サンタの写真日記

田舎の広告写真屋、サンタの写真日記。

田植え 準備編その1

2007年05月16日 21時40分04秒 | 青年会議所
5/13、田んぼに行った。

児玉理事長の田んぼを借りて、十日町青年会議所創立50周年式典の記念品「魚沼コシヒカリ特栽米」を作る。

田植え2日前のこの日は、田んぼをトラクターで耕して田植えができる状態に仕上げる作業。
子供を二人連れて行ったら、児玉さんがトラクターに乗せてくれた。

子供は大喜び。

いい体験をさせてもらった。

児玉さんは理事長の親父さんでワタシの叔父さんでもある。
つまりウチのオヤジと兄弟で顔も仕草も似ている。
ウチのオヤジの方がちょっとマイルドかな。

明日は六角形の木枠を転がして田んぼに手植えの印を付ける。
田植えの本番は十日町JC創立記念日の15日。

田植えなんて何年ぶりだろう。

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「妻有窯」訪問

2007年05月04日 09時21分27秒 | 青年会議所
4月某日、吉田明先生の妻有窯を訪問。

十日町青年会議所50周年式典の記念品で「妻有焼」のぐい呑みを作ることになった。
今回はその打ち合わせで、小泉委員長と二人で訪問。

久しぶりに伺ったら、工房の香りが違う。

あの香りが無い。

先生がいつも吸っていたインドネシアのタバコ「GARAM(ガラム)」。


↑GARAMのパッケージ。

エキゾチックな深く甘い香りが特徴でわりとヘビーに吸っていた。
とてもいい香りで、先生のトレードマークだったはずなのに…。
あれだけのクセの強いタバコをスパッと止められたんだろうか?
禁煙の看板もあったけど、自分が禁煙なのか、工房内が禁煙なのか?


↑陶芸に使う小道具。整理のしかたもセンスを感じる。


↑乾燥が終わった妻有焼の湯飲み。これから窯へ入る。

せっかく止めたとしたら、タバコの話をすると悪いので、あえて触れずに「妻有焼」の打ち合わせ。
先生は6月に陶芸の研究で海外へ行くそうなので、帰ってきて7月アタマからぐい呑み300個を作ることになった。
海外へ行っても必ず十日町に帰って来てくださいね。


十日町雪まつり「お手前」編

2007年02月25日 07時17分54秒 | 青年会議所
2/18日曜日、雪まつり最終日。

雪上茶室でお点前をする日だ。
13日に智泉寺さんで練習したけど、ほとんど頭に残っていない。

作法も心配だが、なにより長時間の正座が心配。
乗鞍で滑落して右足を骨折して以来、正座が上手くできない。

きもの屋の茂樹に着付けてもらった。着付けながら「太ったべー、合わせがちょっと…」「帯がみじけー」などとブツブツ言っている。
下腹を帯で締めつけられると、身も引き締まり、背筋が伸びて気持ちがいい。


↑茶室の裏、水屋の前でスタンバイ。
左から私、憲太、泰介。
太郎はこの時お手前中。

水屋では、割烹着のお母さんがたと艶やかな着物姿の女性陣、小さな女の子、総勢30人くらいが待機していた。先生の挨拶、激励のあと、11時ちょうどにスタート。


↑水屋の様子。2時間で500杯のお茶をたてる。


↑雨だったので、傘をさして二人一組で一緒に歩く。
きものの女性が大勢出てくるのでカメラマンは喜ぶ。
東屋でお手前してるのは泰介君。

私の出番はじゃんけんの結果4人中4番目。待ち時間が長い。
ひたすら水屋で待つ。
いままで本番当日の水屋を見たことがなかったので、勉強になった。
オモテで見てるとは違い、舞台裏は大忙し。
無線で、お茶やお菓子の数が伝えられると、その数だけお菓子をお盆に用意したり、お茶をたてたりする。
一度に何十杯もたてて、次々に運ぶのかと思っていたけど、違うンだぁ、と感心した。


↑私もお運びに挑戦。
雪の上を下駄できれいに歩くのは難しい。

いよいよ私のお点前。久々に緊張する。
「人のマネをすれば大丈夫」といわれたけど、上座の若い女性はまだ初心者らしく、出るのを拒んだりしてるし、下座の女の子は栄恵先輩の娘さんで保育園か一年生くらい…。
「オイオイ、話が違うゾ」と思いつつ、お点前が始まった。(トップの写真)

飾ってある花の名前や器の産地を教えてもらったり、雑談を交えながらお茶をいただく。

作法はデタラメ、足はビリビリだけど、なぜか贅沢な気持ちになり楽しい。
お茶を点てる作法のひとつひとつが美しい。

足のシビレがピークになる前にお点前終了。
ちょっとヨロけたけど、何とか立てた。

最後に、社中の皆さんと記念写真を撮り、卒業記念のお点前が終わった。


↑着物姿がこれだけ揃うと圧巻だ。

お菓子をひとつ、お茶を一杯いただくのに、30分を費やす。
パクッと食べて、ゴクッと飲めばアッという間に終わることだが、昔の日本人は時間の使い方が贅沢だったんだなぁと感心させられた。
アクセク働かず、もう少し文化的な生活をしたいものだ。

十日町雪まつり「雪上茶室完成」編

2007年02月21日 20時49分42秒 | 青年会議所
2/16、雪まつり初日金曜日の午後6時は、ここ10年ほど毎年「雪上茶室」の完成記念写真を撮っている。
今年で卒業なので、来年のこの日この時に、ここには居ないかも。そう考えると、ちょっと寂しい。

茶室は我がコミュニティーひろばのメインであり、カーニバルに次いでフォトジェニックなシーンが演出されるところ。

茶室のチーフは毎年この瞬間のために夜昼なく家族も仕事も犠牲にして雪と闘っている。
特に今年は暖冬少雪だったので、胃の痛む思いをしただろう。
もっと雪があれば、やりたいこと、できたこともいっぱいあっただろうに。
チーフの三輪君お疲れさま。
決起大会で「左官屋の職人魂を魅せます」と言ってたキミはかっこよかったぞー。


↑(左から)茶室チーフ三輪君、児玉理事長(私といとこ)、
花せん石坂雪まつり委員長で鏡割り。酒はもちろん松乃井だ。

↑雪上茶室の夜景。


↑これは2006年の茶室。
大雪だった昨年はこんなに雪があった。

雪上茶室は30年くらい前から十日町青年会議所が製作。
このまちの象徴である「雪」と「きもの」を同時に表現する発想から生まれた。
土日には琴の生演奏をバックに無料の茶会が催され、1500杯ものお茶が振る舞われる。

青年会議所の卒業生は、東屋の茶室に入り着物姿でお茶をいただくのが恒例となっている。
いわゆる「お点前」というやつだ。

私の出番は日曜日。その様子は「お点前」編にて。

50周年委員会まかない飯「海鮮丼」

2007年02月21日 06時39分10秒 | 青年会議所
時が前後するけど、2/15(木)の作業前にプレハブで食べた夕食。

十日町JCでは伝統?的に雪まつりの作業を始める前にメンバー手作りの夕食をみんなで食べる。
メンバーは全員オトコなので、奥様方からも手伝ってもらったりもするが今年は奥様方の姿が少なく残念だった。

今年は各委員会が日替わりで担当した。
私が副委員長を務める50周年特別委員会は本番前夜の木曜日。

小泉委員長の提案で、サッパリ美味しい海鮮丼を作ることになった。(上写真:携帯電話で撮影)
「創立50周年にちなんで具は5種類にしよう」「買い出しや下ごしらえからみんなでやろう」などと意気込んだが、いざとなると本番直前の木曜日はみんな忙しく、結局毎朝市場へ通っているメンバーのダイニングしみず君にネタを揃えてもらった。

素人なり盛りつけてみたが、まあまあでしょ。
これに、醤油、みりん、わさびを溶いたたれをかけて完成。
具も5種類以上になり、甘エビのお頭入りみそ汁が付いて、かつてない豪華な夕食になった。
ちょっと贅沢すぎたかな。

十日町雪まつり「ほんやら洞」編

2007年02月20日 20時00分44秒 | 青年会議所
2/16金、いよいよ青年会議所生活最後の雪まつりが始まった。
十日町雪まつりは日本海側最大の冬のイベントで、当然地元カメラマンとしてはバシバシ撮影しなければいけないところ。
ところが私は青年会議所メンバーとしてコミュニティーひろば運営に関わっているため、仕事としての撮影があまりできない。スタッフの仕事の合間にちょこっとひろば内を撮影する程度。今年で卒業なので来年からはバッチリ仕事をしよう。

コミュニティーひろばではこのところ数年連続で「ほんやら洞」担当になっている。


FMとおかまちの取材を受けるチーフの朝日堂シゲちゃん

今年は私の地元、仁田熊野社神輿会から地炉を借りてきて、屋根をかけるタイプに挑戦。
囲炉裏のことをこちらでは地炉(じろ)、または地炉端(じろばた)という。
写真の地炉は一辺が1メートルちょっと。深さは40センチくらいで、雪に埋めた。

金曜の夜から恒例の甘酒サービス。
松乃井酒造提供の酒粕の甘酒は、コクがあり、甘すぎず、とても美味しい。
あっという間に予定数終了。

写真では伝わらないけど、ほんやら洞の中はそうとう煙い。
ちなみに方言では「けぶってぇー」。煙いよりももっと煙い「けぶってぇー」だ。
立っていると呼吸が苦しくなるときもあるが、火の燃やし方でずいぶん違うようだ。
炎を絶やすと煙がいっぱい出るので、こまめに薪をくべるのがコツかな。
座って薪をくべつつ、「どちらからですか~?」などと話していると楽しくてやめられない。


以外と若い子たちが、ワイワイいいながら居座っていた。

露店で光るアメを買って喜ぶ女の子。
口に含むと口裂け女みたいに見える。


外から見るとこんなです。

火を見ながら話すと、ついついホンネが出てしまう。たき火の魅力は計り知れない。
遠方からのお客さんで「お金かけて芸能人呼んで派手なイベントしなくても、雪国の暮らしを体験する方が楽しい」という声が結構多い。
中央に頼らず、雪国の素敵な文化に自信と誇りをもっていこうじゃありませんか。
ほんやら洞と地炉端だけでも結構いけるぞ。

雪ノ少ナサニモ負ケズ

2007年02月10日 10時40分28秒 | 青年会議所
記録的な少雪にあえぐ十日町。特に雪まつり関係者は過去にない苦悩を強いられている。

我が十日町青年会議所もコミュニティーひろばを主管していて、少雪と戦う毎日。

積雪は僅か15センチ程度、昨年は3メートルくらいあって捨て場に困る程だったが、おてんとうさまは意地悪だ。

作業初日2、3日は雪踏み。
かんじきを履き、雪をグランドに積もった僅かな雪を踏みしめた。
これ以上融けませんようにと願いながら…。(写真上2/7)


↑運び込まれた雪をならしてグランドの地盤を上げる。(2/7)


↑少ない雪をめぐって、打合せも慎重に。(2/7)


↑ひろばのメイン「雪上茶室」の制作現場。(2/10)

私の担当は、ほんやら洞。何とかカタチになってきた。
今年は安全性を考え、壁を雪で作り、屋根をかけ、シートをかぶせる方法。


↑製作途中のほんやら洞と石坂雪まつり委員長(2/10)


↑単管を組みコンパネで屋根をかけた。

2/10は恒例の中間決起大会。
作業は日中でやめ、夕方からプレハブで大いに飲んだ。


↑気合が入りすぎてJCマークを刈り込んだアンジェロ君(2/10)


↑成功に向かい、決起大会で雄叫びをあげるメンバー(2/10)