12月と1月の計2回の自主事業は「自分らしく生きるってどういうこと?女性にしばられていませんか?」と題し
元青森県立保健大学教授の佐藤恵子さんを囲み、皆さん初めは遠慮がちに、次第に大胆に、茶話会形式で日頃感じている疑問、モヤモヤなどを、発表しあいました。
(自分らしく生きることについて、スタッフがまとめた内容を紹介します)
自分らしく生きるとは?
・私(個人)として、自分の意思と力で生きる。自分の人生の主人公。
・他者のために生きるのではなく、自分自身のために生きる。
しかし……女性は自分らしく生きることがむずかしい!
・ジェンダー『社会や文化のなかで作りだされた男女の違い(性差)・男らしさ、女らしさ・性別役割分業(男は仕事、女は家庭)』についての、社会の基本的な仕組みが変わっていない。また、女性自身も無自覚のうちに受け入れている。
自分らしく生きるために大切なこと~
・本当の自分の気持ちに向き合う
・ジェンダーのとらわれに気付く
・他律的に考えず、自分の気持ちを考え両立する
・個人(私)としての考え、行動を示す。
・自立するための力を養う
ジェンダーに関しては、こちらの記事もご覧ください
第2回目は、25項目あるジェンダー・チェック表に回答し参加者の平均を出し、1項目ずつ確認していきました。
このチェックは、ジェンダーによって刷り込まれている固定観念に気づくことが目的です。今回の自主事業は、参加者が自分の気持ちと向き合い、これからの生き方を見直す、また個人としての生き方に気づくきっかけになりました
参加者の皆様ご参加くださり、ありがとうございました。
参加者の皆様のご感想
・家族・夫婦・ジェンダー、役割分業をもう一度ふりかえる機会になりました。
・自分の状態を無視すると悪循環に陥る、自分を認めることが大切というのが印象に残りました。
・ジェンダーに気づいた人から直すしかない!!ということが印象に残りました。
・完璧を目指さないと、周囲に話すと楽になる。納得です。
・自分の人生の主人公になる!ということを意識しようと思います。
・ジェンダー(男はこうだ女はこうだ)や、自分はこうだったから周りも同じ、または当たり前だと思わないようにする。
・ジェンダーチェックをしてみて、自分の本当の気持ちと社会通念にとらわれている部分に気付きました。
・「周りにジェンダーを押し付けない」「多様性」「性別よりも個性を大切に」などの言葉が印象に残りました。
・ジェンダーチェックで平均値をみながら自分なりの考え方、自分の中にある性差に気づくことができて良かったです。ありがとうございました。
・自分らしく生きていくヒントになる話が聞けました。ジェンダーにとらわれないで、子育てや仕事に自分らしく過ごしていきたいと思います。