青森市子育てサポートセンター

「子育てをしている保護者のみなさんのお役にたちたい!」という熱い思いで、活動に取り組んでいます。

令和元年度 第5回 うとう塾 悩んでいるのはひとりじゃないよ!~わたしの体験談~

2020-01-29 14:10:52 | うとう塾

令和元年度第5回目うとう塾は9/6(金)

『悩んでいるのはひとりじゃないよ! ~わたしの体験談~』をテーマに青森市自閉症協会青森地区ペアレントメンター  蝦名佐慰子さん・青森市子育てサポートセンタースタッフ 寺山裕子を講師にお迎えして、お二人の体験談を聞いて子育てのヒントを得る機会とし、また、参加者同士が情報交換することで仲間作りのきっかけの場となる機会となるようお話を伺いました。

青森市自閉症協会青森地区ペアレントメンター 蝦名佐慰子さん

  蝦名さんの息子さんは、特別支援学校の高校3年生(知的障がい)です。小学校は支援学級、中学校は特別支援学校を卒業しました。高校卒業後は、グループホームを利用し自立した生活を考えており、公共機関(バス)の利用方法や家での手伝い(テーブル拭き)等を教えています。周りの方々から、配慮を頂けると思い「ヘルプマーク」をつけて外出しています。蛯名さん自身も、支援機関やママ友に話を聞いてもらう事でたくさん助けられた経験から「どうか一人で悩まないでほしい」いうメッセージを頂きました。

 

青森市子育てサポートセンタースタッフ    寺山裕子

↑ホワイトボードの絵はお子さんが大好きで描いている作品です

 寺山さんの息子さんは、特別支援学校の小学2年生(知的障がい)です。自閉症スペクトラムの診断(3歳)がつくまでは悩みや葛藤があり、その後は行政や支援機関へ相談し、福祉サービスを利用する事でママ友の繋がりができ助けられたそうです。親が出来る事は「見守る・工夫する・褒める」です。皆さんに伝えたい事は「ねばならぬ!を止めること。私は『そうきたか』の魔法の言葉をつぶやきます。あなた(ママ達)は頑張っていますよ。失敗しても大丈夫!なんでもチャレンジしてみましょう」と、話してくださいました。そして最後に、息子さんが大好きで描いた絵の紹介がありました。

 

 悩みながらも頑張ってきたお二人だからこそ、その言葉は心強く伝わり「どうか一人で悩まないで!誰かに相談することで・誰かの話を聞くことで、次のヒントに繋がる」を実感するお話でした。 貴重な体験談のお話ありがとうございました

 お話をお聞きした後、一つの輪になって蝦名さん・寺山さんを交え、参加者同士の「困った!どうしたらいいのかな?」等の話し合う時間を設けました。

 

 

参加者の皆さまからの感想(アンケートから抜粋)

・何か一つでも集中して続けられることを見つけてあげたいです。

・小さい頃からの積み重ねが大切だと、経験者の先生からお話を聞けて、心に強く残りました。

・悩みを聞いたり、相談できる所が良いと思います。

 

令和元年うとう塾はこれにより全5回終了いたしました。

たくさんの皆さんのご参加どうもありがとうございました

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令和元年度 第4回 きらきら塾 子育てママ・パパのための「お金」の話 楽しく体験癒やしのレイキヒーリング

2020-01-29 13:53:10 | きらきら塾

令和元年度第4回目きらきら塾は8/30(金)

『子育てママ・パパのための「お金」の話 楽しく体験 癒やしのレイキヒーリング』をテーマに

財務省 東北財務局 青森財務事務所

 総務課長 関正人さんを講師にお迎えして、子どもが成人するまでのお金に関する知識を得てライフプランを考える機会としました。

後半は、現代レイキマスター 鈴木純子さんの自然の力を利用したレイキヒーリングのお話を伺い、参加者で体験してみました。

 

参加者の皆さまからの感想(アンケートから抜粋)

<子育てパパ・ママのための「お金」の話>

今回のお金の話は小学校でもぜひ、やってほしいと思う。今回のように小さい子供がいる時と小学生になってから、聞くのは違うと思う。

将来かかるお金について具体的に知ることができた。

住宅資金については、まさに今が住宅購入するところだったので、興味深かったです。

必要なお金の資金等を知ることが出来てよかった。今から少しずつ貯めていきます。

<レイキヒーリング>

エネルギーがピリピリと手に伝わるのがわかって、驚いた。

レイキは、なんだか不思議な空間でした。

 

アンケートへのご協力ありがとうございました

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令和元年度 第4回 うとう塾 思春期はやってくる!~あわてない、あわてない性教育~

2020-01-29 11:19:34 | うとう塾

令和元年度第4回目うとう塾は8/27(火)

『思春期はやってくる! ~あわてない、あわてない性教育~』をテーマに青森中央短期大学幼児保育学科准教授 松浦淳さんを講師にお迎えし、身体の成長に合わせて心身の変化が現れる時、親はどんなことに気をつけたらいいのかを先生のお話を聞き、困っている事や悩んでいる事をシェアする機会となれるようお話を伺いました。

 

今回は、子どもの年齢・性別・支援者のグループに分けて、グループトークを中心とした講座でした。同年代の子どもを持っているからこその悩みや情報をお互いに共有でき、松浦先生も積極的にグループトークに参加してくださり安心して話し合うことができたようでした。

松浦先生の講話からは、思春期の「困る」という経験がその後の生き方に影響していくことや、親との関わりだけではなく地域の支援者・理解者と出会うことの大切さがありました。また「思春期とは、青年期になった時期の第二次性徴の現れとともに、自分の体や心の変化に戸惑い困惑し、他者と比較し葛藤しながら、自分の「軸」を見つける時期です。大人(親)は、つかず離れず見守って欲しい」そして「性教育をきちんと伝えるには同性から教わるのが良く、父親を巻き込んで話をしてもらうことや、分かりやすい本をそっと渡して正しい知識を伝えることが大事」とのアドバイスを頂きました。

先生からの紹介された書籍にも強い関心が向けられ、参加者からはたくさんの反響がありました。

 

参加者の皆さまからの感想(アンケートから抜粋)

困る事は悪い事ではないという事を知り、親として安心しました。

エラーを通して何を学ぶか発見出来る。関わりを増やして乗り越えた体験をすると困った時に安心できる。

自分のマニュアルを作っていく事が大事だということを知ることが出来ました。

家庭・教師以外のサポートも制度を利用しながらという事に改めて支援してくれる事業所の重要さも感じました。相談してみたいと思います。

子育てへの男性参加がこれからの課題だと感じました。

性教育。・性教育のあり方。・性教育の方針。ポイントが分かり良かった。ぜひ試してみたい。

先生の経験を踏まえての性教育のお話だったので楽しく聞けました。

グループトークが他の人の話を聞けて勉強になりました。みんなの前での発表がないので安心して話しが出来ました。

 

アンケートへのご協力、ありがとうございました

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令和元年度 第3回 きらきら塾 アンガーマネジメント~イライラを減らそう~

2020-01-21 10:55:55 | きらきら塾

令和元年度第3回目きらきら塾は7/11(木)

『アンガーマネジメント~イライラを減らそう~』

をテーマに

ファシリテーター 中野 正樹さん

を講師にお迎えして、

子どもを叱る・怒る時に自分の中にある感情を見つめ

自分の怒りのコントロールについて考え学ぶ機会となれるようお話を伺いました。

 

中野さんからは、

子どもに対してイライラして過剰に怒ってしまったり

叱りすぎてしまって自己嫌悪してしまうことありますよね。

という問いかけから始まりました。

 

アンガーマネジメントとは、

とにかく怒らないということではく

怒りという感情と上手に付き合うための

心理教育・心理トレーニングです。

怒る必要がある場合には

きちんと叱ることができ、

怒る必要がないときには

怒らず冷静に対処ができるように

自分の怒りの感情をコントロールできるようになろう

というものです。

 

怒りという感情自体はもともと人間がもっている本能です。

ですからこの怒り自体をなくすことはできません。

中野さんも、怒りは子どもに真剣にかかわっている証拠、

子どものことが大切な証拠、とお話してくださいました。

 

その上で、怒りの発生メカニズムや怒りの理由、

コントロールできることなのかどうかの考え方などを聞きました。

 

講座中はいくつかのワークを交えながら

・怒りを覚えたら、6秒数えて怒りの感情が落ち着くのを待つ

・怒りは第二次感情であり、(怒りがおこる前にある、本当の気持ちの)第一次感情を考えて伝える。

(第一次感情:不安・悲しい・苦しい・疲れたなどのネガティブ感情や心配など親として子どもを思う気持ち)

・自分の中の「こうあるべき」と、現実のギャップが怒りに変わる⇒誰かがあなたを怒らせるのではなく、

    自分の中の「こうあるべき」という考えが怒りを生む

・他人はコントロールできない。コントロールできるのは自分の「べき」⇒他人と過去は変えられない、

 変えられるのは未来と自分自身

・ほめ方しかり方としてリフレーミング(前向きな見方、考え方、とらえ方)を活用

   といったことを教えて頂きました。

 

参加者の皆さんも一緒にワークをしながら

自分の怒りの感情に向き合ったり

自分と他人の「べき」の違いを実際に感じてみたり

和やかにそして熱心に聞き入っていました。

 

受講して「怒りはどうしても出てきてしまうもの。

感情に振り回されず後悔しない伝え方が

できるようになりたい。」と考えました。

中野さんどうもありがとうございました。

 

 

 

参加者の皆さまからの感想(アンケートから抜粋)

他人を変えることはできない、自分と未来は変えられる。

 過去の意味あいも変わると言葉が心にしみた。

 自分はこう思っているのかを伝えていきたいと思いました。

子供を毎日しかっている状態で今日の講義をきいて色々考えさせられ自分をまず変えようと思いました。

こうある「べき」が怒りに変わるのは、とても納得できました。

本で読んだ時よりも、身に入った感じがする。

アンガーマネジメントは、怒らないようにすることだと思っていたので、上手く起こる、必要な時だけ、というのが発見でした。

 後悔しない、上手な怒り方が大切であること。

自己肯定感がしっかりしていると、その後つまずいても乗りこえられる。

 相手を傷つけてまでどうにかしないといけないことか→怒る必要のないことに怒っても仕方ない。

怒りは相手へのリクエストだと思えば良いというのが、すんなり納得できました。

6秒間のアドレナリン。怒りのノートを書く。

仲間で場をもうけるのが大事。反抗期はあってあたりまえの言葉で安心した。

ダイエットと同じで毎日の継続、練習がこれからの自分の怒りを変えると周りも変えられる。楽しい話しでした。

語りが面白くて楽しかったです。

 

アンケートへのご協力ありがとうございました

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