青森市子育てサポートセンター

「子育てをしている保護者のみなさんのお役にたちたい!」という熱い思いで、活動に取り組んでいます。

ペアレントトレーニング講座:参加者募集のお知らせ

2023-08-29 12:34:19 | ペアトレ

毎年好評のペアレントトレーニング講座の募集が9/9(土)から始まります。(^_-)-☆

開催日:全土曜日:5回⇒10/7 10/21 11/11 11/25 12/9 

    ※日程変更の可能性もあります。

時 間:10:00~12:00(初回のみ9:45~)

会 場:サンピア(勤労青少年ホーム)*市民プール向かい

    ※上履きをご持参ください。

対 象:発達に心配のあるお子さん(4歳~小学校4年生位迄)の保護者:先着6人

    ※初めての受講の方で、全日程参加可能な方優先です

講 師:工藤 摩世さん(相談支援事業所あおば:管理者)

お申込み先

青森市子育てサポートセンター【開設日時】毎週火曜日 10:00~13:00

TEL&FAX:017-774-6537 

メールアドレス:aomorishi-saposen@arion.ocn.ne.jp

申込みを、お待ちしています。 (^_^)v

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

教えて!岩田先生‼ サポセン通信No30より

2023-08-22 12:49:42 | 子育て相談(Q&A)

臨床心理士、公認心理士。スクールカウンセラー歴16年。 小・中・高校に出向いています。

ただ今子育て真っ最中。子育ての悩み事についてお答えいただきます

Q どもに将来の選択肢を広げるために、スポーツ・プログラミングなど色々な習い事を進めているのですが、本人はあまり興味を示しません。こどものために、親が必要だと思う習い事をさせるのは親のエゴでしょうか?

A 今回のご質問の「エゴ」とは親の考えを子どもに押し付けることを指しているのだと思いますが、子どもは親の関わりなしには育ちません。その関わりの中で親の言動を子は「エゴ」と感じたり「愛情」と感じたりします。しかし、その境目がはっきりしないところが厄介です。

例えば、「今から、○〇をやっておくと、大きくなってから困らないよ」とか「私がやっていてすごくよかったから、あなたもやってみたら」というセリフが皆さんの頭に浮かびませんか。親は人生の先輩として、子どもに伝えたいことはたくさんあります。また、子どもも小さいうちは親の考えに疑問を持たず、すんなりと受け入れることはよくあります。親の提案に乗り気でなかったとしても、ご褒美でやる気になったり、やっているうちに楽しくなったりするパターンもあります。それが、将来の進学や職業選択に良い影響を与える可能性だってあります。

しかし、子どもは成長とともに自分の考えを持ちます。親の提案にノーとはっきりと言ってくれると、親は諦めることができますが、そうでない場合は「試しにとりあえずやってみたら?」と、しつこく言ってしまうこともあるでしょう。試しにやってみた子どもが途中でノーという態度をとったときに親の思いに潔く歯止めをかけられるかどうかがポイントだと私は思います。

 「エゴ」かどうかは、子どもの考えを置き去りにして自分の考えを押しつけ続けていることに気づけるかどうかでしょうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

教えて!岩田先生!! サポセン通信29号より

2023-08-22 12:31:47 | 子育て相談(Q&A)

臨床心理士、公認心理士。スクールカウンセラー歴16年。 小・中・高校に出向いています。

ただ今子育て真っ最中。子育ての悩み事についてお答えいただきます

Q 小学6年の男の子を持つ母親です。何度もスマホ使用時間の約束を守らず、子どもからスマホを取り上げました。しかし、今度は布団の中で学校から支給されたタブレットで動画を見ていました。どのように対応していけば良いのか困っています。

 

A ご存知のとおり、スマホはゲームにSNS、動画など、魅力的なアプリが満載な道具です。そしてスマホで見られる情報は24時間365日増え続けるために一通り見たら終了ができません。例えば、隙間時間に動画を1つ見るつもりでスマホを手にしても、画面にどんどん入り込んでくる他の動画タイトルに目を奪われ、気づくと1時間を超えていることも珍しくないと思います。自分で区切りをつけない限り、終わることはできないのです。それだけスマホは依存を高めやすい道具です。だからといって、親がスマホを取り上げても、それは一時的な対応です。スマホでなくてもアプリにアクセスできる他の端末を手にできれば、同じことを繰り返すからです。今の世の中は、ネット環境に触れずに生活することは現実的ではないからこそ、スマホを含めた端末の使い方を見直してみましょう。

 一方で、スマホの使い過ぎの背景には楽しいからだけではなく、本人がスマホにのめり込まざるをえない事情もあります。同級生の話題に乗り遅れないように見ているのかもしれませんし、ひとり時間を持て余しているうちに、やめられなくなっているのかもしれません。その点を話し合うことも必要です。

 さて、見直しの第一歩は一日にどのくらいの時間をスマホに費やしているのかを視覚化することです。それを踏まえて使用時間や使用場所、充電場所についてのルールを決めます。それらは親子で話し合って確認をし、お互いに納得することが大事です。そして時間を破ってしまったときのペナルティだけでなく、時間を守れたときの報酬も必要です(翌日の使用時間を5分増加など)。そうして、時間になったらスパッとスマホを切り上げられることが目標です。ルールは本人が前向きに、継続的に取り組めるようなものが理想です。だらだらと使い過ぎになりがちなスマホを上手に使えるようになるために、毎日の本人のがんばりを応援し続けていきましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする