最初に感じた以上に、弾くのが大変なギターでした、、、、
まったく弾きこなせない。
原因は2つ。
一つ目は発音が普通で無い事。
低音は簡単に発音してくれます。
けれども高音の発音が鈍くてファンブレーシングのギターと比べるとピーク音が小さく感じてしまいます。
音量が無い訳では無いのですが、ファンブレーシングの発音に慣れていると、楽器がまったく鳴っていないと感じてしまいます。
ゆくりとやや小さめのピークに達して、ゆっくりと減衰に向かいます。
減衰が始まると早く響きも小さく感じます。
黒田ex.と真逆の反応のギターです。
その分コントロールは楽なはずなのですが、この普通で無い反応に慣れないためムッチャ弾き辛い。
二つ目は意外な位に音色のコントロールが難しい事。
芯が太くエッジの効いた音の出るギターです。
音質は凄く良いのです。
反面、音色のコントロールが難しい。
単音では太く丸く上品で心地良い音が出ますが、曲を弾いてこの良い音を出すのが難しいのです。
耳障りなチープな音が出てしまいます。
響きが少ないギターなので、音色が駄目だとごまかしがきかない。
弾きこなすのは大変なギターですが、その大変さに見合う魅力もあるギターです。
まだまだ1ヶ月です。
焦らずにじっくりと付き合っていきます。