どうして？？ギターが増えていくの？？？⑨

６台目と７台目です。

アホです。。。

さて、イバニエスを手に入れて思った事です。

庶民的な超中古ギターのイバニエスが、こんなに良いのなら、名器と言われている超中古ギターって、いったいどれだけ素晴らしいんだろう？？？？

トーレス、ハウザー１世、ビセンテ・アリアス、マヌエル・ラミレス、エンリケ・ガルシア、サントスetc...
楽器屋さんが、古名器って呼んでる楽器達です。

でもこれらの古名器って言われてる楽器は、値段が高すぎて、とても手が出ましぇ～～ん！！！

そこで、あんまり名前の知られていない、マヌエル・ラミレス門下の製作家で、ブエノスアイレスに移住したエミリオ・パスカルのギターを探してみました。


見つけました。


ヘッドの彫刻がお見事！！


裏板は、見事な柾目のハカランダ


1938年製のエミリオ・パスカルです。

ブエノスアイレスにありました。
お値段は、、、
現物を見れない個人輸入で購入するには、ちょっと高いです。


とりあえず新大久保のＫ楽器に、エミリオ・パスカルの在庫があったので、試奏させてもらいました。


ムチャクチャ汚いギターです。
ボロボロです。


ヘッドのデザインは、シンプルだけどカッチョえ～～です。


裏もボロで汚いギターですが、やっぱり見事な柾目のハカランダです。


エミリオ・パスカルの1930年です。


弾いてみたら、、
信じられない位美しい響きが、店内にウワ～～ンって広がっていく！！
凄いギターです。
軽いタッチで弾いているのに、ウァ～ンウァ～～～ンって響いている。

ブエノスアイレスにあるパスカルの倍位の値段だったら、こちらを購入しても良いかな？？
な～～んて思って、値段聞いたらなんと！！！！
ブエノスアイレスにある楽器の５倍です。
「今月中に決めてくれれば、▲百万円まで負けるよ」って言われましたが、、、

家に帰って、さっそくブエノスアイレスに、買いますメール送ったら、帰ってきた返事が、、、
「トラブルがあって、パスカルは売る事が出来ない」

う～～～みゅうう。。。
しかたが無いんで、Ｋ楽器でムチャクチャ汚いくせに、ムチャクチャ高いパスカルを買いました。

そーしたら、ブエノスアイレスから
「トラブルは解消した。パスカル売る」
ってメールが届いて、、、

アホな私は、結局パスカルを２台も、買ってしまいましたとさ