2025年度ファミリー講座のお知らせです。
ご参加をお待ちしています。
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親子の関わり方について学ぶペアレント・トレーニングは、保護者が発達障がいの子どもの行動に焦点を当て、特徴を理解し、行動を整理して、それぞれの行動に適した対応を学びます。各回の講座では、知識を学び体験を通して実践できるように土曜日の午前中に5回開講しました。
講師には、相談支援事業所あおば:管理者兼相談支援専門員の工藤摩世さんと就労サポートセンターはくちょう:副主任支援員の外崎葵さんのお二人にお願いし、今期は5名の参加者で和やかな雰囲気で終了しました。
【参加者からのコメント】
・25%で褒める。好ましくない行動をスルーする。皆さんの対応が、とても勉強になった
・褒めることの大切さ。子どもに向き合う事の大切さなど、当たり前のことが出来ていなかったことに気づけたので、本当に良かったです。
・自分と同じように悩んでいらっしゃる方がいて、何と言うか… ホッとしました。
・指示を出す⇒好ましい行動が見られたら「褒める」を心掛けたいです。
・学べる場があればもっと参加したいです!
・子どもの発達の問題。サポートなど
食育インストラクター・奥村美穂さんを講師に、忙しい子育て中の家庭のために、簡単!速い!うまい!上に、栄養もたっぷり摂れる時短料理を学びました。そして、今年も(一社)気青森県養豚協会さんの協賛を頂き、子どもに食べさせたい豚肉料理を知り、毎日の食事に活かせるように企画しました。
講師からは食育の面で、豚肉と相性の良い色々な種類の野菜との組み合わせで得られる栄養についてと肉の保存方法を学ぶことができました。
また、養豚協会から青森県の養豚業についのお話は、社会科の知識も学ぶことができたのも良かったです。
今回も、楽しむだけでの調理実習ではなく、講義があることでより知識の定着が図られました。
【講義の内容】
*肉の保存方法について
・傷みやすい肉の種類は、鶏肉→豚肉→牛肉の順。牛肉は外側から、豚肉は内側から傷むと言われる。
・ドリップは血ではなく、うまみ成分やたんぱく質などが温度差によって出てきたもの。
神経質になる必要はないが、臭みが出てしまうので、拭き取って使う。
・肉が新鮮なうちに冷凍するのが長くもつコツ。
使う時には電子レンジで半解凍するか、3時間前から冷蔵庫で解凍すると良い。
解凍プレートというものもある。よりドリップを減らす解凍方法が望ましい。
・あらかじめ下味を付けて冷凍することも流行している。
塩、こしょう、片栗粉をまぶし、麺や野菜も一緒にジップロックに入れて冷凍しておけば、使う時はそのままフライパンに入れて調理できる。濃い味の調味料を入れておくことで、賞味期限を延ばすこともでき、理にかなっている。
酒、おろししょうが、はちみつ、ヨーグルトや牛乳をつけ込んでおけば肉も柔らかくなり、いいこと尽くし。
*豚肉と相性の良い野菜
・ピーマンはビタミンが豊富。疲れを取る効果がある酢を合わせた「酢豚」は最強レシピ。
・玉ねぎと合わせると、体からビタミンが抜けていかない。
「バラ焼き」は暑い夏をしのぐのに良い。
新たまねぎのオニオンスライスと合わせた「豚しゃぶ」も良い。
・お肉を食べ過ぎると、疲れの元となるヒルビン酸が増加してしまうが、それを抑えるのが
クエン酸。トマトと合わせれば、いくつ食べても大丈夫。
・高血圧予防には、しめじ、ワカメ、こんにゃく、ひじきなど
・疲労回復と体力増強には玉ねぎ、ニラ、ネギ、にんにくなど。
・美白にはヨーグルトやごま。
・老化防止にはカボチャ、サツマイモ、落花生など。
・逆に相性が悪いのは、キュウリや冷たいそば。体が冷えてしまうので注意が必要。
【参加者からのコメント】
・お肉が柔らかく、おいしかった。
・保存方法が詳しく知れて良かった。
・楽しかった。また参加したい。
・どれも簡単に作れたので、家でも作れそう。
・簡単にできるものでびっくりした。これなら家でもできそう。
・どれもメインになる豚肉料理で、みんなが喜びそう。今日のレシピとてもいい。
保護者が障がいを認知すると同時に考えるのは先々のことです。そこで、相談支援事業所『七輝』の管理者:大垣 大さんを講師に、教育・福祉面ではどんなサポートを受けられるのかを紹介していただき、今後必要な支援・環境の見通しを立てるきっかけになることを目指して企画しました。
講座では以下の紹介がありました。
・相談支援事業所は、障がいがあるひとの相談を専門的に受け付けている機関で、3つの役割がある。①相談 内容に対する情報提供を行う ②必要な障害福祉サービス等の利用につなげる ③権利擁護のための必要な援助を行う。
・障がいがある子どもは、障害児相談支援給付サービスを受けることが出来る。保育サービスを利用するにあたっての相談と申請・支援計画案の作成・事業者との契約などは、相談支援事業所を通して行う。
・児童が利用できる福祉サービスは、①児童発達支援 ②放課後等デイサービス ③医療型児童発達支援 ④居宅訪問型児童発達支援 ⑤保育所等訪問支援がある。
・児童発達支援/放課後等デイサービスの療育の種類は、①集団療育 ②個別療育 ③小集団療育がある。
事例では以下の紹介がありました。
・自分の特性と上手に付き合っていくことで二次障がいを防ぐ。
・障がいがあっても、地域と関わりながら自立した生活は営むことができる。進学や就職もできる。
・悩み事は、相談することが大事。
・できないと決めつけず、社会資源を探したり、一緒に創っていく仲間とつながる。
・自分で決められないと決めつけない。自己決定支援も、支援の一つ。
以上のお話を、丁寧に紹介してくださいました。
【参加者からのコメント】
・一人だけや家庭内だけで悩まず、社会に頼って繋がっていくことが、とても大事。
・事例を通して、適切な支援を行えると、将来の自立した生活につながると実感した。
令和6年1月の能登半島地震発生時から避難所へのボランティア活動を実施してきた経験から、子育て家庭の防災・防炎を考える機会として(一社)男女共同参画地域みらいねっと 代表理事・防炎士の小山内世喜子さんをお迎えして開講しました。
日本は「我慢の避難所」の現状が有り、災害関連死に繋がっていることを知り、対策としては、避難所での生活をいかに日常生活に近づけられるかがポイントとのことです。
また、ジェンダー平等のもとの防災を大切にするために、女性の防災リーダーを育成することが必要だと分かりました。具体的には、リーダーは男性、炊き出しなどのケア役割は女性という、特定の役割が片方の性別に偏ることがないようし、固定的な性別役割分担意識をなくすことが大事とのことです。
実際に、男女の性差により災害時の被害拡大にも繋がっており、生理・婦人科系の疾患などについて、平時からの性教育により、男女ともに災害時に女性が抱える悩みについて知っておくことも大事とのことでした。
家庭でできる非常持ち出し袋には、「自分にとってこれがあると安心できる」と思うものが入っていると良いそうで、そのためゲームや音楽プレーヤー(イヤホン)など親から見ると必要ではないと感じるものも、子どもにとって日常生活を送るうえで必要なものを入れておくのも安心材料の1つとなるとのことでした。
小山内さんは最後に「災害時はとくに、お互いが寄り添い・助け合うことで命を救うことになります。一人でできることには限界があるので、日常からの繋がりネットワークが大切で、行政の力・民間の力の互いの強みを活かし、尊重し合い、対等な立場で連携しあうことが大切」と話されました。
講義後には、普段の生活では経験できない簡易トイレや段ボールベットを作る体験をしました。
【参加者からのコメント】
・ジェンダーの不平等(性差での役割、男性リーダーだと女性としての困りごとを相談しづらいなどが分かった。
・段ボールベッドと簡易トイレの実践が良かった。
・避難所で、状況によっては子どもを親から離す場合があることを知り、驚いた。
・具体的な体験が伴っているので、説得力があり、とても勉強になった。
・災害が起きてからの困りごとを解決するために、子どもの頃からの性教育やジェンダーの課題など、幅広いことにつながるのだと改めて思いました。お互いが尊重し合うことが大切だと思いました。
・子どもを守るためにも、災害時の事前準備はもちろん、性教育もしていきたいと思った。
・避難所を運営している側も被災者であることを意識し、互いに労う気持ちが大切だと感じた。
・日中、避難所で母親と子どもだけでいることも多い。すると母親の気持ちが滅入ってしまうこともあるので、少し子どもと離れる時間を作ってあげることも必要なことを知った。
・避難所でもなるべく日常に近い生活を送ることで、安心につながることを知った。
・青森市内の中学校は指定避難所になっていないことを知り、とても驚いた。
など、多くの感想を頂きました。