2022年度 第5回きらきら塾 8/25(木)
講師に「あおもりIT活用サポートセンター 風晴 翔太さん」をお招きして、今の子どもたちのネット環境を知り、安全に利用するために親が出来ることを学び考える機会になるようなお話をしていただきました。
幼少期からスマホ・インターネットに触れている子どもたち。楽しく便利な反面、トラブルも起きています。
小学生のインターネット利用率(令和3年度内閣府実態調査)は、6~9歳が89.1%・10歳以上が96%で、ゲーム機では「ゲームをする」「動画を見る」が多く、学校から配られるタブレットGIGA端末では「勉強をする」「検索をする」と割り切って使用しているようです。
日常に潜むインターネットの危険として、
①ゲーム依存②コンテンツ依存③つながり依存があり、ゲーム障害は2019年WHO世界保健機関で病気と認定されました。②のコンテンツ依存は、目的もなく動画や漫画など毎日長時間見続け、自ら発信が可能なために「コメント」「いいね」「フォロワー」「再生数」などが気になり依存に陥る要因となっています。 ③のつながり依存は、LINEでの友達関係の悪化を恐れてネットを続け、常につながっていないと不安になりやめられないという事例紹介がありました。
LINEは、文字情報だけのため受信者に誤解を与えやすく、誤理解・既読スルーや誹謗中傷などでトラブルになっています。ゲームでは、アプリ内での高額課金や詐欺メールへの返信・SNSで個人情報流出などが挙げられました。
また、保護者がデジタル機器でアクセスできる範囲を年齢や発達段階に応じて制限するペアレンタルコントロールと有害なウエイブサイトへのアクセス制限をするフィルタリングの紹介が有りました。
最後に保護者の対策として、「家庭内でのルール作りが必要で、誰のために何のためのルールを作るのかを一緒に考えます。ルールは必ず白黒が判断でき、トラブルがすぐ判断できるように保護者のデバイスを使用させます。ルールを可視化し、見える場所に貼り、守れなかった際は、うまく付き合っていく方法を再度話し合う機会を設けます。何より、日ごろから子どもとの信頼関係を作ることが大事です。」とアドバイスを頂きました。
参加者アンケート
子どもが依存しないようにするには、先ず親が様々なトラブルや対応について知らなければいけないと思いました。
保護者の対応についてなど、とても参考になりました。
子どもは、ゲームや動画を見ていることが多いので、フィルタリングやルールをもう一度話し合ってみます。
講座へのご参加、アンケートのご記入ありがとうございました
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