにも咲いていた
一本の茎の途中から
葉が生えて、そこから3~4本の茎が伸び
その先に花を付けるという特徴的な姿

彼岸花が咲き終わった頃が似合う
秋咲きのアネモネ、英名は「ジャパニーズアネモネ」

野生種はわずかに淡いピンクで「貴船菊」とも言われ
園芸種には濃いピンクが存在する

 

 


フウラン

2017-07-24 | Weblog

岩や木に着生するランで
「生物生態園」では苔に覆われた大きな木に着生していた
2.5mぐらいの高さにあり、白くか細く、清楚な感じ
花の本によると「香り高い」と記されているが
そのような香りは感じ取れなかった
熱帯性の「パンダラン」に比べると ずっと小さい
いろんな花があるものだと感心する

 

 


アザレアツバキ

2017-07-23 | Weblog

今年は「ナツツバキ」を撮れるだろうと思っていたが
やっぱりタイミングが悪くて来年に持ち越し
その代わりと言うのか、中国から渡来の
「アザレアツバキ」を撮ることが出来た 花期は7月で
この時季に咲くツバキらしい、葉の先に丸みのあるのが特徴
京都府立植物園の「絶滅危惧種園」で


ヒオウギ

2017-07-22 | Weblog

オレンジ色の花が可愛らしい
咲いている様が蕾を含めて
リズミカルに並んでいる様子がとてもいいと思った

緋色の扇ににているからと連想してしまうが
花ではなくて根元に生えている葉の形が
剣状の檜の薄板を重ねた檜扇に似てるところから
この名前になったようだ


タチアオイ

2017-07-20 | Weblog

毎年近くの国道わきの狭く長いスペースに
タチアオイが林立して咲いている
薄いピンクから濃いピンクまで
濃い赤色から白い色まで
まさしく咲き競うという感じで咲いている
下の方から咲き始め季節が進むにつれ
上の方の花に咲く順番がいくらしい
どんな種類でどんな花名がついているのか
それがわからない


ダイアンサス

2017-07-19 | Weblog

ナデシコも沢山の種類があり
これは外国から来たナデシコのひとつ
アメリカナデシコとかビジョナデシコとかの仲間では?
一本の茎に玉のように花がついている
手毬のようにも見えて 手毬ナデシコとも言うとか
一般的な山野草のような可憐さとは少し違う
もっときれいな写真を撮りたかったけどこの程度が限度

 


カワラナデシコ

2017-07-17 | Weblog

切り紙細工のようにも見えて
不思議な花びらがあるものだと感心する
花には花の理由があって形が出来ているのだろうけど
では、どんな理由で・・・

秋の七草のひとつに数えられながらもこの時期に咲いて
常夏の花の異名もあり、俳句では夏の季語らしい

最近は「なでしこジャパン」で有名になっているが
万葉集の時代から愛されている花のようで多くの歌が詠まれているが
百人一首には一首も選ばれていない

 


ヤナギラン

2017-07-12 | Weblog

まずピンクの色合いに魅せられる
なぜか二つとも傾いているのは何故
風の通り道に咲いたから?
雌しべの先端が十文字に分かれて
ぜんまいのようにくるりと巻いている
白い小花のようにも見える
細い葉が柳の葉に似ているから・・
当たり前すぎて・・
もっと、意外な理由が聞きたかったりして・・

 


キカノコユリ

2017-07-10 | Weblog

カノコユリは、きれいな淡いピンクを思い出す
黄色の色合いがオレンジに近づくとオニユリと間違えそう
素人には花の名前はほんとに難しい
早く咲いた花は雌しべだけを残して落花している
今から咲く蕾もあって咲く状況がなんとなく伝わってくる
ひとつの茎に多くの花が咲くことにも気づかせる
下から上へと咲いて行くのかな

 


ハルジオン

2017-07-09 | Weblog

道端でよく見かける雑草の代表のような花
名の無さそうなどんな小さな花にも名前がついている
誰が整理して付けたのか 驚いて感心する
似た花も沢山あって(ヒメジオンやハルジョオンなど)混乱する
花はそんな事とは知らず 季節が来れば咲いている
咲き始めは赤みがあってやがて白色となる
春が過ぎても 秋の頃まで咲いている

  雑草のうた

 せっかく花をさかせても
 せっかく葉っぱを広げても
 ふりむいていく人は いない
  それでも平気さ みんなして
  むんむん草むら作ってく

 どんなに のどがかわいても
 どんなに ほこりをかぶっても
 水などくれる人はない
  それでも平気さ 上向いて
  のびたい放題 のびていく

 オオバコ ハコベ ヒメジョオン
 ちゃんと名前がついてても
 呼びかけてくる人はいない
  それでも平気さ いつだって
  きらきらしながら 生きていく

   小学三年生  つるおか ちよこ

 

 

 


ウケユリ

2017-07-08 | Weblog

変わった名前!と思って調べてみたら
奄美諸島の請島(うけじま)に自生しているのでこの名があり納得
高さが15~20cmぐらいで低く 地面近くに咲いていた
京都府立植物園の生態園で発見?
本場ではもう少し身の丈は高いようだ
三脚を使っていないので暗い所ではうまく撮れない
10枚中自身の審査で採用は3~4枚、他は破棄
このウケユリ露出オーバーでも採用


タイサンボク

2017-07-07 | Weblog

撮りに来るのが2週間ぐらい遅すぎた感ありで
高い枝に咲いている花を撮る羽目に遭う
草と木の違いはあるけれどヤマシャクヤクと似たイメージ
白い花びらは無垢で清楚ながら大きくて堂々としたイメージ
切り取って生け花にしようものなら一日で茶色に変色するとか
大木に咲いた様を眺めるのが一番いいらしい
いい香りがあるらしいけどその香りは感じなかった