Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)

大学教育を中心に不定期に書いています。

vol.319:もうひとつのSannoメルマガ

2009年09月13日 | オープニング
本メールマガジン(Sanno Learning Magazine)は、筆者が個人の興味の趣くままに書きつらねているのですが、産業能率大学には組織として公式なメールマガジンがあります。ややこしくて恐縮なのですが「SANNOメールマガジン」と言います。お申し込みは下記のWebサイトから可能です。
http://www.hj.sanno.ac.jp/common/mailMagazine.html

本学の社会人教育部門(総合研究所)で開催しているセミナーやイベントのお知らせ、新しい教育サービス等の情報発信とともに、企業様における人材育成の事例インタビューも配信しております。

先日、日経MJ(2009年8月24日版4ページ)の「ネットマーケティングIT新事情」という記事に、Be to BeマーケティングにおけるWebでの情報発信の話題が掲載されていました。企業の購買担当相手の場合、個人客と異なり「衝動買い」ということはありえません。そのため、Be to Beマーケティングでは、購買担当者の「成果欲求(○○を購入すれば仕事がうまくいく)」と「安全欲求(○○を購入しても失敗しない)」の双方を満たすことが受注獲得のプロセスで必要不可欠となります。Web上で「顧客事例」を掲載することはそれら2つの欲求を満たすことに有効なのだそうです。この記事では2つのWebサイトの「顧客事例」の事例(?)が掲載されていました。

1つめは「日本許認可センター」という建設業許可の申請を専門に扱っている会社のWebサイトです。
http://www.kensetsu-e.com/
トップページの一番目立つところに「最新!お客様インタビュー」へのリンクが大きく掲げられています。筆者は建築許可に関することを一切知りませんが、それでもなかなかの説得力のあるインタビューです。

もうひとつはIT系大手ベンダーの「トランスコスモス」です。
http://www.trans-cosmos.co.jp/
こちらもTOPページから「導入事例」のボタンをクリックすると、沢山の事例を参照することができます。キレイにまとまり過ぎているため、日本許認可センターのサイトが醸し出す「手作りのリアル感」には欠けるものの、同社Webサイトからの問い合わせの8割はこの顧客事例をみてからなのだそうで、広告効果バツグンと言えるでしょう。

そうそう「SANNOメールマガジン」の事例コーナーを紹介しておきましょう。
http://www.hj.sanno.ac.jp/cgi-bin/WebObjects/107c2074456.woa/wa/read/11c8371fa93/
(長いURLで申し訳ございません。「TOPページ」→「法人のお客様」→「コ
ラム&事例」をクリックしても到達できます)

これらの事例の中で最近大人気なのが、キユーピー株式会社様の「キユーピーのボトムアップによるワークライフバランスの推進 ~職場単位で取り組む『ワークライフサラダ』~」という事例紹介です。

キユーピー株式会社様では、表面的な残業削減施策ではなく、社員がいきいきと働くために何が必要かを検討し、ワークライフバランスの視点から検討チーム「わく☆きらの会」発足しました。また、職場単位での『ワークライらの取組について同社のフサラダ』という、ボトムアップによる独自の取組を推進しています。これらの取組について事本部労務部労務チームの南浩司様にお話を伺っております。

ぜひご一読のほどを!

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