青森市子育てサポートセンター

「子育てをしている保護者のみなさんのお役にたちたい!」という熱い思いで、活動に取り組んでいます。

おしえて! 岩田先生‼ サポセン通信33号より

2024-03-18 13:49:37 | ペアトレ
 
【子どもの発達と親の関わりを考える】と題して3回シリーズで岩田先生にお聞きしています。
第2回目は~小学校・中学年の子どもの発達の特徴と、親の関わり方を考える~です。
 
 「9歳の壁」というフレーズ、聞いたことありませんか。子どもの考え方が具体的思考から抽象的思考に変わっていく中で「壁」と感じるというものです。分数や少数で算数の理解スピードが落ちるのはそのためです。その「壁」は勉強だけでなく生活にもあります。
 この時期の子どもたちはギャングエイジといわれ、気の合う仲間で集まるようになります。行動範囲も広がり、今までに聞いたことのない友達とも遊ぶようになり、仲間同士を呼び捨てで呼び合うようにもなります。親や先生など周りにいる大人よりも自分のそばにいる仲間からの影響を強く受け、時間を守らなかったり嘘をついたりと親への反抗的な部分もちらつきますが、協調性や社会性を学ぶ機会にもなっています。ただ、周りを見る力がつくことで、他人と自分を比較し自信がなくなって卑屈になり、相手に素っ気ない態度をとったり、陰口を言ったりすることもありえます。こういった危なっかしさもありますが子ども同士で知恵を出し合って対処する力も育っていきます。「壁」は子どもにとって成長するチャンスを秘めている時期です。
 最近は、習い事などで放課後に集まることが難しく、遊ぶ時間がたっぷりある子どもは多くありません。また、ひとりで過ごすことが好きな子どももいます。
 親にできることは、子どもが友達と一緒に過ごしたいと思ったときに仲間づくりができる環境調整をすることです。子どもから素っ気ない反応が返ってきても「今日は何していたの?」と気にかけているメッセージを送り続け、困ったときに助けを求めやすくすることです。そして子ども自身が自分の良さを再確認できるように、子どものがんばりや良さを折に触れて伝え、子どもが仲間との豊かな体験を積めるように後押ししましょう。
 
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2023年度 ペアレント・トレーニング~親子の関わり方のヒントを見つけよう~

2024-03-18 11:43:55 | ペアトレ
2023年度 ペアレントトレーニング 全5回(土曜) 10/7・10/21・11/11・11/25・12/9
 講師:工藤 摩世さん(相談支援事業所あおば:管理者兼相談支援専門員) 
 
 ペアレントトレーニングとは、子どもの行動に焦点を当て、特徴を理解し、整理してそれぞれの行動に適した対応を学ぶためのプログラムです。体験学習を交えて、全5回継続して学びました。
 
 
参加者アンケート(一部抜粋) 
☆欠席が多くちゃんと参加できませんでしたが、先生やスタッフ、他の参加者さんたちも一緒に振り返りをして、私にもわかるようにしてくださり大変ありがたかったです。
☆25%でほめる難しさを感じました。とにかくほめる。見ていることを子どもに伝えることを繰り返ししてみようと思います。
☆続きもっとやりたかったです。最初は無理だと思っていましたが、続けていくことでとても意味を感じました。ありがとうございます。
 
講座へのご参加、アンケートのご記入ありがとうございました。
 
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子どもの野菜嫌いを克服!~豚肉と苦手野菜の相乗効果を学ぶ~

2024-03-18 11:14:46 | きらきら塾
2023-11月18日、きらきら塾では、豚肉を使用し、子どもたちが苦手とする野菜を中心に豚肉との相乗効果を学び、日々の子どもたちの成長へのアプローチをする機会とするため講師に青森中央短期大学食物栄養学科 特任講師 池田友子さんを迎え、一般社団法人 青森県養豚協会さん協力のもと調理実習を行いました。
 
 
 実習に入る前に子どもの野菜嫌いの克服についての講義が行われ、固いものは細かく刻んでスープに入れたり、ハンバーグに入れたりすると良い。特にスープは食材が柔らかくなるので、子どもも食べやすい。また、自分で作ったものは比較的食べようとするので、今回の春巻きでは子どもと一緒に巻いてみたり、作ってみたりすると良い。
 子どもが嫌いなもの、苦手なものは、実は親が食べられないものだったりする。親が食べないから出さないので食べる機会も減っていく。親も嫌いなものを食べる機会を増やすことが大事ともお話されました。
 実習では池田さんが調理しながら手順を教えてくださり、各グループ和気あいあいと協力しながら作業をし調理を進めました。
<メニュー>
①春巻:ひき肉と野菜を合わせ、包んであげて、パリッと食べやすく
②彩おこわ:野菜の彩と肉にうま味を生かした簡単にできる「蒸しおこわ」
③豚肉と野菜くず汁:細く切った野菜と豚肉からのうま味倍増、卵でとじたとろとろ汁
 
 
参加者アンケート(一部抜粋)
☆たくさんの野菜を使って、子どもが食べてくれそうなお料理が作れてよかったです。
☆いつもは作らない料理でしたが、思ったより簡単にできたので、家でも作ってみたいです。
☆いろんな食材を使っていることに感心しました。味見しました、おいしかったです。味、大事ですよね。色味もよくみて楽しめます。今回参加できて嬉しいです。 
 
 講座へのご参加、アンケートのご記入ありがとうございました。
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ネットでの危険や損害を知る~予想されるトラブルを回避するには~

2024-03-18 10:52:07 | きらきら塾
2023-10月27日、きらきら塾では、自分専用のインターネット接続機器を持つ子どもが増える中、インターネット利用に潜む危険と子どもをネットトラブルから守る対策について知るため、青森県環境生活部青少年・男女共同参画課の松本迪子さんを講師に迎え、講座を開催しました。
                                 
                           
 
■子どものインターネット利用情報を知ろう
 内閣府の調査では、低年齢層(0~9歳)で75%、青少年(10~17歳)で98.5%の子どもがインターネットを利用しており、さらに青少年が自分専用の接続機器を持つ割合は、89.5%です。「インターネットで知り合った人とメッセージ等のやりとりをしたことがある」の問いに、17.6%があると答えており、思わぬトラブルに巻き込まれる青少年が増えている一つの要因と考えられます。
 
■インターネットトラブルの対策
①ネットで知り合った人には絶対に合わない!
 「未成年者略取誘拐事件」に発展するケースが発生しています。ネット上の知り合いとの交流は、オープンチャットで行い、指定した相手やグループ内のみが閲覧できるDM(ダイレクトメッセージ)でのやりとりはしないようにしましょう。
②画像は送らない!
 一度ネットに流出した画像は「デジタルタトゥ」といって、完全には消去できません。自画撮りはもちろん、家族や友達の写真も他人に送ったり、SNSに投稿したりしないようにしましょう。
③不適切なコンテンツをブロック!
 未就学の子どもでも、自由にスマホやタブレットを使いこなすようになっています。有害となる動画などに簡単にアクセスできないように、子どもの専用機器はもちろん、大人の機器でも、子どもに貸すときには、フィルタリングの設定をしましょう。(フィルタリングとは、違法・有害なウェブサイトへのアクセスを制限し、安心してインターネットを利用することをサポートする機能)
④誹謗中傷の投稿はしない!
 子どもが、被害者・加害者にならないよう、家庭でSNSのルールを話し合い、適切な使い方を決め、投稿してもよい内容を共有しましょう。
 
■ルールを作ろう
 一度立ち止まって考える癖を身につけることや、家庭のルール作りが重要な対策です。子どもが安全にインターネトをつかいこなしていくために、子どもとよく話し合いながら、親がサポートをすることが大事です。
 
「インターネットは使い方ひとつで有用なものにもなります。子どもの興味関心を深めるきっかけになるツールとして安全に正しく利用するために、親子のコミュニケーションを大切にして欲しいです。」という松本さんの言葉が印象的でした。
 
参加者アンケート(一部抜粋)
☆ネットの危険について知ることが大事だと思いました。子どもだけでなく大人も勉強しなくては、、、、。
☆今の子どもたちのインターネット事情がわかって今後の参考になった。
 
 講座へのご参加、アンケートのご記入ありがとうございました。
                        
 
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