どうして？？ギターが増えていくの？？？⑭

マンホン式11弦ギターは、増殖し続けます。


この時に所有していたギターは、10台です
鈴木政吉とか、カポネット等の、実用向きで無いガラクタは、勘定していません。

さすがに、これだけギターを増やし続けると、経済状況？？は悪化する一方で、もうギターを購入する資金がありません。
でも、欲しいギターは、まだまだあります。

オリジナルなマンホン式11弦ギターも、もう1台位欲しいし、誰か現代の製作家にマンホン式11弦ギターを作ってもらうってのもやってみたい。。。


で、購入資金を作るために、このギターを売っちゃいました。

フレタ1世です。

ギターって、買うときは高いけど、売る時は本当に安いんですよねぇ。。。
それでも、腐ってもフレタ1世！！！
それなりの金額になりました。

さっそく黒田義正さんに、マンホン式11弦ギターの製作を、お願いしました。

フレタ１世を売ったお金ですから、まだもう1台安いギターを買う費用が残っています。
さっそく、いつものブエノスアイレスのディーラーに、「オリジナルなマンホン式11弦ギターがあったら、売ってちょーよ！！」ってメール送りました。



こんなギターが、ありました。
マヌエル・ジルの1910年頃のマンホン式11弦ギターです。
なんとなく、ぬべ～～～っとした印象のギターです。



塗り壁？？？？






染色した牛骨チップを使った、凝った装飾が、え～～感じです。



マヌエル・ジルは、製作家では無くディーラーです。
バレンシアの製作家が作ったギターを、ブエノスアイレスでマヌエル・ジルブランドで販売されたギターです。

日本に届いた時は、ちょっと問題ありのギターだったんで、ちょこっと改造しました。




ここで、くえすちょ～～ん！！！
どこが、違っているでしょう？？

修理・改造して、黄泉帰った？？マネエル・ジルは、なかなかエ～～音です。
やはり年月に熟成された音は、独特の魅力があります。



でもマヌエル・ジルもちょっと大きなギターなんで、弾きづらいです。