アジア夢紀行

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贾平凹の短編小説

2022-06-23 13:25:28 | 多言語多読

贾平凹の短編小説(散文)を読みました。

  1. 我是农民
  2. 我的老师
  3. 我不是个好儿子
  4. 喝酒
  5. 祭父
  6. 在女儿婚礼上的讲话
  7. 朋友
  8. 钓者

全部で8編。5月3日から読み始めて6月10日ぐらいに読み終わっているので1編を5日ぐらいで読んでいるはずです。僕はネットで公開されているものを読みました。

難しくて途中でやめたのは

  1. 人极 
  2. 王蓬论 

の2編でした。特に人极は文語文で書かれていて先生も僕に説明するのが難しいのか『これはSamさんには無理です。』と言って中断してしまいました。

原文はこんな感じで始まります。

『商州有俗:朋友之交,亦称亲家;亲到极处,若妻室各有身孕,又分别生产一男一女的,长大便作夫妇。此俗陈陋,却有野味,虽缺乏时代精神,但山地的经验是,长大恋爱的不一定百年会偕好,自小指腹成婚的,却未必终生无幸无福。

  商南光子,姓张,二十年前指腹在洛南,洛南拉毛出生偏也是男儿,两厢生世不能完婚,却信缘法,从此认作兄弟,往来年长日久。后,父辈亡故,两人愈加依靠,学得劁猪骟驴手艺,在乡里串游谋生。“文革”二年,社会混沌,光子到拉毛家住下,两人结伴行走,身影从不分离。又一年,搞清查运动,闹哄哄挖出一宗大案,日“卫刘总队”。刘,刘少奇。保卫刘少奇,违天下之大韪也。故涉及面甚广,先后上百余人被镇压,被投狱,被管制。光子心寒,思想逃脱是非之地回商南去,拉毛说:“先人讲,盛世宜方,乱世宜圆,你黑红组织未参加,只靠手艺巧要饭,咱怕了怎的?过了今夏,到冬里再作回去打算吧。”光子又住过一月。此日天气突然转凉,传说洛河上游下了大雨,两人一早从南山劁猪返回,买了一壶酒在炕上坐喝。隐约听得有阵阵闷响,以为打雷,却见母猪并未在屋里叼草进窝。』

 

簡潔な文章で意味はだいたい分かるが、これを日本語に翻訳すると説明調の長ったらしい文章になると思う。まるで漢文のような趣のある文章で、これが老師のいう『文語文』かどうかは分からない。

たとえこれを僕が日本語に翻訳しながら読解していっても、その日本語が正しいかどうかを老師が判断できるかどうか分からない。老師はN1に合格しているけれど、僕の日本語のその訳文が正確であるかどうかを判断できるほど能力は高くないと思う。(失礼!)

中国語の反語表現を日本語の反語表現で翻訳すると彼女はとても嫌がる。たぶん日本語の反語表現になれていないのだと思う。『ストレートに、意味ベースで訳してくれ』という若い先生ですので。

 

 

今は余华の中編小説を読んでいます。また近いうちに報告します。

 

 

 

 

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