中華そば(ラーメン)の原料は、小麦粉・かんすい・塩などで出来ていますが、その他に糖類が加えられていることがあります。
ラーメンに良く使用されている糖類としては、ソルビトールがあります。捏ね水の一部をソルビトールに置き換えることにより、水分活性値を下げて、日持ちさせるのが主な役割です。加水量(小麦粉に対して水を加える割合)が少ないほど日持ちする傾向にありますが、常温流通の袋麺(ラーメン・蕎麦など)には、ソルビトール・pH調整剤を加え、脱酸素剤を封入しているものがあります。
穀物から出来た一部の糖類では、ひび割れを防ぐ効果が見られます。餃子・春巻の皮などにも使用できます。他の糖類と異なり、柔らかさを持続させる効果もあるようです。
砂糖を麺に使用すると、生地がべとつく傾向があります。最初は生地が柔らかくなりますが、時間が経つにつれて硬くなる傾向があるようですので、食材の種類によっては選択が必要です。
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