青森市子育てサポートセンター

「子育てをしている保護者のみなさんのお役にたちたい!」という熱い思いで、活動に取り組んでいます。

H28.9.8 子育てに大切なもの〜子どものことを悩むのは親の役割?〜 講師 浅田英輔さん

2016-09-23 15:24:11 | きらきら塾
 
第5回きらきら塾は、青森県臨床心理士会 浅田英輔さんを講師にお招きし、『子育てに大切なもの〜子どものことを悩むのは親の役割?』をテーマにお話していただきました。
 
 
 子育ての判断材料として、『ふつう』を知ることが大切ですと浅田先生。アセスメントについて詳しく説明していただきました。
 
アセスメントとは、査定や見立てという意味で、心理検査や知能検査もこれの一部である。
☆『ふつう』が良い悪いではなく、統計学上の平均を知ることで、子どもの位置がわかる。
 
気持ちと行動を分けるというアセスメント。
受容的な態度・・・子どもの「殴りたい!」という負の感情でも親は受け止めるが、共感する必要はない。
 親は気持ちを受け入れ、「殴るのはダメ」と子どもの行動を抑える
 
『あなた』『わたし』を分ける。
 YOUメッセージ・・・あなたは、〜と思うのね。
 誰の気持ちで、誰が何をしたいのか誰がどう思うのか、明確にする。
 「あの先生嫌い!」あなたは、あの先生が嫌いって思うのね。
 「もう絶対に嫌われた!」あなたは、自分が嫌われちゃったって思うのね。
 「花火に行くって言ったくせに!」あなたは、お母さんが約束をやぶったと思って怒っているのね。一緒に花火に行きたかったよね。
 子どもの気持ちの言葉を入れてあげる。
 
『したいこと』『しなければいけないこと』を分ける。
 子どもが、どう思っているか聞いてあげる。「勉強したいのか、したくないか」など。
 
☆親の言うことをきかせたいときは、一貫した態度が大切
 叱る(ペナルティ)褒める(言葉で気持ちを伝えてからご褒美) セットで行うことで、子どもの信用を得られる。
 
 
 
受講者の皆さまからの感想(アンケートから抜粋)

 頭では理解しても、子どもの前ではつい感情的になってしまいます。今日を機にリラックスします。 

 行動を評価するとき、ご褒美は物より感情を先に伝えるというのが印象的でした。

 反抗的な子どもとよく喧嘩になりますが、落ち着いて話を聞いてあげようと思います。

 子育ての核となりそうなキーワードを、たくさん知れてよかったです。

 悪いところばかり目についていたことに気づきました。良い行動をもっと褒めてあげたいです。

 気持ちのボキャブラリーをもっと増やしたいと思いました。

 
アンケートへのご協力、ありがとうございました!
 
 
ご自身も3人の父親である浅田先生。児童相談所、児童養護施設という現場での事例や、実際の子育て体験のお話に、多くの受講者の方が共感を持たれたようです。
浅田先生、貴重なお話をありがとうございました
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第4回うとう塾 支援学級ってなぁに?〜学習や生活のコツを知ろう〜講師 五戸とし子さん

2016-09-23 14:41:42 | うとう塾

 平成28年度第四回のうとう塾は

「支援学級ってなぁに?〜学習や生活のコツを知ろう〜」というテーマで、特別支援教育士である 五戸とし子さんをお招きして説明をしていただきました。

初めに、現職時代のことなどたくさんの事例をもとにお話をしてくださいました。

就学手続きや支援について書かれているパンフレットやたくさんの資料をご用意くださりわかりやすかったです。

また家庭でできる子どもとの関わり方についても、具体的に子どもの態度・反応がどうしてなのか、原因についても説明していただきました。

 

 

スーパーで子どもが暴れた場合⇒子どもの態度をよく見てまずは落ち着くまで見守る

 ⇒堂々と毅然に穏やかに焦らず対応することが大事

将来社会の一員として生活するためには

 ⇒靴揃えや鍵かけなど身近なものから責任を持って仕事をさせることにより社会性がに付く

これだけは知っておこう

 ⇒学習や生活の基本やコツ・読み書き・箸の持ち方・対人関係や集団行動において適切に反応するための対人行動(ソーシャルスキル)を焦らず、ゆっくりで良いのでその子に合った方法で訓練する事が大事

 

 

保護者の方・支援者の方々も参加されグループトークでは記録と発表をしていただきました。

 

参加者からの質問を各グループから2,3個に絞り出してもらい、1つ1つ丁寧に答えていただきました。

内容盛りだくさんの講座となりました。

五戸先生、ありがとうございました。


 受講者の皆さまからの感想(アンケートから抜粋)

実際に指導した生徒のお話など、具体的で参考になりました。

支援学級の説明や、子どもへの接し方も学べてよかったです。

生活や遊びの中に、子どもの発達につながることがあるとわかりました。

親の目だけではなく、子どもの目線で考えてあげたいと思いました。

時間がかかっても、身近なもので繰り返し教えることの大切を知りました。

 きちんと見ることで、物事を理解するということを改めて感じました。

 

 アンケートへのご協力、ありがとうございました

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

H28.8.26 笑っている家族を増やそう〜今しかない!子育ての時間を楽しむには?〜講師 平山健一さん

2016-09-23 14:41:21 | きらきら塾

 平成28年度きらきら塾第4回は、平山健一さんを講師にお迎えしてお話を伺いました。

本来は高校の先生であり、現在は青森県教育庁 生涯学習課に勤務され年少と年長の2児のお父様でもあります。

また、「子育てを楽しもう・笑っている父親を増やそう」を合言葉の【ファザーリングジャパン・青森支部】の理事でもいらっしゃいます。

 

 毎年8月最後の金曜日に行われるきらきら塾の会場は『浪岡総合保健福祉センター 』です。

浪岡の会場は小さなお子さんをお持ちのお母様方が多く、浪岡のサポーターの方たちはシッタ―としてサポートをしていただきました。

 

 子育てはいつまで続くもの?

 子育て真っ最中のお母様たちは、考えたこともない方もいらっしゃると思います(?_?) 18歳?20歳?ぐらいまでかな?

 社会の多様化や社会全体の幼稚化で「子育て30歳説」もあるようです。しかし子育ての終わりはなく……子育ての最終目標は「子離れ・親離れ」です。この疑問を持った時から作戦や方法を考えることが必要です。

 パパ業のススメ

 共働きでもある平山さんの家事や育児への協力のお話をしていただきました。テーマでもある「笑っている家族を増やすには」家族みんなで 親と子ども・パパとママ・生活と遊び・母性と父性のバランスを取ること、お父さんが協力をしてくれることでお母さんにとっても 時間と精神的な余裕で育児のストレス軽減になり前向きな気持ちになれると思います。 

 パパ(親)として、子どもと一緒に過ごせる時間は限られています。特に、小学校中学年ぐらいになると一緒に行動できる時間が少なくなり、親子の関わり方も変わってきます。だからこそ、一番手のかかる乳幼児期からパパとして家族と過ごす時間を楽しもう!笑っている家族を増やしたい!今しかない、子育ての史観を楽しもう!と話されました。

子育てはみんなですれば、しんどさ半分楽しさ倍増です

 

 

 各グループで子育てについて話し合った後、発表していただきました。

 

 

遠いところから参加して下さった方々もおり、うれしかったです。

 

 
受講者の皆さまからの感想(アンケートから抜粋)

 子育てについてゆっくり考える時間を持てて良かった。お話を参考にして頑張りたいです。

 一人で育児をしないで、周りを頼ってもいいと言われ安心しました。

 夫の役割、父親としてできることがたくさんあることに気がつきました。

 母性、父性を性別でくくらず、お互い補い合うことが大切だとわかりました。

 子育ての目標は、『子離れ』という言葉が印象的でした。

 親が笑顔でいることが、子どもの笑顔につながる。肝に銘じます。

 
アンケートへのご協力、ありがとうございました!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ペアレントトレーニングのお知らせ

2016-09-23 12:34:17 | うとう塾

 ペアレント・トレーニングのお知らせ

*発達の遅れ、偏りが心配なお子さん(4歳〜小学校中学年まで)がいる保護者が対象です。

ペアトレーニング(通称ペアトレ)ってご存知ですか?

子どもの行動に焦点を当て、特徴を理解し、行動を整理して、それぞれの行動に適した対応を学ぶためのプログラムです。

 

日時10/14(金)・10/27(木)・11/11(金)・11/24(木)・12/8(木) 

    全5回です。全日AM10:00〜12:00 

会場:サンピア2階(青森市松原1丁目6-3 勤労青少年ホーム)

講師:工藤摩世さん(相談支援事業あおば 相談支援専門員)

募集人数:先着10名(5日間参加可能な方)

お申し込み・お問い合わせ: 電話FAX 017-774-6537

 青森市子育てサポートセンター 火曜日 10:00〜13:00開設 

 *開設時以外は留守番電話にお願いします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

参加者からのご質問(うとう塾 平成28年度第3回)

2016-09-01 14:51:27 | うとう塾
Q.「特別支援学級」と「通級指導教室」の違いが今一つよく分かりません。教えて下さい。

A 特別支援学級とは
  *その子にあった教育課程(カリキュラム)で指導します。
  *子どもの状況に合わせて、通常学級で交流、及び共同学習を行います。(音楽、体育など)
 
 
 青森市の「特別支援学級」には、知的障がい、自閉症・情緒障がい、難聴、病弱虚弱の特別支援の学級があります。子どもの状況に応じて、一部の授業(体育・音楽など)は通常学級へ通い授業を受ける場合があります。
*特別支援学級を希望する場合は、就学指導を受けます。(A票提出)
 
 
 A 通級指導教室とは
  *普段は、通常学級で勉強するが、障がいによる学習上の困難を改善、克服し自立を図るために指導を受ける。
  ☆LD、ADHD以外の障がいの児童生徒⇒週1〜8単位時間程度
  ☆LD、ADHDの児童生徒⇒月1〜週8単位時間程度
 
「通級指導教室」には、言語障がい、LD・ADHDのある子どもが通常学級から通い、発音練習や苦手な教科の補充などの指導を受けます。
「LD・ADHD通級指導教室」は小学校=長島小、浪打小。中学校=浪打中、浦町中にある。指導を受ける時間数に上限があります。
 
 
 *障がいに合わせた指導を先生と1対1で受ける⇒抜けた授業のコマ数は、在籍の学校に戻ってから補充することになる。自力登校なので住居から遠い子どもは親の送迎が必要となります。
通級指導教室を希望する場合は、就学指導を受けます。(A票提出)
 
 
 *A票提出は12月末までです。但し、特別支援学校を希望する場合は、10月中旬ころまでの提出になります。
 
⇒就学相談票(A票)は、通っている保育園・幼稚園・学校にあり、所属長と相談して青森市教育委員会指導課長に提出します。
12月末までのA票提出により、就学指導委員会(判断会議)において、障がいの状況に応じた適切な教育の場について審議されます。
 
 

 
 Q.現在通常学級に在籍しています。その学校に支援学級はあるのですが、算数・国語がよく分からないように感じるので「支援特別学級」ではなく「通級指導教室」へ通わせたいのですが出来ますか?

.お子さんが算数や国語がどのくらいわからないのか、どんな支援が考えられるか学校(学級担任など)とよく話し合ってください。その話し合いの中で、少人数の学習環境の中でお子さんに合わせた学習内容を指導した方がよいと判断された場合は、特別支援学級を考えてみてください。また、通常学級の学習内容はおおむねわかっているが、特定の分野だけ落ちているような場合(音読ができない、漢字が書けないなど)は、通級指導教室への通級を考えてみてください。通級指導教室では、わからないところを教えてもらえることもできますが、その子のわかり方の特性に応じた学習の仕方を中心に指導してもらえます。どちらの場合も、A票を提出し、就学指導を受けてください。
 

「通級指導教室」を利用したい事を担任に相談をしたのですが、頂いた返答に納得がいきませんでした。どこに相談したらいいでしょうか?

.就学指導室へ電話相談をしてみては如何でしょうか。
 
就学指導:問合せ先⇒TEL:017-765-1507
     住所:青森市栄町1-10-10(青森市教育研修センター)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする