青森市子育てサポートセンター

「子育てをしている保護者のみなさんのお役にたちたい!」という熱い思いで、活動に取り組んでいます。

H27.9.8 うとう塾第4回目「中学校通級指導教室がスタート~中学校生活をサポートします~」

2016-02-25 08:25:53 | うとう塾

H27年度4回目のうとう塾講座は

「中学校通級指導教室がスタート~中学校生活をサポートします~」

青森市立浪内中学校 教諭 西岡澄代先生をお招きし、「中学校通級指導教室」について学ぶ機会となりました。

 

平成26年4月から小学校の「通級指導教室(まなびの教室)」が始まり、平成27年4月からは中学校の「LD・ADHD通級指導教室(サポートルーム)」浪内中学校浦町中学校に設置されました。

通常の学級に在籍し比較的軽度の障がいがあり、青森市就学指導委員会の判断から”通級による指導”が必要とされた場合、市内の中学校から週に数時間「通級指導教室」に通います。

この教室には2つの役割があります。

「自立活動」としてコミュニケーションのとり方や、身体の動きを指導すること。

「各教科の補充学習」を通して、勉強は楽しいと感じられるように苦手なところを支援すること。

 

生徒にはそれぞれ、学び方・分かり方・覚え方・見え方などに違いがあります。

そのため、一人ひとりの特性に合ったスタイルで学習を行えるように、パソコンなども使用します。

また、指導の中では

・SST(ソーシャルスキルトレーニング)

・ストレスマネジメント(ストレスをうまくコントロールする力)

・セルフエスティーム(自尊心や自己肯定感を持つこと)なども取り入れています。

このようにして教室では、自分が抱える課題を直すのではなく、「こういう自分になりたい」という生徒本人の意思を確認しながら、自己肯定感を持たせることを大切にしているということでした。

通級指導教室を利用することを心配される親御さんもいると思います。

中学校は、集団活動を通して色々な経験ができる貴重な場。

中学校で経験する様々な場面について、お子さん一人ひとりが、自分に合った対処法を学ぶことが大切です。

そして、子どもの特性に適した学習環境や居場所を最優先に考えてあげることが、親として大事な役目ではないかと思いました。

 

 

**進路等でお悩みの際は**

青森市教育委員会就学指導室

(代表)743-4900                

にご相談ください。


H27.7.21 うとう塾第3回目「おしえて!おしえて!~親子の関わり方のヒントをみつけよう~」

2016-02-22 09:39:23 | うとう塾

H27年度3回目のうとう塾講座は

「おしえて!おしえて!~親子の関わり方のヒントをみつけよう~」

ライフサポートあおば 相談支援専門員 工藤摩世さん

青森県発達障害者支援センター「ステップ」支援員 小野信子さん

お二人を講師に招きし、親子の日常生活が、スムーズに過ごせるための対応の仕方を学ぶ機会となりました。

 

 

 

 

今回の講座では、ペアレントトレーニングを通して親子の上手な関わり方を学び、日常生活をスムーズに過ごせるような親の対応を勉強し、とくに好ましい子どもの行動を見つけ、寄り添いほめる練習をしました

 

ペアレントトレーニングとは、子どもの行動に焦点を当て、子どもの行動を変えるのではなく、親の視点や対応を変えて、日常生活をスムーズに過ごすことを目的に作られた親支援プログラムです

 

 

参加者の方から具体的な子どもの好ましい行動をあげてもらい、資料やロールプレイ体験からどう接すればもっと子どもがやる気が出るほめ方になるかを考え、積極的に意見を交わしながら実践することでの『気づき』を体験をする機会となりました

 

 

 

 

 

私たちスタッフは、11月から4回にわたりペアレントトレーニングファシリテーター養成講座を受講しました。

実際に体験することで、子どもの行動に焦点をあてることで客観的にみることが出来、親の一方的な思いや願いが込められていることに気づきました。

そしてがペアレントトレーニングで、子どもの見方や関わり方を学ぶことは、子どもと親との関係が悪循環にならず、子どもの自己肯定感を育てる関わり方だと実感しました。

来期(28年度)は、ペアレントトレーニング講座を計画中です

ぜひ、私たちと一緒に学んでみませんか

 

 


H27.6.23 うとう塾第2回目「あれ?と感じたらどうしたらいいの?~どこに相談し、どんなサポートがあるの」

2016-02-18 15:07:49 | うとう塾

H27年度2回目のうとう塾講座は

「あれ?と感じたらどうしたらいいの?~どこに相談し、どんなサポートがあるの」

青森市障がい者支援課 淋代充子さん・奥崎彩華さん

青森市健康づくり推進課 水沼幾代さん

3名の講師をお招きし、発達に心配のある子どもに対して、具体的なサポートやシステムを知る機会となりました。

 

 

 

お子さんの発達や行動(落ち着きがない、コミュニケーションがとりづらい、言葉が遅れている、友達と遊べない等)に心配事はありませんか?

乳幼児健診などで、保健師さんが気を付けているポイントや、発育に遅れのある子供へのケアを電話や訪問で行っていることを知りました。

青森市の障がい者支援課や元気プラザ(健康づくり推進課)では、親の相談を聞いて、子供の様子を観察し、発達に心配のある子へは支援施設の紹介や、受けられるサービスや手帳など、どのようなことが必要かを一緒に考えてくれます。

まずは、親(保護者)が発達障がいについて理解を持つこと、そして子どもに合った支援が必要だということを学びました。

 

 H28年度4月からのうとう塾の講座も、現在サポーターが計画中です。

決まり次第、ブログでも発信いたしますので、チェックとご参加をどうぞよろしくお願いしますね。