青森市子育てサポートセンター

「子育てをしている保護者のみなさんのお役にたちたい!」という熱い思いで、活動に取り組んでいます。

H28.5.16「発達障がいってなぁに?~子どもとどう関わればいいの?~」講師 栗林理人さん

2016-05-23 11:28:56 | うとう塾

いよいよ平成28年度うとう塾がスタートしました!

 第一回は「発達障がいってなぁに?~子どもとどう関わればいいの?~」をテーマに、弘前大学大学院医学研究科附属 子どものこころの発達研究センター特任准教授 栗林理人さんを講師としてお招きしました。

 発達障がいとは?どんな特性があるのか?など基本的なお話から、子どもとの関わり方や受け入れ方についてお聞きしました。

 発達障がいとは、ASD(自閉症スペクトラム障がい)、ADHD(注意欠陥・多動性障がい)、LD(学習障がい)DCD(発達性協調運動障がい)などの脳機能の先天性の障がいです

 生まれつきとはいえ、養育環境を整えることにより、症状がよくなることがあるそうです。好ましい刺激があってストレスが少ない環境では、有利な遺伝子が活発化し、後天的に発症を抑制すると説明していただきました。

子どもに、たくさん居場所を作ってあげることが大事です。』と栗林先生。自宅、祖父母宅、学校、放課後児童クラブ、習い事の場に『子どもたち一人一人の特性を理解し、見守ってくれる大人』が存在することで、子どもたちが様々なことを経験し、自分のことを自分で選択する力が身に付くそうです。

診断結果や病名に拘らず、子どものできること、できないこと、困っている苦手な部分を理解してあげることが重要だとお話しされました。 その上で、子どもの特性を理解し、認めてあげることが大切だということです。

受講者の皆様からのご意見(アンケートから抜粋)

養育環境の大切さがよくわかりました。

居場所を多く作ってあげようと思いました。

得意な分野で社会との関係を持たせるカリキュラムがあることを知りました。

本での情報は断片的ですが、先生のお話は総合的でわかりやすかったです。

障がいを含めた子どもの個性を受けとめるというお話に感動しました。

 自分と同じ悩みを持っている親御さんがたくさんいて、共感がもてました。

 

アンケートへのご協力、ありがとうございました(^ ^)

 

 症例は漢字が多く、難しそうと身構えていた私でしたが、不注意優勢型、衝動性優勢型をそれぞれのび太、ジャイアンに例えて説明していただき、すぐイメージが浮かび、とてもわかりやすかったです。

 栗林先生、ありがとうございました!!

 

 

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H28.5.13 子育てに活かそう『個性心理學』講師しばたけんじさん

2016-05-16 11:42:58 | きらきら塾

いよいよ、平成28年度きらきら塾がスタートしました!

 第一回のテーマは、子育てに活かそう『個性心理學』~動物キャラでわかる、私と子どものタイプ~です。

 講師は、いむらきよし流個性心理學認定講師、しばたけんじさんでした。

 従来からのファンの皆さまはもちろん、噂を聞きつけて参加された方々、占いで子育て?と半信半疑の参加者の皆さまも、しばた先生の軽妙なトークに感心したり、納得したり、爆笑したりとユーモアたっぷりの2時間でした。

 冒頭から『アキラメル』を連発するしばた先生 

 考え方や価値感の違いという個性をしっかり受け止める。

 これが『諦める』ではなく、『明らかに認める』という個性心理學の柱となるそうです。

 

 12種類の動物とさまざな性格の組み合わせで(尽くす猿など)、計60分類にキャラクターづけされます。

 ご自分とお子さんの生年月日と換算表を照らし合わせ、一喜一憂する参加者の皆さま

 イメージ通り?まさかのキャラ?

 ちなみに私は落ち着きのあるペガサスでした。(夫は優雅なペガサス・・・

  講師のしばたさんが、動物キャラの特性について、芸能人やスポーツ選手を例にわかりやすく説明して下さいました。

 さらに、個性を大きく三つに分けたじゃんけんの法則。シンプルでいてモヤモヤの核心に触れられました。

 形あるものにこだわる人、形のないものにこそ価値を見いだす人。真逆の価値観の人たちが相容れることは難しいですが、「意味不明!」とバッサリ切り捨てるのは簡単。

 でもそこで『そうくるか!』と一言。理解できないことに壁を作るのではなく、受け入れる体制を作る魔法の言葉をいただきました。

 まさに子育てでも、意味不明なことが連続ですが、『そうくるか!』と関心を持ち、個性を受けとめることが大事なのですね。

 

 受講者の皆様からのご意見(アンケートから抜粋)

子どもと自分のタイプを知ることができてよかった。子どもとの接し方が変わりそうです。

家族全員信じられないくらい当てはまっていました。子育てが辛いときもありますが、考え方次第だと気持ちが軽くなりました。

トークが面白くて、飽きずに2時間楽しく聞くことができました。キーワードを参考に子どもに接してみたいと思います。

子育てだけではなく、大人の人間関係にも役立てるお話でした。自分のことも知れてよかったです。

元々のキャラクターを変えようとする必要はないと勉強になりました。実践してみます。

子どもの個性によりNGワードがあると知りました。否定しないで関わることができそうです。

 アンケートへのご協力、ありがとうございました!

 私たちが毎日頭を悩ませている『しつけ』。これもやりすぎてしまうと、丁寧語『お』がついて『おしつけ』になってしまう。

受講後にお話させていただいた際に、印象に残った言葉です。

 自分の子どもは大切だから、幸せになってほしいから、どうしても口うるさくなってしまいます。でも子どもの個性を理解し受け入れることが、気持ちを大切にしてあげることに繋がるのだと強く感じました。

しばた先生、素敵で楽しい時間をありがとうございました。

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