サンタの写真日記

田舎の広告写真屋、サンタの写真日記。

十日町雪まつり「ほんやら洞」編

2007年02月20日 20時00分44秒 | 青年会議所
2/16金、いよいよ青年会議所生活最後の雪まつりが始まった。
十日町雪まつりは日本海側最大の冬のイベントで、当然地元カメラマンとしてはバシバシ撮影しなければいけないところ。
ところが私は青年会議所メンバーとしてコミュニティーひろば運営に関わっているため、仕事としての撮影があまりできない。スタッフの仕事の合間にちょこっとひろば内を撮影する程度。今年で卒業なので来年からはバッチリ仕事をしよう。

コミュニティーひろばではこのところ数年連続で「ほんやら洞」担当になっている。


FMとおかまちの取材を受けるチーフの朝日堂シゲちゃん

今年は私の地元、仁田熊野社神輿会から地炉を借りてきて、屋根をかけるタイプに挑戦。
囲炉裏のことをこちらでは地炉(じろ)、または地炉端(じろばた)という。
写真の地炉は一辺が1メートルちょっと。深さは40センチくらいで、雪に埋めた。

金曜の夜から恒例の甘酒サービス。
松乃井酒造提供の酒粕の甘酒は、コクがあり、甘すぎず、とても美味しい。
あっという間に予定数終了。

写真では伝わらないけど、ほんやら洞の中はそうとう煙い。
ちなみに方言では「けぶってぇー」。煙いよりももっと煙い「けぶってぇー」だ。
立っていると呼吸が苦しくなるときもあるが、火の燃やし方でずいぶん違うようだ。
炎を絶やすと煙がいっぱい出るので、こまめに薪をくべるのがコツかな。
座って薪をくべつつ、「どちらからですか~?」などと話していると楽しくてやめられない。


以外と若い子たちが、ワイワイいいながら居座っていた。

露店で光るアメを買って喜ぶ女の子。
口に含むと口裂け女みたいに見える。


外から見るとこんなです。

火を見ながら話すと、ついついホンネが出てしまう。たき火の魅力は計り知れない。
遠方からのお客さんで「お金かけて芸能人呼んで派手なイベントしなくても、雪国の暮らしを体験する方が楽しい」という声が結構多い。
中央に頼らず、雪国の素敵な文化に自信と誇りをもっていこうじゃありませんか。
ほんやら洞と地炉端だけでも結構いけるぞ。

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