ブログでの告知が遅れてしまいましたが、10月よりペアレントトレーニング講座が始まります。
今年度は、すべて中央市民センター、土曜日の開催です。
新規の方・全日受講可能な方が優先です。
締め切り9/14（火）⇒9/27（月）に延長しました！
詳しくは、↓↓↓チラシ↓↓↓をご覧下さい
ご参加お待ちしております
サポセン通信の子育てQ&Aコーナー『鳴海先生の子育てQ&A』が新しく『おしえて!岩田先生!!』になりました
岩田先生プロフィール
臨床心理士、公認心理士。スクールカウンセラー歴16年。
小・中・高に出向いています。ただ今子育て真っ最中。
鳴海先生同様に子育ての悩み事についてお答えいただきます
Ｑ：小6女子の母です。最近ネットからいろいろな情報を得ているのか、小学生にはまだ早いと感じる※美容アイテムを欲しがります。思春期だということもあるし、無下にその子の思いを否定するのも…と悩んでいます。どういう判断で買い与えればいいのでしょうか。
(※美容アイテム…例：美顔ローラー、化粧品、脱毛ワックス、足が細くなるレギンスなど)
Ａ：体の成長とともに自分は周りからどうみられているのか、気にしだすようになると、子どもは思春期に突入です。分かりやすい行動では、鏡を見る時間が長くなったり、反対に全く見なくなったり、写真に撮られることを避けるようになったりすることです。
そして、子どもは親の考えを素直に聞かなくなり、自分で考え、行動するようになります。けれど、失敗することもあります。それを親に指摘されてイラっとしたり、言い合いになったりして親子関係が悪くなることもあります。失敗するかもしれないけれど、自分でやりたい、考えたい、決めたいという子どもの思いを親は受けとめ、しっかりと見守ることが大切だと私は思います。
さて、質問への回答です。「まだ早い」という親の考えは横に置いて、お子さんの思いや理由を丁寧に聴いてみませんか。美容への興味が単純に高まっているからかもしれないし、憧れの有名人が使用しているからかもしれません。外見が気になり、それを何とかするために必要なのかもしれません。その話を聴き、買ってあげるかどうかは親の納得度合によると思います（お金を出すのは親だからです）。ただ、本人の要求のままに購入する以外にも方法はあります。年齢に見合った美容グッズの提案です。それを一緒に探すこともできます。また、お子さんがコツコツとお小遣いを貯めて自分で買うことで決着がつくかもしれません。子どもの要求に応じるか否かではなく、子どもの伝えたいことをしっかりと受けとめることで、お互いにとって納得できるところに着地できるのではないでしょうか。
ただ、話し合いにならないこともあるでしょう。そんなときは、子どもに、親は自分の考えや思いを批判せずに聞こうとしていると伝わることができれば良いのです。本人から話題にしてきたら、じっくりと聴きましょう。
