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網走関連のラグビー情報をお届けします。
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明日に向かって

2013-10-07 20:06:24 | 日記
このまま走り続ければ…

インカレ第二戦で敗退した、東農大網走ラグビー部。
今季の戦いは終わりましたが、部員の人生が終わったわけじゃあない。
これからの長い長い人生において、学生時代はほんの一瞬。
学生の本業はやはり勉強でしょう。
当協会として最も望むことは、網走でラグビーに関わった若者が、いつかまち(網走に限らず)を支える人間として成長してくれること。
農大ラグビー部員の大学卒業後の活躍に期待しております。

■法政大
15年ほど前の出来事です。
あの時の夏、法政大ラグビー部の元監督・島崎さんが来網されました。
島崎さんは、網走で初めてラグビー合宿をした法政大の当時の監督でした。

島崎さんは監督退任後、久しぶりに網走にやってきました。
そして、法政大ラグビー部の網走合宿打ち上げ会に招かれました。
打ち上げ会に先立ち、元監督との立場であいさつに立った島崎さん。
100人近い部員を前に、最初に切り出した言葉が、ざわめく会場を一瞬にして鎮めました。

「今、この場にいるラグビー部員の中で、将来ラグビーだけで食っていける人は誰もいないでしょう」

島崎さんは開口一番、あのちょっとしわがれた、べらんめぇ調の大きな声で部員たちに語りかけました。
あいさつの続きはこうです。
「だからこそ、ラグビーだけをやっていてはいけない。学生時代にたくさんのことを学んでください。
 ラグビーだけがすべてではありません」

一方、筑波大に一般入試をパスして入学し(しかも一浪)、今やジャパン戦士でもある福岡選手。
医学部をめざしていたらしいが、学生としてラグビーをできる時間を逆算すると、
二浪はできないため現学部に変更したらしい。
この生き方も格好いいです。