第5回うとう塾は、『わたしの子育て体験記〜親だってがんばっているよ〜』と題して、青森市自閉症児(者)を持つ親の会ペアレントメンター佐藤麗子さんとサポーターの鎌田貴子さんにお話を伺いました。そして発表後に、参加者の方たちにも感想や体験談をお話していただきました。
体験記ということで、お二人には
☆子どもの様子にいつ気がついたのか。そのときどうしたのか。
☆年齢ごとの変化、その対応の仕方。
☆幼稚園、学校選び、友人や先生との付き合い方。
☆辛かったこと、反省点。
☆やってみて良かったこと、皆さんにも推奨したいこと。
など、忌憚なくお話していただきました。全てをお伝えしたいのですが、心に残った一部を紹介いたします。
診断結果のショックや安堵で揺れた気持ちを整理して、真剣に向き合うきっかけになった。
幼稚園学校は見学、体験会を利用して、子どもが無理なく楽しんで通えるか考えることが大事。
子どもの様子を見て、必要ならば転園も考える。変化を恐れず、子どもを守ろう。
同じ悩みを持っている仲間を見つけ、情報や気持ちを共有することが大切。
お母さん自身がストレス解消法を持つ。自分も大切にしよう。
親だろうが大人だろうが泣いてもいい。思い切り泣いた後は、笑顔で子どもを抱きしめよう。
素敵なお話をありがとうございました。
講話後、参加者の皆さんでお茶を飲みながら、講座への感想、各々の疑問不安など意見交換が行われました。
受講者の皆さまからの感想(アンケートから抜粋)
子どもの将来に不安を抱えていましたが、同じ境遇の方の体験談で、心が軽くなりました。
中学校の入学への参考にしたいと思います。
子を守れるのは親!という佐藤さんの言葉が印象的でした。
障がい告知という言葉を知り、今後のことを色々考えたいです。
子どもにたくさんの経験をさせて、本人の可能性を見つけたいと思いました。
母親自身が元気でいることが大切だと気がつけました。
アンケートへのご協力、ありがとうございました
最後に、うとう塾全5回を皆勤された受講者の方を、表彰させていただきました。
来年度も皆さまとともに、知識と気持ちを共有できるような講座を目指し、スタッフ一同がんばります。
このブログでも随時、最新情報をお届けする予定です。今後もよろしくお願いします
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